4月の住宅ローン金利は、3月に比べさらに低下!数十万円もかかる保証料ゼロのプランなども。金利だけではない選択がより重要に。
PR TIMES / 2016年4月11日 12時11分
WhatzMoney住宅ローンレポート 2016/04
全国750金融機関、16,000の住宅ローンプランを比較できる「WhatzMoney 住宅ローン」(URL: https://whatzmoney.com/) を手がける WhatzMoney株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:前田 一人)が、全国750金融機関の住宅ローン金利状況を調査し、公開いたしましたので、お知らせ致します。
※本資料またはデータは、ニュースなどでご自由にご利用ください。
■調査結果サマリー
4月も最低金利は三井住友信託銀行の2年固定金利0.30%。その他、0.3%台の金利プランがあるのは、三菱UFJ信託銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、滋賀銀行
10年固定金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の金利動向は、80行のうち9行が、3月から金利引き上げ。その他の71行は、変更無しまたは引き下げ。また、10年固定金利型の平均金利は、1.046%と前月比0.040%の金利低下。3月の金利引き下げに比べ、引き下げ率は控えめとなり、金利引き下げ余地は限定的と予測。借り換え検討はこの数ヶ月内に行うことをお勧め
変動金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の平均金利は、1.075%と前月比0.030%金利低下。変動金利は、マイナス金利導入後も金利低下は限定的であり、さらに金利が引き下がる可能性は少ないと予測
数十万円かかる保証料がゼロ円のプランも。金利だけではなく、事務手数料、保証料などの諸費用を加味しての比較が重要
金利は同じでも事務手数料で何十万円も差が出る! フラット35で事務手数料ゼロ円プランは、三井住友信託銀行、愛媛銀行、おかやま信金。金利だけではなく事務手数料を含めた比較が重要
1. 4月も最低金利は三井住友信託銀行の2年固定金利0.30%。その他、0.3%台の金利プランがあるのは、三菱UFJ信託銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、滋賀銀行
日本銀行により、マイナス金利が導入されてから初めて迎える新年度初日の4月1日に住宅ローン金利の見直しが一斉に行われました。
4月1日現在、最も金利が安い住宅ローンは、三井住友信託銀行の2年固定金利 0.300% です【図1】。
固定金利型は、固定金利の特約期間が終了すると店頭表示金利からいくらかの金利引き下げが行われるケースもありますが、当初固定期間に比べ、金利引き下げ幅が縮小され、一般的には金利が高くなります。また、事務手数料や保証料などの諸費用は金利に関係なく、各金融機関で独自に定めていますので、金利だけで比較することなく諸費用を含めた総支払額で、比較することが重要です。
【図1】0.300%台の住宅ローンプラン(4月1日現在)
[画像1: http://prtimes.jp/i/15793/8/resize/d15793-8-695334-1.jpg ]
2. 10年固定金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の金利動向は、80行のうち9行が、3月から金利引き上げ。その他の71行は、変更無しまたは引き下げ【図2】。また、10年固定金利型の平均金利は、1.046%と前月比0.040%の金利低下【図3】。3月の金利引き下げに比べ、引き下げ率は控えめとなり、金利引き下げ余地は限定的と予測。借り換え検討はこの数ヶ月内に行うことをお勧め
調査対象の80行のうち、10年固定金利型で3月から金利を引き上げたのは、メガバンクを中心に9行になりました。一方、地方銀行を中心としたその他71行は、変更無しが36行、金利を引き下げたのは35行となりました。
【図2】主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の10年固定金利型の前月比金利動向 金融機関別
[画像2: http://prtimes.jp/i/15793/8/resize/d15793-8-284603-2.jpg ]
地方銀行中心に金利引き下げが行われたため、主要金融機関80行の10年固定金利の平均金利では、0.040%低下しています。
2月→3月の金利引き下げが0.104%であったのに対し、3月→4月の金利引き下げは0.040%と金利引き下げ幅は縮小してきました。そのことから、住宅ローン金利の低下余地は限定的とみられ、借り換え検討は、この数ヶ月内に行うことをお勧めします。
【図3】主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の10年固定金利型の平均金利
[画像3: http://prtimes.jp/i/15793/8/resize/d15793-8-510763-3.jpg ]
