「建築デザイン学部(仮称)」 設置構想を発表 2022年度から3年連続の学部学科再編で女子総合大学としての基盤を強化
PR TIMES / 2021年11月26日 18時45分
日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、2024年4月に「建築デザイン学部(仮称)」を新たに設置する構想について発表をしました。
これは従来の「家政学部住居学科」を独立させ新学部とする構想であり、本学においては2022年4月の理学部二学科(「数物情報科学科」および「化学生命科学科」)の名称変更、2023年4月の「国際文化学部(仮称)」開設(構想中)に続く改革となります。2024年4月の開設を目指し、これから準備を進めてまいります。
全国でもまだ10以下の大学にしか設置されていない建築学部ですが、その学修領域は建築学に加えデザインや意匠、歴史、建造物の保存再生など多岐にわたります。近年は、建築学部学科を志す受験生も増加しています。
母体となる家政学部住居学科は1948年に生活芸術科として設立され、その後1962年に住居学科として独立、現在までに5,390名の卒業生を送り出しました。また1956年に建築士の資格取得が可能なカリキュラムを導入して以降、数多くの女性建築家を輩出しています。代表的な卒業生としては、建築家の妹島和世氏、東利恵氏、貝島桃代氏、赤松佳珠子氏等が挙げられます。
この新学部構想が実現すると、日本女子大学は家政・文・人間社会・理・国際文化(仮称)と併せて六学部体制となります。女子総合大学として、ますます発展させてまいります。
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新学部の構想
[表: https://prtimes.jp/data/corp/73471/table/8_1_879915a79fef2881d475312215421857.jpg ]
今後の予定
「建築デザイン学部(仮称)」の情報につきましては、詳細が決まり次第本学ホームページ等で発信してまいります。
日本女子大学学長 篠原 聡子からのメッセージ
このたび、日本女子大学において、国際文化学部(仮称)に続き、建築デザイン学部(仮称)を構想することになりました。母体となる家政学部住居学科は、世界的な建築家である妹島和世氏、星野リゾートをはじめとする多くの建築を手がけている東利恵氏、設計事務所アトリエ・ワンを共宰し、スイス連邦工科大学チューリッヒ校の教授である貝島桃代氏、株式会社シーラカンスアンドアソシエイツを共宰し、法政大学教授で日本学術会議の連携会員を務める赤松佳珠子氏など、著名な建築家をこれまでに多数、輩出してきました。2024年開設に向け、より広い視野を持ち、同時に生活世界への繊細な眼差しを持ったデザイナー、研究者、職業人の育成を目指した構想を進めてまいります。日本女子大学は、これからも国際社会の持続的発展に寄与できる女性の活躍を推進します。
東利恵氏: http://www.azuma-architects.com/
貝島桃代氏: http://www.bow-wow.jp/
赤松佳珠子氏: https://www.c-and-a.co.jp/jp/
日本女子大学は、日本初の女子高等教育機関として創立し、本年120周年を迎えます。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。幼稚園から大学院までの一貫教育、さらに卒業生以外にも門戸を開くリカレント教育など、誰もが生涯を通じて学び、成長し続ける社会を創るための機会を提供しています。多様で非連続に変化する社会において、新しい明日を共に創る人材を育てています。詳しくは、https://www.jwu.ac.jpをご覧ください。
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