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豊田市によるマッチング事業の採択プロジェクト(2テーマ)の成果を披露

PR TIMES / 2018年2月15日 10時1分

「ロボットとAI画像処理技術を用いた自動外観検査装置の開発・検証」「工業用ミシンのIoT化」



[画像1: https://prtimes.jp/i/20284/8/resize/d20284-8-580755-0.jpg ]

近年、自動車部品市場は急速にグローバル化が進み、部品サプライヤー間の競争が激化している中、生産現場では従来より高いレベルの品質管理と生産性が求められるようになりました。
また、少子高齢化による将来的な人材不足に備えて職人技のデータ化や生産工程の自動化などのニーズも高まってきております。
株式会社ロビットは2017年8月に豊田市による「市内製造企業と全国のベンチャーとのマッチング事業」に採択され、この度2月2日に豊田市ものづくり創造拠点SENTANにて開催されたDemoDay(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000020489.html)にてプロジェクトの成果を発表いたしました。

成果を発表したプロジェクトは以下の通りです。


AI分野:機械学習を用いた自動外観検査装置の開発・検証プロジェクト
IoT分野:工業用ミシンのIoT化プロジェクト



機械学習を用いた自動外観検査装置の開発・検証プロジェクト
本プロジェクトでは、弊社が開発した自動外観検査ソリューションであるAIVIS※を活用し、自動車内装用樹脂部品の自動外観検査システムおよび自動車用電池部品の傷深さ推定アルゴリズムを開発いたしました。

自動車内装用樹脂部品の自動外観検査では、外観検査に用途を絞った自社開発ロボットとAI技術を活用した画像処理アルゴリズムを活用したシステムを開発し、検査したい部品を置くだけで検査員の代わりに部品表面の塗装時に混入した異物などを自動的に検査することに成功しました。

自動車用電池部品の検査では、AI技術を活用した弊社独自の画像処理アルゴリズム用いることで、傷の深さが50um以下の微細な傷に対して±10umの精度で傷の深さを推定することに成功しました。また傷の深さ推定だけではなく傷の有無についても同時に検査しており、検査員と同等水準の検査精度を達成いたしました。

詳細は以下をご覧ください。
成果発表に関する資料1
https://robit.co.jp/doc/01.pdf

成果発表に関する資料2
https://robit.co.jp/doc/02.pdf


工業用ミシンのIoT化プロジェクト
本プロジェクトでは、自動車用縫製部品に使用する工業用ミシンに弊社が開発したIoTシステムを組み込み生産データの見える化を実施しました。開発したシステムはマッチング企業様の生産設備に試験導入されており現在も稼働しております。システムを通じて取得したデータはマッチング企業様と共に解析作業を行い、生産性改善や工程改善の検討を行っております。

詳細は以下をご覧ください。
成果発表に関する資料3
https://robit.co.jp/doc/03.pdf

当日の様子
[画像2: https://prtimes.jp/i/20284/8/resize/d20284-8-518312-1.jpg ]



※ AIVIS(AI+VISION)は外観検査に用途を絞った自社開発ロボットアームとAI技術を活用した画像処理アルゴリズムを組み合わせた汎用的かつ低価格な自動外観検査ソリューションです。

今後は更なる品質向上を行い、マッチングしていただいた企業様での試験導入を経て、実際の生産設備への導入および水平展開を目指して参ります。

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