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豪州沖合CO2貯留鉱区の探査許可の獲得及びJパワーとの戦略的提携について

PR TIMES / 2024年8月8日 9時55分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96216/8/96216-8-c29844b9d7b2c5ee37eadc1195239f5e-1848x271.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


この度、当社 deepC Store Pty Ltd(本社:西オーストラリア州パース、代表取締役社長:車 大仁、以下「deepC Store」)及び Azuli (Australia) Pty Ltd[1](本社:西オーストラリア州パース、代表取締役社長:Ralph Cowan、以下「Azuli」)(総称して「両社」)は豪州のボナパルト盆地及びブラウズ盆地における温室効果ガス貯留鉱区(以下「GHG鉱区」)の探査許可を獲得し、両社および電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)との間で、戦略的パートナーシップに向けた共同検討契約を締結しました。このパートナーシップを通じて、日本および豪州とその周辺地域で排出されるCO2を分離回収し豪州で貯留するプロジェクトの商用化に取り組んでいきます。


豪州連邦政府が実施した入札を通じて、両社は、豪州沖合でGHG23-1およびGHG23-2の2つのGHG鉱区について探査許可を獲得しました。Jパワーは両社と戦略的パートナーシップに向けた共同検討契約を結び、10億トンのCO2貯留ポテンシャルを有するGHG鉱区を共同で開発するプロジェクトに参画します。本プロジェクトでは、日本、豪州および周辺地域のCO2排出源で液化CO2(以下「LCO2」)を引き取り、船舶で豪州沖合の浮体式貯留圧入施設(以下「FSI」)に輸送して貯留するバリューチェーンを開発する計画です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96216/8/96216-8-9d1b042217cb131c421175f2c19b306f-2170x949.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
豪州沖合の2つのGHG鉱区の位置

両社が探査許可を獲得したGHG鉱区は、いずれも豪州の北西海岸から約200~250km離れた連邦海域にあります。(上の地図で淡い緑色で示されています。)


これらのGHG鉱区について、Jパワーと両社は、以下の共同検討契約を締結しました。
1. 豪州政府の許可条件に準拠したGHG鉱区の開発
2. 日本および豪州のCO2排出削減目標に貢献するためのCCS事業開発の加速化
3. CCSバリューチェーンを形成するLCO2船舶輸送、FSI、CO2貯留層の構築
4. Jパワーによる、本プロジェクトの初期段階である共同検討への資金拠出および合弁事業参画の権利取得

同豪州公開鉱区の主な特徴は以下のとおり。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96216/8/96216-8-b9911960388c2b6362601b7c35ffc690-1293x702.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
豪州沖合の2つのGHG鉱区の主な特徴

* Bonaparte Basin Regional Geology: https://www.ga.gov.au/scientific-topics/energy/province-sedimentary-basin-geology/petroleum/acreagerelease/bonaparte
** Browse Basin Regional Geology: https://www.ga.gov.au/scientific-topics/energy/province-sedimentary-basin-geology/petroleum/acreagerelease/browse


Jパワー執行役員 籔本 晃:「deepC Store及びAzuliと協力してCCSを開発できることを嬉しく思います。この開発により、日本と豪州、そして周辺地域にとって、CO2を削減するための貴重な選択肢を提供することを期待しています。CCSは、Jパワーの「BLUE MISSION 2050」をはじめ、世界のエネルギートランジションにおいて重要な役割を果たします。当社はCCSの開発・利用機会を追求していきます。」


deepC Store代表取締役社長 車 大仁:「当社にて開発中の液化CO2船舶輸送及びFSIを用いたCCS事業「CStore1」とフィット感の良い豪州公開鉱区が2鉱区落札出来た事を大変嬉しく思います。さらには電力事業の先駆者であり業界をリードするJパワーとの戦略提携することで、当社はCStore1をアジア太平洋地域初となる大型洋上浮遊式CCSハブ・プロジェクトとして確立すると共に、豪州および日本のCCS事業における戦略的地位向上に向けた当社の積極的姿勢を示すものであります。」


Azuli International代表取締役社長 Hamish Wilson:「当社は豪州公開鉱区が落札出来た事を大変嬉しく思います。豪州においてCO2地下貯留事業を実施し、日本と豪州の脱炭素目標達成に寄与することが今後重要な事業機会になりうることは、長年認識していました。deepC Store及びAzuliは共に油田やガス田権益を持ち合わせていないため、両社が手掛けるCCS事業は低炭素化が困難な産業のCO2排出量削減に特化出来ます。また、サプライチェーンパートナーと革新的な戦略提携を実施することで商業的にも技術的にも強靭なCCS事業開発を実現します。deepC Store、Jパワー及び他のパートナーと共に合弁事業を積極的に推進し、豪州政府とも協力的な関係を構築してまいります。」


以上


〔問い合わせ先〕
Jパワー: 広報部- mediarelations@jpower.co.jp
deepC Store: Daein Cha - getintouch@deepcstore.com
Azuli: Ralph Cowan - ralph@azuliccs.com

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