【調達総額15億円】 米国でスマートホームを手がけるHOMMAがシリーズA資金調達のセカンドクローズを6億円で完了
PR TIMES / 2021年10月15日 11時45分
[画像: https://prtimes.jp/i/53740/8/resize/d53740-8-418b23d8135f424578e6-0.jpg ]
米カリフォルニア州シリコンバレーで創業し、独自の建築デザインと自社開発のスマートホーム技術を融合させたユニークなアプローチで次世代のスマートホームの実現を目指すHOMMA Group株式会社(代表取締役 本間 毅、以下「HOMMA」)は、シリーズA資金調達のセカンドクローズとしてベンチャーキャピタルファンド「KUSABI」(以下、「KUSABI」)等を引受先とした第三者割当増資により6億円強を調達し、本ラウンドでの累計調達額が約15億円となりました。今回の資金調達によりさらなる成長を目指すべく、日本法人をグループ親会社とする組織再編を実行し、事業拡大のための新規採用を含めた体制強化を行って参ります。
■ KUSABIを中心としたシリーズA資金調達により、総額約15億円の資金調達を実施
本ラウンドのリード投資家はKUSABIが務め、千葉道場ファンド、両備ホールディングス、三井住友海上キャピタル、ベンチャーユナイテッド等の投資家に対する6億円強の第三者割当増資により、シリーズA資金調達のセカンドクローズを行いました。これによりすでに発表済みのファーストクローズの資金調達約800万ドル(約8.7億円※)と合わせて、今回のシリーズA資金調達による累計資金調達額は約15億円となりました。
※1USD=109.65円(前回発表時点である2021年5月12日の為替相場)にて換算
今回のセカンドクローズにご参画頂いた投資家の方々は下記となります。
(※ファーストクローズの詳細はリンクをご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000053740.html)
< セカンドクローズ:6億円強 >
・ KUSABI1号投資事業有限責任組合
・ 千葉道場2号投資事業有限責任組合
・ 両備ホールディングス株式会社
・ MSIVC2020V投資事業有限責任組合
・ ユナイテッド株式会社
・ エネトピアエンジニア株式会社(鳥取ガスグループ)
・ 浅田一憲氏(独立研究者、起業家)
この資金を用い、新規プロジェクトの用地取得や独自スマートホーム技術である
Cornerstone AI™の強化に向けての新規人材採用等、さらなる成長に向けた取り組みを加速させて参ります。
HOMMAは現在オレゴン州ポートランドにおいてスマートコミュニティの開発を進めており、2021年12月竣工予定のHOMMA HAUS Mount Taborに続き、同じくポートランドにおいてより規模の大きなスマートコミュニティの開発に向け、新たな建設用地の取得と開発計画を進めております。
< 引受先からのコメント >
KUSABI1号投資事業有限責任組合
KUSABI パートナー 永井研行氏
デジタル業界では、GAFAMのオンライン情報の独占によるゴールドラッシュ時代は終焉を迎え、次の覇権争いの場が「オフライン情報」の奪い合いへと推移しております。
スマートホーム/スマートビルディング市場は、その中(多様なオフライン情報が取得できる領域)でもとりわけ規模が大きく、米国では、毎月のように数十億円の調達ニュースが飛び交っております。
HOMMAは、ホームビルダーとして設計から施工まですべての工程を自社で手掛け、中央集権的なシステムで一括管理することで、スマートデバイスとの高い互換性を実現すると供に、施工段階からビルトインすることでユーザーのインストールの手間を省くことを可能にする等、これまで主流であったガジェット型ソリューション(AIスピーカーやスマートロック等のIoT機器を事後的に据え付ける)とは一線を画しています。
また、自社開発したシステムインフラの外販を通じて、1.SaaS/PaaS的な立ち位置への事業拡大、2.スマートデバイスと連携したホームセキュリティ、ハウスクリーニング、生活消費財等の流通プラットフォーム事業への市場参入等、非常に大きな成長余地があると考えており、これらの将来性に期待し、投資を決定致しました。
千葉道場2号投資事業有限責任組合
千葉道場ファンド ジェネラルパートナー 千葉功太郎氏
2016年のシードラウンドでの個人投資をきっかけに、これまでHOMMAの軌跡を追い続けてきましたが、ぶれないビジョンと未来への思いは今でも変わることがありません。強力な経営陣と共に多様性があり才能あふれるチームを率いる日本人起業家が、シリコンバレー発で世界を変えるスタートアップを生み出してくれることに期待しています。
■ 日本法人をグループ親会社とする組織再編の実施
これまでHOMMA, Inc.(米国デラウェア州法人)を中核法人として米国にて事業展開をしておりましたが、今回の資金調達と併せ、7月30日をもって日本法人の
HOMMA Group株式会社(本社:東京都)を親会社とする組織再編を実施し、100%子会社たるHOMMA Group, Inc.を米国における新たなオペレーティングカンパニーとして設立致しました。これにより日米両市場に向けた事業展開の強化と成長に向けた経営資源確保の確実性を高めて参ります。
■ 新規採用を含めた体制の強化
今後のグローバル経営やガバナンス体制の確立等を見据え、新たに馬場昴がHead of FP&AとしてHOMMAに参画し、CFO/COOの香田譲二と共にコーポレート領域全般を強化していきます。馬場はGEにおいて8年以上のFinance経験を持ち、様々な国と事業におけるFP&A、コントローラーシップ、レポーティング、内部監査等の実務に精通しております。
また、Sony Communication NetworkやUIEvolution等日米において15年以上ソフトウェアUX領域で経験を持つ岡島裕太がDesign Technologistとして参画し、Head of DesignのEde Schweizerと共にHOMMAのコアバリューであるデザインとUXの自社プロダクト化を加速させます。
今後もスマートホーム技術の開発にむけてのエンジニアの採用強化や、コーポレート部門の強化等も引き続き行って参ります。
■ 会社概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/53740/table/8_1_23a8abd1692519b7f97cacbf855deb6b.jpg ]
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