Cryptoeconomics Lab、ステイクと提携を開始。落合、渡辺が東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座共同研究員に就任。
PR TIMES / 2019年6月6日 10時40分
Cryptoeconomics Lab、ステイクが連携しアカデミック、ビジネス両面で Plasma の研究開発とビジネス化を加速。
株式会社Cryptoeconomics Lab(本社:東京都新宿区、代表取締役:片岡 拓、以下「Cryptoeconomics Lab」)はステイク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:渡辺 創太、以下「ステイク」)と2019年6月より提携を行い、ブロックチェーンのスケーリングソリューションである Plasma の共同開発及びビジネス化を加速させることを発表しました。
また、同時に Cryptoeconomics Lab 落合及び、ステイク渡辺が東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座共同研究員に就任したことを発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/36117/8/resize/d36117-8-520612-0.png ]
Cryptoeconomics Lab とステイクの提携について
■ 背景
Cryptoeconomics Lab 及び、ステイクは IPA 未踏ユース2010年度スーパークリエーターである部谷修平(Cryptoeconomics Lab リードエンジニア)、同じく IPA 未踏ユース2018年度スーパークリエーター山下琢巳(ステイク CTO)を中心にブロックチェーンのスケーリングソリューションである Plasma の研究開発を長期に渡り行ってきました。ブロックチェーンのスケーラビリティ問題は特定のプラットフォームだけではなく業界全体の課題であり日本から世界トップレベルのプロダクトを作るという認識のもと、以前より情報の共有を行っていました。
■ 目的
Ethereum、Plasma 周辺領域に強みを持つ Cryptoeconomics Lab と、Polkadot、Substrate 周辺領域に強みを持つステイクが提携し、Ethereum、Polkadot、Substrate 及び、Plasma の新たな可能性を模索しブロックチェーンを更に身近にし実用化することを目的とします。
■ 今後の展開
Ethereum、Polkadot 両領域において、Plasma の開発、実装における世界 No1 を目指します。現在、Cryptoeconomics Lab は Plasma Group の主導する Plasma Implementers Call(https://www.youtube.com/watch?v=AWLCmdawWWU)で世界の開発者と共に研究を進めており、ステイクは Polkadot エコシステムにおいて、Polkadot を開発する Web3 Foundation に認知されている世界唯一の Plasma プロジェクト(https://forum.web3.foundation/t/teams-building-on-polkadot/67)となるなど世界的にプレゼンスを高めつつあります。両企業が共同することによりブロックチェーンコミュニティのさらなる拡大およびブロックチェーン技術の実用化を目指します。
東京大学ブロックチェーン寄付講座共同研究員就任に関して
東京大学にて実施されているブロックチェーン寄付講座において、Cryptoeconomics Lab CTO の落合と、ステイクの代表である渡辺が共同研究員に就任したことを発表します。東京大学において、Plasma の技術、インセンティブデザインに関して研究を行います。
■ 各々のコメント
Cryptoeconomics Lab 落合 渉悟
ミクロ経済学およびゲーム理論の先端研究をパブリックブロックチェーンに取り込むことで、日本のブロックチェーン業界は世界に対してアドバンテージを取れる余地があります。一方で、アカデミック側から見ると業界のどこがスイートスポットなのか一見するとわからないのが道理だと思います。ブロックチェーンという同時に2つ以上の学問が高度に交わる学際領域をアカデミックのフレームに落とし込む橋渡しになれればと思います。
ステイク 渡辺 創太
ブロックチェーンが社会でマスアダプションするにあたって技術それ自体も間違いなく大事ですが、社会と技術の接合点においてミクロ経済学や法哲学といった学問が今まで以上に重要になってくると感じています。東京大学の学問に精通している諸研究者 / 学者のお力添えをいただきながら研究、ビジネス化できることを楽しみにしています。
東京大学大学院工学系研究科准教授 茂木 源人
東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座 特任研究員 芝野 恭平
ブロックチェーンは非中央集権的での通貨発行に成功した大きな「発明」です。今後様々な分野への応用が見込まれる中で、ブロックチェーン分野で活躍している民間企業とともに、より実用性が高い領域にフォーカスした研究を行いたいと考えています。茂木研究室で培ってきた社会工学的研究手法を中心に、ブロックチェーン分野のさらなる発展に寄与できればと思います。
■ 株式会社Cryptoeconomics Lab(クリプトエコノミクス・ラボ)について
Cryptoeconomics Lab は、ブロックチェーンのセキュリティを失うことなくスケーラビリティ、ユーザビリティを兼ね合わせた DApps を開発できるフレームワーク「Plasma Chamber」の社会実装に取り組んでいる研究チームです。
■ ステイク株式会社について
ステイクはブロックチェーンのフレームワークである Substrate を用いて Plasma を実装した独自ブロックチェーンを開発しています。このブロックチェーンは将来的に Polkadot につなぎ、Ethereum や他の独自チェーンとの相互運用性を持ち、様々なユースケースに対応することを見込んでいます。
■ お問い合わせ
株式会社Cryptoeconomics Lab 関口 大樹
info@cryptoeconomicslab.com
https://www.cryptoeconomicslab.com
ステイク株式会社 渡辺 創太
info@staked.co.jp
https://staked.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
LayerX、「生成AI/LLM」をテーマとした大企業向けカンファレンスを開催
PR TIMES / 2024年9月3日 10時45分
-
web3プロフェッショナルファームDeFimans、Sakaba Labsと協働でSVMを活用したEthereum L2「Eclipse」の日本市場進出を支援
PR TIMES / 2024年9月2日 12時40分
-
東京大学総長・藤井輝夫「地球全体で知を共有し、共に知を生み出す。地球規模の課題を解決していきたい」
財界オンライン / 2024年9月2日 11時30分
-
「矛盾を受け入れ力に変えるマインドセットはどう開発するか」 Academy of Management(米国経営学会)2024年次大会研究発表 オンライン報告会開催のお知らせ
PR TIMES / 2024年8月29日 18時15分
-
Japan Open Chainのバリデータに株式会社シーエーシー(CAC)が参画
PR TIMES / 2024年8月28日 12時15分
ランキング
-
1PAULの「3080円・高級モーニング」超正直な感想 フランス発ベーカリー・カフェチェーンの実力は?
東洋経済オンライン / 2024年9月21日 8時0分
-
2「佐渡島の金山」世界遺産登録、経済効果585億円…政投銀が3年前の試算を上方修正
読売新聞 / 2024年9月21日 17時22分
-
3「うどんみたいな布団」が突如爆売れ、Xで16万いいね 「売れたらラッキーくらいに思ってた」と担当者
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月21日 7時40分
-
4渋谷・おしゃれ飲食街の「インフレ」が進む"裏事情" 立ち飲みのワイン1杯1200円も躊躇なく飲む若者たち
東洋経済オンライン / 2024年9月21日 9時0分
-
5建設業で若者が職人になりたがらない根本原因 仕事量で給与が変動する不安定な給与形態
東洋経済オンライン / 2024年9月21日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください