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“すぐセラミック”に「待った」。みつおデンタルクリニック 健康な歯をなるべく削らない「ハーミノス虫歯治療法」特許庁に商標登録。

PR TIMES / 2024年6月26日 16時45分

より歯の長もちを希望される方に、保険診療の他に自費治療の選択肢を作りました。

“セラミック治療は良い治療”このようなイメージが浸透してきました。しかし、歯の状況によっては、健康な歯を多く削ってしまうため、何でもかんでもセラミック治療が良いわけではありません。歯科医師の精密な診査診断が重要です。
みつおデンタルクリニック院長の高津光雄は以前よりセラミック治療の健康な歯を多く削ってしまう点が嫌で、歯の削り方を研究してきました。この度、特許庁に商標登録された「ハーミノス虫歯治療法」をお知らせします。
歯をできるだけ長持ちさせたいとのご要望が多いため、自費治療の選択肢も作成しました。ぜひ御一考ください。



今回、みつおデンタルクリニックの高津光雄(こうつみつお)院長に、特許庁の商標登録を受けた「ハーミノス虫歯治療法」について話を伺った。

高津院長「一般の方からすれば「虫歯の治療なんて、ただ虫歯を削ってつめるだけでしょう?」と思われるかもしれません。しかし虫歯の治療法は種類があり、削り方が違います。削り方の違いで、歯の寿命が大きく変わります。

昔から行われてきた方法で、インレーと呼ばれる治療法があります。虫歯を削り、歯型を取って金属のつめ物やセラミックのつめ物を歯に装着します。歯の表面を大きく削るため、中で広がる虫歯を取り残しにくく比較的簡単なため、現在でも多くの歯科医院で行われています。

しかし、この治療法は虫歯ではない健康な歯の部分を多く削ります。歯は削る量が多くなるほどもろく割れやすくなり、歯の寿命が縮まる可能性があります。

現在はコンポジットレジンと呼ばれる、プラスチックの樹脂を直接虫歯を削った所につめる方法が主流になっています。健康な歯を削る量がインレーよりも少ないことが最大の利点です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/104979/8/resize/d104979-8-c47629d36594e04bbdd0-0.jpg ]


しかし、お口の中でつめるため大きな虫歯だと綺麗につめることが難しくなります。現在多くの歯科の会社が専用の器材を作っていますので、綺麗につめれるようにはなってきていますが、それでも大きな虫歯ではつめた所に段差や隙間はできやすいです。そうすると虫歯の再発が起きやすくなります。

大きな虫歯の場合、綺麗につめるためには歯型を取りお口の外でつめ物を作るインレーの方が向いていますが、健康な歯を多く削ってしまいます。よって、大きな虫歯でも綺麗にプラスチックの樹脂をつめる方法の開発が望まれました。そこで、私は歯の削り方に注目し、「ハーミノス虫歯治療法」を考案しました。それは、虫歯の特徴に合わせて削るというものです。

[画像2: https://prtimes.jp/i/104979/8/resize/d104979-8-0e469eecb035b15e1d74-1.jpg ]


虫歯には、やっかいな特徴があります。それは、歯の表面に小さい穴を開けて歯の中に侵入し、歯の中で大きく広がるということです。例えるならアリの巣です。見た目は小さな穴でも、削ってみたら中でとても大きく広がっていた・・ということはよくあることです。その特徴に合わせて削ることで、健康な歯をできるだけ削らずに虫歯を取ることができます。つまり、歯の中で広がる虫歯はしっかりと削りますが、入り口は小さく削ります。そうすることで健康な歯を多く残す事ができるのです。

それに加えて、とても大切なことがあります。それは隣の歯と接触している所を削らずに残す事と、歯の形・輪郭をできるだけ削らずに残す事です。それらを削ってしまうと、つめ物に隙間や段差ができやすいです。削らずに残す事で、綺麗にしかも容易にプラスチックの樹脂をつめることが可能になるのです。

歯は通常隣の歯と接触しています。顕微鏡とCTで細かく見るとわかるのですが、接触している所には虫歯の入り口はできません。接触している所の周りに汚れがたまるので、そこから虫歯の入り口ができるのです。よって、虫歯の入り口を顕微鏡とCTで特定して慎重に削れば、隣の歯との接触している所を残す事が出来ます。

虫歯は歯の中で広がるため、どうしても表面の健康な歯を削らないと、中の虫歯を取ることができません。医者の世界で言いますと外科手術で開腹手術をするイメージです。お腹を切らないと中の病気を取れないのと一緒です。
歯と歯の接触している所の下には虫歯が広がっていることがあります。その場合は、歯の接触している所を削らないために、削る器具に角度をつけ斜めにして虫歯を削ります。そうすることで接触している所の下に広がる虫歯だけを削ることができます。

この方法で虫歯を削れば、健康な歯が多く残り、歯の接触している所と歯の形・輪郭を残す事が可能になります。また、その後のプラスチックの樹脂をつめることが容易になります。歯に囲いを作り、樹脂をつめれば、元の歯の形を再現できます。隙間や段差ができにくく、虫歯の再発を防ぐことができます。

この方法のデメリットがあるとすれば、難易度が高いことと虫歯を取り残す可能性があるということです。虫歯の入り口を見定めてどこから削り始めるかを決めることが必要ですし、入り口を小さく削るため中の虫歯が見えにくく、取り残す可能性があります。肉眼では不可能で、CTと顕微鏡(マイクロスコープ)の使用が不可欠です。CTで虫歯の入り口や虫歯の広がり・大きさを予測して、実際に顕微鏡を見ながら慎重に虫歯を削ります。それがこの方法を成功させる秘訣なのです。

健康な歯を多く残せて虫歯治療ができれば、その歯は長持ちしやすくなります。当院では「ハーミノス虫歯治療法」を今後も行っていき、患者様のお口の健康を守るお手伝いをさせていただきます。」

ちなみに名前の由来を聞くと、「歯をみつおが残す→“ハ”を“ミ”つおが“ノ”こ“ス”。ダジャレです(笑)」だそうだ。

ハーミノス虫歯治療法は保険治療で受けられる。より歯を長持ちさせたいと希望する方には、自費治療の選択肢が作成されたので、こちらが推奨される。健康な歯をできるだけ削らずに長持ちさせたいとお考えの方には良いニュースだ。
※詳しい内容や金額はホームページを確認ください。
https://kotsudent.com/blog/detail/20240420221149/

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