クリエイターの珠玉の映像表現や想いを、ご自宅へ。新しいコンセプトのオンラインギャラリー「Creative Gallery on BRAVIA」を開設
PR TIMES / 2021年2月10日 16時45分
第一弾は2021年2月18日(木)15時より開催。写真家・川内倫子さんの作品が登場
[画像1: https://prtimes.jp/i/52414/8/resize/d52414-8-850755-6.jpg ]
ソニーは、2021年2月18日(木)15時より、Android TV™機能搭載テレビ ブラビア(BRAVIA)で、プロ写真家・映像クリエイターの作品をインターネットで視聴いただけるオンラインギャラリー「Creative Gallery on BRAVIA」を新たに開設いたします。
一般的な写真展と異なり、ご自宅で、ブラビアならではの大画面・高精細な表現で時間を気にせずお楽しみいただけます。さらに、音声(BGM)を交えた写真や映像作品など、多種多様な表現が可能。作家の趣向をこらした表現や、想いも含めて、ご自宅のリビングに感動をお届けします。※ネットワークに接続されたAndroid TV 機能搭載のブラビアをお持ちの方であれば閲覧無料。
新しい映像体験とともにクリエイターと人を繋ぐ新コンセプトギャラリー「Creative Gallery on BRAVIA」の記念すべき1回目は、第27回木村伊兵衛写真賞の受賞者でもある、写真家の川内倫子さんの作品です。これまで発表してきた数々の写真作品に加え、本展開催のために新たに撮り下ろした映像作品も発表します。現在、特設サイト「α Universe」では、オンラインギャラリーに先駆け川内さんのインタビュー記事も公開中です。なお、東京・札幌・名古屋・大阪・福岡の全国5カ所にあるソニーストアにて店内のブラビアでも作品がご覧いただけます。
このたび開設する「Creative Gallery on BRAVIA」を通じて、写真・映像の素晴らしさをお伝えしていくとともに、クリエイターの活動を支援し、写真・映像文化の発展に貢献できるよう努めてまいります。
【掲載予定作品】
[画像2: https://prtimes.jp/i/52414/8/resize/d52414-8-825829-2.jpg ]
【紹介ページ・インタビュー記事】
https://www.sony.jp/ichigan/a-universe/gallery/
【作家プロフィール】
[画像3: https://prtimes.jp/i/52414/8/resize/d52414-8-470578-3.jpg ]
写真家 川内倫子
滋賀県生まれ。
『うたたね』『花火』(2002年、リトルモア刊) の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。
著作は他に『AILA』(2004年、フォイル刊)、『the eyes,the ears,』『Cui Cui』(共に2005年、フォイル刊)などがある。
2011年に『Illuminance』を世界5カ国で同時出版(日本版はフォイル刊)、2013年に写真集『あめつち』をApertureほか世界4カ国で刊行(日本は青幻舎)。
2009年にICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティアワード芸術部門受賞、2013年に平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学新人賞、第29回写真の町東川賞国内作家賞を受賞。
主な個展は、「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears」(2005年、カルティエ財団美術館/パリ)、「”Rinko Kawauchi” The Photographers’ Gallery」(2006年、ロンドン)、「AILA + the eyes, the ears」(2007年、ハッセルブラッド・センター/イエテボリ、スウェーデン)、「Semear」(2007年、サンパウロ近代美術館/サンパウロ)、「Cui Cui」(2008年、ヴァンジ彫刻庭園美術館/静岡)、「照度 あめつち 影を見る」(2012年、東京都写真美術館)、「Rinko Kawauchi – Illuminance」(2015年、KUNST HAUS WIEN GmbH/ウィーン)ほか多数。
2016年に熊本市現代美術館で個展「川が私を受け入れてくれた」を開催。
2017年6月に新作写真集『Halo』をApetureほか2カ国で出版(日本語版はHeHe)。
【作家メッセージ】
[画像4: https://prtimes.jp/i/52414/8/resize/d52414-8-658286-4.jpg ]
水の中は外界の音を通さず、静かな時間に身を預けて日常の瑣末なことから離れることができる。ただ黙々と身体を動かし続け、時々息継ぎをし、ターンを繰り返し、時間になったら水から出る。くぐもった音がクリアになり、身体は少し気怠く、重力のある現実世界に帰ってくる。
幼少からぜんそく持ちだった自分は、医者の勧めで7歳の頃から小学校を卒業するまでスイミングスクールへ通っていた。当初は好きで通っていたわけではなく、その時間が来ると憂鬱だった。慣れてくる頃には泳ぎ終わると、ほどよい疲れが心地よく感じるようになり、だんだん泳ぎが上達すると達成感も得られるようになった。いつのまにか泳ぐことが好きになっていた。だから東京で暮らし始めてフリーランスになった頃、プールで泳ぐ習慣ができたのは自然ななりゆきだった。東京にひとり暮らしで、先も見えないフリーランスの生活はとても不安定で、プール通いは気持ちを落ち着けるにはちょうどよかったのだろう、といまになって思う。
写真を撮影する行為はそれと少し似ている。ある場所に行き、なにかを見つけて集中し、息を止めて、あるいはひそめて、シャッターを押す。極度の集中状態が切れると途端に周囲の音が戻ってくる。まるでプールからあがったときのように。
そんなことを繰り返して作品が出来るのだが、いつも出来上がった作品を見るといろいろな気づきがある。水中から手探りで掴んできたものが地上で太陽に照らされ、光を反射して初めてその姿を確認できるように。それらはいま自分がいる世界を確認し、つぎに進むべき指針となるのだ。
【オンラインギャラリー概要】
■タイトル:Rinko Kawauchi Photographs/ Winter 2020-2021 powered by 「Creative Gallery on BRAVIA」
■期間:2021年2月18日(木)15時 ~ 3月31日(水)15時
■閲覧料:無料
■閲覧方法 :Android TV™ 機能搭載のテレビ ブラビアをネットワークに接続し、リモコンの「ホーム」ボタンからお入りください。
[画像5: https://prtimes.jp/i/52414/8/resize/d52414-8-715674-5.jpg ]
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