短編映画 『NOVA』日本に暮らす日系ブラジル人の生活を切り取る。『群馬県大泉町』全面協力のもと撮影準備中
PR TIMES / 2024年6月7日 16時15分
社会から置き去りにされてしまった日系ブラジル人親子、AIや外国人労働問題を通して日本に暮らす外国人の生活にスポットを照らします。
株式会社SAUNAは、この度、群馬県大泉町の全面的バックアップを受け、短編映画『NOVA』の撮影を都内ならびに大泉町にて6月8日から16日に行います。なお、大泉町での撮影ロケは13日から16日を予定。
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左: 寺田監督 / 右 大泉町 村山町長
昨年より脚本のリサーチを目的に大泉町を訪問。取材を通じて、映画の題材と密接に関連する状況がここにあることを知り、住民達と交流を重ねてきました。
一年間にわたるリサーチと交流の結果、町のリアルな現状を反映した脚本が完成。撮影準備開始後に町長との面会を経て、映画の内容にご賛同を頂き、この度、大泉町の全面支援を頂くことになりました。
この映画では、社会に取り残されてしまった人々に焦点を当て、日系ブラジル人を含めた外国人が抱える問題、またこれからの社会で、丁寧な人の労力よりもAIが優先されてしまうことに対し、我々はどう考えるのか、現代社会の問題にどう向き合うかをテーマにしています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72591/8/resize/d72591-8-3c8aa5faae256b5a0536-3.jpg ]
あらすじ
イラストの仕事をAIに奪われた日系ブラジル人ジェシカと、アジア人労働者に置き換えられた父親カルロス。
激動する時代の中で弾き落とされた日系ブラジル人親子。衝突しながら群馬県大泉町にたどり着いた彼らは、そこで暮らす様々な人々に触れ合うこととなる。親子は共振し合い、自身のアイデンティティに向き合っていく。
そして新たな生き方を見つける。
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大泉町 村山 俊明 町長
コメント
大泉町は、多文化共生を大切にし、すべての住民が思いやりを持って生活しています。当町は全国の町村で初めて人権擁護条例を制定したことでも知られています。
この映画を通じて、町の姿勢や一般の住民の生活について、より多くの方々に理解していただけることを願っております。また、多くの方々に大泉町を知っていただき、観光や映画の聖地として訪れていただけることを期待しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/72591/8/resize/d72591-8-41e59e3ed633aa4bbd07-1.png ]
映画監督 寺田 悠真
コメント
脚本執筆にあたり大泉町を訪れた際に衝撃を受けた。その街は、51カ国の人々が集まって生活を営んでいる。町の公園で各国の文化交流イベントが開催されていた。
ステージではサンバが披露されており、多種多様な人種の人々がその瞬間を楽しんでいた。彼らは言語も通じないし、生まれ育った場所も違う。
しかし、身振り手振りでコミュニケーションを行い、共にある一つの感情を共有していたのだ。群馬県大泉町。そして村山町長に出会い、日本の抱えている問題解決の糸口を見つける可能性を感じた。
スタッフ プロフィール
脚本・監督 : 寺田 悠真
日本映画大学演出コース卒業。大学在学中に監督した日韓合同製作短編映画「腰抜け」にて数多くの映画祭に入選。現在、フリーランスで助監督として活動中。助監督の代表作として『半世界』『シン・ウルトラマン』『ガリレオ』『シン・仮面ライダー』『リボルバーリリー』などがある。
撮影監督:キム ジンヒョン
韓国芸術総合学校 美術学部(K-Arts)映画撮影コース卒業。本作品監督である寺田と「腰抜け」で初タッグを組む。PVやCMをはじめとして、ドラマなどの商業制作をする傍ら、意欲的に自主制作に参加。カンヌ、釜山、清州など数多くの海外映画祭の招待作品の撮影監督を手掛ける。最新作として「MIMANG」トロント国際映画祭招待作品などがある。
美術・装飾:小林 宙央
2008年、装飾会社・京映アーツで装飾助手としてキャリアをスタートし、羽住英一郎監督作品などに参加。2016年に装飾デビュー。これまでに手掛けた主な作品に『SCOOP!』、『滑走路』、『カラダ探し』、『コットンテール』、『シティーハンター』などがある。
衣装メイク : 松延沙織
スタイリスト師事後ヘアメイクスタイリスト事務所A.mLabに所属。ドラマや映画.CM広告.MUSIC VIDEOなどの衣装メイクとして活動している。ドラマ『孤独のグルメ』をはじめ『来世ではちゃんとします3』『往生際の意味を知れ』最新作『あの子の子ども』映画『コーポアコーポ』などの衣装メイクを担当
録音 : 渡邉直人
1994年ベルギー生まれ育ち。ベルギー映画準大学(HELB ILYA PRIGOGINE)卒業後、来日。
4年間録音助手として、商業映画に携わる。その後札幌移住し、2年間制作会社に入社。一昨年東京に戻り、フリーランス録音メインとして活動。主に自主映画、WEBCM・企業VPの録音・整音を担当。
編集 : 金丸紘平
東京農業大学在学中、演劇研究部に注力。卒業後、日本映画大学編集コースへ編入学する。演劇経験を活かし、学生時代は同期でもある寺田監督の自主映画にキャストとして参加。日本映画大学を卒業後は実写ドラマ、アニメーションなどの編集アシスタントを行なう傍ら、寺田監督作品の『mole/tatoo』、『おとこのけんか』で編集を担当。
助監督 : 吉尾祐紀
日本映画大学演出コース卒業。卒業制作映画『牛の後ろ』では監督を務め、数多くの映画祭で入選。
卒業後はフリーランスの助監督として活動を行う。また定期的に日本映画大学の実習指導を行い、若い世代の育成にも力を入れている。助監督の代表作 『記憶にございません!』『スパイの妻』『AWAKE』『前科者』『舞妓さんちのまかないさん』『沈黙のパレード』などがある。
ラインプロデューサー:三浦 由貴
JFA日本サッカー協会にて日本代表の強化・育成の仕事に従事、退職後、NHKの子会社へ入職。2013年大河ドラマ「軍師官兵衛」よりドラマ・映画のキャリアをスタート。これまでの主な作品に『信長協奏曲』、『本能寺ホテル』、日曜劇場『テセウスの船』、新春SPドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」、『コットンテール』、『シティーハンター』、『六人の嘘つきな大学生』などがある。
プロデューサー:山口 大介
中央大学法学部卒業後、ニューヨーク州立大学 映画学部へ編入。帰国後、映画業界を目指すも、IT業界にて就職。その後、外資コンサル BCGにてDigital部門に従事。後に起業。自身の会社を元Uber創業者の新会社へ売却後、日本運営の代表を歴任。退任後、映画業界へ参画。直近では一部ハリウッド商業映画制作に参画。本作品にて初プロデュース。
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