ベライゾンのMSIEM(Managed Security Incident and Event Management)を荏原製作所が導入
PR TIMES / 2024年12月5日 13時45分
グローバルでの監視体制強化によりIT戦略を支援
ネットワークおよびセキュリティソリューション、各種DXの導入・支援を行う、ベライゾンジャパン合同会社(所在地:東京都千代田区、代表執行役員社長 職務執行者:山崎隆太、以下「ベライゾン」)は、株式会社荏原製作所(東京都大田区、以下「荏原製作所」)とそのグループ会社が、ベライゾン Managed Security Incident and Event Management(マネージド型のセキュリティ情報およびイベント管理サービス以下「MSIEM」)を採用したことを発表します。今回のサービス導入により、荏原製作所とそのグループ会社は、全世界でのサイバーセキュリティ・モニタリングとサイバーインテリジェンス能力を強化します。
ベライゾンのMSIEMは、既存のサイバーセキュリティ体制を強化する、イベント監視サービスです。カスタムの運用モデルで、ベライゾンのセキュリティ/インテリジェンス機能を顧客企業内部のSIEMソリューションと統合します。この組み合わせにより、将来のセキュリティニーズに合わせて拡張できる、より高いレベルでのセキュリティの監視と分析が可能になります。顧客企業内部のSIEMで収集されたデータやアナリティクスをベライゾンのセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)が共有し、ベライゾンのアナリストがセキュリティアラートを監視して、重要性の高いインシデントをタイムリーにエスカレーションします。
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荏原製作所のアジア太平洋、欧州、米国地域におけるインシデントレスポンスチーム(EBARA Global-CSIRT)は、Verizon Threat Research Advisory Center(脅威調査センター VTRAC)から毎日送られてくる、脅威インテリジェンス情報を活用することができるほか、ベライゾンのセキュリティ・エンジニアやアナリストが、24時間365日体制で荏原のグローバルなリモート環境を監視するサービスを受けることができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112691/8/112691-8-8328292219d25caff0d92465e7990803-960x540.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「データ漏洩/侵害調査報告書(DBIR)2024」によると、調査対象となった30,000件以上のセキュリティインシデントのうち、侵入の15%にサードパーティが関与しており、データ管理者やホスティングパートナーのインフラが侵害されたり、ソフトウェアのサプライチェーンに直接的または間接的な問題が発生したりするなど、外部からの脅威のリスクは拡大し続けています。
1912年に設立された荏原製作所は、主力製品のポンプや、送風機、コンプレッサ・タービン、半導体製造装置、環境プラント事業など、さまざまな分野でグローバルに社会、産業、くらしを支える世界的な産業機械メーカです。同社は世界で117社(2023年12月末時点)、19,629名(2023年12月末時点)の従業員を擁しています。今回のサービス導入は荏原製作所にとって、ゼロトラスト・セキュリティのフレームワークを採用したクラウド中心のインフラストラクチャ・アーキテクチャを確立する上で、重要なマイルストーンとなるでしょう。
エグゼクティブコメント
荏原製作所 情報通信統括部 ITアーキテクト部 部長 千葉 一機氏
「荏原グループはグローバル全体でのサイバーセキュリティの強化を目的としてISMS/CIS Contros準拠活動を推進しており、様々な施策を導入・展開しています。この度、グループへの展開に際し、SIEM構築、SOCによる統合ログ監視の環境整備をグローバルで活動されており、優れたサイバーインテリジェンス、カバレッジを持っている、Verizon社にお願いしました。これらの施策は中核を担うとても重要なものと位置付けていますので、今後の対応に期待しています。」
ベライゾンビジネス アジア太平洋地域担当バイスプレジデント
Robert Le Busque(ロバート・ル・バスク)
「荏原は重要インフラの中心で事業を展開しており、その製品は水管理から産業用アプリケーションに至るまで、現代のインフラのあらゆる側面に触れており、世界中のハイテク産業の要となっています。潜在的な悪意ある活動を軽減するための高度な脅威ハンティング・ツールへのアクセスは、同社の技術が安全であり続け、利害関係者にとって現実的であることを保証する、事業全体にわたる業務と革新にとって不可欠です。」
ベライゾンジャパン ソリューション本部 本部長 生田隆由
「ベライゾンジャパンでは現在、100社以上の日系多国籍企業のITインフラをサポートしています。当社の強みは、100万ルートマイルに及ぶ世界最大級のバックボーンネットワークを監視し、脅威情報をリアルタイムに監視できることであります。合わせて当社のグローバル セキュリティ オペレーション センターは、年間50万件を超えるサイバー セキュリティ インシデントを分析し、MSIEMサービスを通じて迅速な脅威検出を可能にしています。今後、荏原製作所様に対しては、更に統合的なセキュリティソリューションをさらに強化し、卓越した機密性、整合性、信頼性を確保することに注力してまいります。」
ベライゾンのセキュリティオペレーションセンターサービスについて
ベライゾンは、世界中に9つあるセキュリティ・オペレーション・センター、6つのフォレンジック・ラボ、世界最大級のIPネットワークを通じて、毎年20兆件を超えるセキュリティ・イベントを処理しています。ベライゾンのアドバンスド・セキュリティ・オペレーション・サービスの詳細については、こちら(https://www.verizon.com/business/ja-jp/products/security/advanced-security-operations-center-services/)をご覧ください。
ベライゾンについて
ベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE, Nasdaq: VZ)は、2000年6月30日に設立された、テクノロジーおよび通信サービスを提供する世界有数のプロバイダーです。ニューヨークに本社を置き、世界中に拠点を有するベライゾンは、2022年に1,368億ドルの売上高を記録しました。同社は、受賞歴を誇るネットワークとプラットフォーム上でデータ、ビデオ、音声サービス、ソリューションを提供し、モビリティ、信頼性の高いネットワーク接続、セキュリティ、コントロールに対する顧客の要望に応えています。
ベライゾンのオンラインメディアセンター: ニュースリリース、記事、メディア窓口、その他のリソースは次のサイトhttps://www.verizon.com/about/news-centerで入手可能です。また、ニュースリリースはRSSフィードから購読可能です。購読するには、以下のサイトにアクセスください:www.verizon.com/about/rss-feeds/
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