主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の10年固定金利型の金利分布は、1.1%台が最も多く、最安金利は、三井住友信託銀行の0.520%となっています。【図4】【図5】
【図4】10年固定金利型 金利分布 (2016年4月1日現在)
[画像4: http://prtimes.jp/i/15793/8/resize/d15793-8-536625-4.jpg ]
【図5】10年固定金利型 金利分布 (2016年4月1日現在)
[画像5: http://prtimes.jp/i/15793/8/resize/d15793-8-673071-5.jpg ]
3. 変動金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の平均金利は、1.075%と前月比0.030%金利低下【図6】。マイナス金利導入後も金利低下は限定的であり、さらに金利が引き下がる可能性は少ないと予測
主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の変動金利型の平均金利は、1.0756%と前月比0.030%金利低下しました【図6】。2月→3月の金利引き下げは、0.006%であったのに対し、3月→4月は0.030%低下となり、金利引き下げが進みました。しかしながら、2月のマイナス金利導入後の金利引き下げは、10年固定と比べて、限定的であり、これ以上の金利引き下げ可能性は少ないとみられます。
【図6】主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 80行)の変動金利型の平均金利
[画像6: http://prtimes.jp/i/15793/8/resize/d15793-8-682483-6.jpg ]
【図7】変動金利型 金利分布 (2016年4月1日現在)
[画像7: http://prtimes.jp/i/15793/8/resize/d15793-8-328861-7.jpg ]
【図8】変動金利型 金利分布 (2016年4月1日現在)
[画像8: http://prtimes.jp/i/15793/8/resize/d15793-8-324175-9.jpg ]
4. 数十万円かかる保証料がゼロ円のプランも。金利だけではなく、事務手数料、保証料などの諸費用を加味しての比較が重要
従来は、ネット銀行中心の取り扱いであった保証料ゼロ円プランが地方銀行や信用金庫、労働金庫、農協でも見られるようになってきました。保証料は何十万円もかかる項目のため、保証料がかからないプランは、保証料がかかるプランに比べお得になるケースがあります。金利だけではなく、保証料も含めた比較が重要です。
【保証料ゼロ円プランがある金融機関】
※ 抽出条件:復興支援プラン、保証人必須プラン、金利2%以上プラン除く
地方銀行
北海道銀行
みちのく銀行
山梨中央銀行
北國銀行
鳥取銀行
山陰合同銀行
福邦銀行
信用金庫
千葉信金
平塚信金
西武信金
労働金庫
長野県労金
静岡県労金
東海労金
中国労金
農協
東京みらい農協
あいら伊豆農協
富士市農協
下関農協
ネット銀行・大手銀行
ソニー銀行
楽天銀行
じぶん銀行
イオン銀行
住信SBIネット銀行
カブドットコム証券
新生銀行
あおぞら銀行
5. 金利は同じでも事務手数料で何十万円も差が出る! フラット35で事務手数料ゼロ円プランは、三井住友信託銀行、愛媛銀行、おかやま信金。金利だけではなく事務手数料を含めた比較が重要
フラット35は、4月に過去最低金利を更新しました。フラット35は、取り扱い金融機関によって金利が違います。そのため、金利を比較することはもちろん重要ですが、事務手数料も各金融機関でまちまちです。事務手数料ゼロ円プランを取り扱っている金融機関は、三井住友信託銀行、愛媛銀行、おかやま信金の3金融機関になります。フラット35を選ぶ際も、金利はもちろん、事務手数料を含めた比較が重要です。
【フラット35 事務手数料ゼロ円プランがある金融機関】
三井住友信託銀行
愛媛銀行
おかやま信金
※ 本資料またはデータは、ニュースなどでご自由にご利用ください。ご利用する際は、「WhatzMoney 住宅ローンレポート (2016/04)」から引用したことを明記して頂けますと幸いです。その他ご不明な点などございましたら、下記のお問い合わせへご連絡ください。
▼ 本件に関するお問い合わせ先
WhatzMoney株式会社
担当:宮下
TEL:03-6777-1280
mail:info@whatzmoney.com
▼ WhatzMoney株式会社 会社概要
商号:WhatzMoney株式会社
代表者:代表取締役 前田一人
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿7丁目26-7 ビクセル新宿1F
事業内容:インターネットを利用した金融商品の情報提供サービス業
▼「WhatzMoney 住宅ローン」
https://whatzmoney.com/
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