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一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ、日本ベンチャー・フィランソロピー基金より資金提供と経営支援

PR TIMES / 2018年10月11日 12時40分

一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ(所在地:東京都千代田区、代表理事:宮地勘司、以下「ティーチャーズイニシアティブ」)は、一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ(所在地: 東京都港区、共同代表理事:白石智哉氏、野宮博氏、以下「SIP」)と、公益財団法人日本財団(所在地:東京都港区、会長:笹川陽平氏)が共同で運営する「日本ベンチャー・フィランソロピー基金」(以下「JVPF」)より、3年間にわたり、総額 3000 万円の資金提供と経営支援を受けることを決定いたしました。



[画像: https://prtimes.jp/i/20004/8/resize/d20004-8-806151-0.jpg ]


ティーチャーズ・イニシアティブの活動
ティーチャーズ・イニシアティブは、日々学校で働く先生が、自らの教育観と教育手法を21世紀型へシフトすることをサポートするために、2015年、5人の発起人(鈴木 寛:東京大学教授/慶應義塾大学教授/文部大臣補佐官、米倉 誠一郎:法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 教授/一橋大学イノベーション研究センター 特任教授、児美川 孝一郎:法政大学キャリアデザイン学部教授、前野 隆司:慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授、宮地 勘司:株式会社 教育と探求社代表取締役)により設立されました。

子供たちが、生まれた環境や経済格差にかかわらず、主体性と創造性を育みながら学んでいくためには、すべての子供が通う、学校という場所がそのような場所へと変わることが必要です。先生はこれまでの知識の伝達者という側面だけではなく、生徒の主体性を引き出し、共に知を創造するファシリテーターとしての技術とマインドを持つことが不可欠となります。

テクノロジーの急激な進化や社会情勢のダイナミックな変化を見据えて、文部科学省も日本の教育を大きく変えようとしており、2020年から改訂される新学習指導要領では「アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)」が目玉となっています。従来の座学中心で、先生が教え込んだ知識をどれだけ記憶しているかという知識偏重型の学びから、対話や思考の中から、自ら答えを見つけていくような創発的な学びの実践が求められるようになっています。しかしながら、多くの教師は、そのような学びを自ら体験したこともなく、体系立てて学ぶような機会も環境もないのが現状です。

このような状況のなか、ティーチャーズ・イニシアティブは、全国から志ある先生を募り「21世紀ティーチャーズプログラム」を提供してきました。グローバル企業でも採用されている世界先端の人材育成、組織開発のメソッドもふんだんに盛り込み、参加した先生は、深いレベルの意識の変化を経験し、学びの場作りの技術を身につけていきます。

「先生こそが真に未来をつくることができる」という考えのもと、世界一忙しい日本の先生が、21世紀型の教育感と教育手法を身につけ、自分自身が学び続ける人として子ども達と向き合うことによって、学校の学びが変わり、子供たちが自分の可能性を開花させ、日本の未来がより豊かになっていくことをティーチャーズ・イニシアティブは目指しています。

「21世紀ティーチャーズプログラム」について
先生が、体験的に21世紀型スキルを学び、実践するためのプログラムです。新しい学びの環境を体験する2泊3日の合宿にはじまり、その体験を学習理論を元に咀嚼し、新しい学びの場の作り方を学ぶ「ラーニングデザインセッション」。米倉誠一郎、鈴木寛らの理事と共に学ぶ「ラボセッション」最後は自身の教育現場で学びを活かした新しい実践に取り組み、最終報告を行います。9ヶ月に渡るプログラムに、過去3年で100名を超える先生が参加しています。

「堺教育デベロップメントプログラム」について
2019年度、ティーチャーズ・イニシアティブは、大阪・堺市教育委員会と連携し、先生が教え込む教育ではなく、生徒の主体性を引きだし探究型の学びを促進する次世代型の教員を育成することを目的に「堺市教育デベロップメントプログラム」を実施しています。同市内の中堅教諭等資質向上研修受講者及び希望する教員に対し今夏7月より開始し、終了後は、生徒向けに探究型のプログラムを実施し、受講教員と履修生徒を対象に、東京大学らと共同で効果測定を実施する予定です。

JVPFよりの資金使途および経営支援
今回、 ティーチャーズ・イニシアティブは、JVPFより3年に亘り、毎年1千万円、合計3千万の資金提供を得ます。経営幹部及び職員の募集・採用、新たにプログラムを導入する自治体の開拓、アルムナイ組織(卒業生コミュニティ)の整備に注力します。SIPのプロボノパートナーの支援により、中長期の事業戦略の構築、戦略的、立体的広報計画の策定、開発と運営ができる骨太な組織体制の構築に取り組みます。

一般社団法人ソーシャル・インベスト・メントパートナーズ
社会的事業を行う様々な団体に対し、社会的に貢献し、かつ事業の持続性を保持できるよう助言・援助を行うことを目的として 2012年11月に設立。事業投資育成の専門家、社会的事業支援の経験者が共同で創業。設立趣旨に賛同するプロボノ・パートナー企業とも提携し、支援先に対して 3-5 年の中長期の視点から、専門的な経営資源を継続的に提供する。

《所在地》東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8階
《代表者》共同代表理事 白石智哉、野宮博(info@sipartners.org)
《U R L》 www.sipartners.org
《プロボノ・パートナー》
・クリフォード・チャンス法律事務所外国法共同事業:法務アドバイス
・ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン:戦略コンサルティング
・ボックスグローバル・ジャパン株式会社:PR コンサルティング

日本ベンチャー・フィランソロピー基金
社会的事業を行う団体を支援し、持続的に発展させることを目的に 2013 年 4 月に設立された国内初の本格的なベンチャー・フィランソロピー(VP)基金。本基金は一般社団法人ソーシャル・ インベストメント・パートナーズと公益財団法人日本財団(所在地:東京都港区、会長:笹川陽平)が共同運営している。

《U R L》 www.jvpf.jp/

公益財団法人日本財団について
ボートレースの収益金を財源として国内外の公益活動を支援することを目的に1962年に設立された公益財団法人。社会福祉・教育・文化などの活動、海や船にかかわる活動、海外における人道活動・人材育成の3つの分野を中心に助成を行う他、日本のNPOセクターの育成、寄付文化の醸成、企業のCSR 活動の推進などにも取り組んでいる。

《U R L》 www.nippon-foundation.or.jp/

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