IDCフロンティア、「IDCFクラウド コンテナ」が「IDCFプライベートクラウド」に対応
PR TIMES / 2021年9月29日 13時45分
~複数インフラのコンテナ環境をWeb UIで構築・一元管理~
ソフトバンク株式会社の子会社でデータセンター・クラウド専業会社の株式会社IDCフロンティア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 勝久、以下「IDCフロンティア」)は、マネージドコンテナサービス「IDCFクラウド コンテナ」が、「IDCFプライベートクラウド TypeV 2020(以下、IDCFプライベートクラウド)」に対応し、サービスメニュー「IDCFクラウド コンテナ for IDCFプライベートクラウド」として2021年9月29日から提供開始したことをお知らせします。
「IDCFクラウド コンテナ」が、従来のオンプレミスやパブリッククラウドに加えて「IDCFプライベートクラウド」に対応することで、複数のインフラと「IDCFプライベートクラウド」にまたがるKubernetesクラスター(*1)の構築・展開と一元管理が可能となり、企業のITシステムへのコンテナ環境の導入を促進します。
■背景
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進んでおり、各種システムを支えるITインフラのクラウド化も進展しています。これに伴い、クラウドやオンプレミスなど複数のインフラが混在する中で、インフラの運用管理の効率化や、アプリケーションの開発・提供サイクルの迅速化が実現できるコンテナ技術を導入する企業も増えています。
一方で、コンテナの導入には環境を実装するためのエンジニアの技術習得が必要な他、導入後にはDockerやKubernetesなどのコンテナ管理基盤の定期的なバージョンアップやバックアップ環境などの整備が必要となり、現状ではコンテナの管理の煩雑さからサーバー仮想化技術のように広く普及しているとは言い難い状況です。
こうした中、IDCフロンティアは、お客さま自身でコンテナ管理基盤を構築・運用する必要がなく、あらゆるITインフラ環境でシームレスにコンテナが利用できるマネージドコンテナサービス「IDCFクラウド コンテナ」を2021年5月から提供開始しました。
■「IDCFクラウド コンテナ for IDCFプライベートクラウド」について
IDCフロンティアは、あらゆるデジタルインフラが相互につながり容易に利用できる「Anyインフラ」というコンセプトを掲げており、「IDCFクラウド コンテナ for IDCFプライベートクラウド」の提供はそれらを実現する役割を担うものです。
海外大手クラウドに対応した既存のメニューとは異なり、パブリッククラウドの「IDCFクラウド」同様に、コンテナサービスから「IDCFプライベートクラウド」上に仮想マシンが作成できます。また、月額固定料金を採用することで仮想マシンの利用台数に料金が比例せず利用が可能です。
これにより、オンプレミス、パブリックおよびプライベートクラウドなど複数のインフラにおける煩雑なコンテナ環境の管理とデプロイが可能で、レガシーな管理手法からWeb UIによるモダンな運用へ移行できます。
このサービスの特長および詳細は次の通りです。
1.「IDCFプライベートクラウド」と複数のインフラ環境下での同一UIによるコンテナ構築・展開・管理とITシステムの運用性向上
2.プライベートクラウド対応メニューには月額固定料金を採用し費用をサブスクリプション化
3.都内にプライベートクラウド拠点があるため、同一データセンター(DC)内はもちろん、その他の都内オンプレミス環境と低遅延でセキュアに相互接続
[画像: https://prtimes.jp/i/55923/8/resize/d55923-8-5bd1945fea71810385dc-0.jpg ]
<各サービスの構成イメージ>
「IDCFクラウド コンテナ」のサービスメニュー料金は次の通りです。
◇「IDCFクラウド コンテナ」の仕様および料金(税抜き)
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/55923/table/8_1_07fd410cf15df15abd010bd0e70f1760.jpg ]
***
【補足】
■「IDCFプライベートクラウド」について
「IDCFプライベートクラウド」は、利用企業がIT機器を保有する必要がないプライベートクラウドです。
仮想マシンの月間稼働率は99.999%以上を誇り、機器購入の手間やシステム設計ノウハウを有さずに利用できます。VMwareの仮想化技術による使い勝手の良さと、パフォーマンスに優れたオールフラッシュ構成を専有環境として提供します。
セキュリティポリシーなどを理由にパブリッククラウドに移行できないITシステムの受け皿や、都内オンプレミス環境とのシステム連携および低遅延接続のニーズを受け、福島白河データセンターに加え、東京有明データセンターで提供しています。
◇「IDCFプライベートクラウド」の仕様および料金(税抜き)
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/55923/table/8_2_5694dbe1850c25cdb266a6d7f5567d7f.jpg ]
*1 Kubernetesクラスターはコンテナ化されたアプリケーションを実行するノードの集合です。
*2 月額上限料金までは従量料金での請求となり、上限に達すると以降は定額の月額料金となります。
*3 物理ホスト6台からのご提供となります。
各サービスの詳細は次のURLをご参照ください。
・「IDCFクラウド コンテナ」
https://www.idcf.jp/container/
・「IDCFプライベートクラウド」
https://www.idcf.jp/cloud/private/
以上
【IDCフロンティアについて】(https://www.idcf.jp)
社名:株式会社IDCフロンティア(IDC Frontier Inc.)
代表者:代表取締役社長 鈴木 勝久
株式会社IDCフロンティアは、ソフトバンクグループの法人向けデジタルインフラ事業会社として、データセンター、クラウド、レンタルサーバーなどを提供しています。大容量バックボーンネットワークと大規模データセンターを全国で展開し、中小規模からエンタープライズ企業まで、幅広いお客さまに高品質・高信頼のサービスを提供しています。
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