株式会社JINGS、株式会社大信住建の設計図面の解析/積算の業務効率化を実施

設計図面の解析やAIを活用したプロセス改善に関するコンサルティングを通じて、積算業務の効率化と精度向上を支援します。



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/138636/7/138636-7-27417c691dbc06c5a994b9af8cd22813-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


プロジェクト背景
建設業界では、積算業務において長年にわたり熟練担当者の経験や勘に依存する状況が続いており、業務の標準化や効率化が進まないという課題が顕在化していました。
本プロジェクトでは、以下の課題を特定し、解決に向けた取り組みを実施しました。
弊社にとって、暗黙知のデータ化を建築業界に導入することは、自社として初めての取り組みとなります。

１.データの整理不足
過去の実績データや市場価格の変動情報が分散し、効率的に活用できない状況がありました。一元管理されていないため、必要な情報を迅速に取り出すことが困難でした。
２.非効率なプロセス
設計図面から必要情報を手作業で抽出し、複数の資料を参照して見積もりを行う非効率な業務フローが課題となっていました。
３.市場変動への対応の遅れ
資材費や労務費の変動に対する迅速な対応が難しく、正確な見積もりの作成が困難でした。
４.ノウハウの属人化
熟練担当者の暗黙知が形式化されておらず、担当者の退職や異動により知識損失が発生するリスクがありました。

このような背景から、株式会社大信住建では、積算業務の効率化と標準化、そして将来的な生成AI導入の準備として、データの整理や知識の形式化に取り組む必要があると判断しました。


期待される効果
１. 業務効率化と標準化の実現
属人的であった業務プロセスを標準化し、誰でも再現可能な体系を構築しました。
効率的な積算が可能になり、業務負荷が軽減されます。

２. データ活用の最適化
分散していたデータを整理・統合し、必要な情報を迅速に取得できる仕組みを構築しました。
過去の積算データや市場情報を活用することで、見積もりの精度が向上しました。

３. 市場変動への迅速な対応
市場価格や資材費の変動情報をリアルタイムで反映できる体制を整備しました。
見積もりの正確性が向上し、コスト管理の信頼性も向上しました。

４. 職人の暗黙知の形式化とAI導入基盤の構築
熟練担当者の経験やノウハウを形式化することで、知識の共有が可能となり、
AI技術の導入に向けた基盤が整備されました。これにより、さらなる業務効率化が見込まれます。

今後の展開
株式会社JINGSは、本プロジェクトで得られた成果を基に、以下の展開を予定しています。
生成AI技術の導入支援
整理されたデータ基盤を活用し、た生成AIソリューションの導入を支援してまいります。

建設業界全体への展開
本プロジェクトで得られたノウハウを基に、同様の課題を抱える他の企業にもコンサルティングを提供し、業界全体のDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進していきます。

持続的な支援体制の構築
AI導入後も、運用の最適化やデータ活用の高度化を支援する体制を整備し、クライアント企業が長期的に効率化を維持できるようサポートを続けます。

■株式会社JINGS 代表取締役 三上 春香氏のコメント
この度、株式会社大信住建様と協力し、建設業界のDX推進に向けた第一歩となるコンサルティングを実施できたことを大変光栄に思います。
本プロジェクトでは、熟練担当者の暗黙知を形式化し、データの整理と業務プロセスの可視化を進めることで、積算業務の効率化と標準化を支援しました。
建設業界には膨大なデータが存在するものの、それを最大限活用するための基盤が不足しているケースが多いと感じています。今回の取り組みが、生成AI技術を活用したさらなる効率化の基盤となり、業界全体のデジタル化推進のモデルケースとなることを期待しています。今後も株式会社JINGSは、最先端技術を活用し、業務効率化と競争力の向上に貢献してまいります。


・株式会社JINGSについて
代表取締役：三上 春香
所在地：東京都文京区本郷6丁目25−14 宗文館ビル3F
ホームページ：https://jings.jp

・株式会社大信住建について
事業内容：建築一式工事業
所在地：広島市西区山手町14番11号
URL：https://re-daishin.jp/?page=home

・株式会社JINGSへのお問合せはこちら
お問い合わせフォーム: https://jings.jp/contact

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