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ZEROCO社、北海道・千歳市での大型鮮度保持技術の実証実験を開始

PR TIMES / 2024年8月31日 17時40分

道内産食材を対象に、在庫管理と賞味期限延長による新たなバリューチェーンの構築へ。生産者が主役となる新たな一次産業の未来を切り拓く



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ZEROCO株式会社(代表取締役社長:楠本修二郎、所在地:東京都渋谷区)は、2024年8月28日、北海道・千歳市において食材・食品の鮮度を長期間・高品質に保持する独自の技術「ZEROCO(ゼロコ)」を用いた初の大型設備(約50坪)を設置し、実証実験を開始いたします。この実証実験は、道内産食材を対象に在庫管理と賞味期限延長による新たなバリューチェーンの構築を目指しています。

今回の実証実験プロジェクトは、北海道千歳市に拠点を置く100戸以上の生産者とともに地域の豊かな食材を活かした食品流通事業を展開する株式会社MMCフードサービス(代表取締役社長:宮谷将徳、所在地:北海道千歳市、以下MMCフードサービス)の物流倉庫に「ZEROCO」を導入しています。ZEROCOを活用した大型設備での実証実験は、今回開始する北海道千歳市の拠点が日本初の取り組みになります。また、農林水産省の「中小企業イノベーション創出推進事業」の助成を受けて実施しています。
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約50坪の大型ZEROCOの設置
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千歳市の生産者に技術について説明する宮谷氏

【北海道千歳市での実証実験の目的と背景】
本実証実験は、北海道産食材・食品の長期保存と賞味期限延長を通じて、生産者が在庫をコントロールし、価格を決定できる新たなバリューチェーンの構築を目指しています。

北海道は、日本国内における重要な生産拠点ですが季節性と物流面に課題があります。千歳市は北海道の流通拠点であるため、北海道内の生産物が集まりやすく、都市である札幌へのアクセスも良く、国内外への北海道産品供給も可能です。MMCフードサービスの地域に根付いた生産者との取り組みによる食品・食材の知見を活かし、道内の生産物を幅広く展開していきます。
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出典:北海道千歳市公式HP


【実証実験の取り組み内容】
実証実験は、日本で初となる50坪のZEROCO設備を活用し、千歳市および近郊の農産物(主にレタス、ブロッコリー、道産メロンなど)や水産物を対象に行います。
ブロッコリーやとうもろこしのように、温度管理や収穫から食卓にお届けするまでの時間管理が厳しい食材に注目し、その品質を維持しつつまずは道内、その後国内全域に届ける取り組みを実証していきます。
また、これまで難しいとされていた牛乳をZEROCOによる予備冷却により冷凍食品化を行い、品質保持についても検証し、昨今課題となっている牛乳の廃棄問題にも取り組んで参ります。
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実験で得られた成果を基に、北海道産品の価値を広めるべく、加工品や流通・小売業への導入、また道外や海外への流通など、幅広く展開していきます。

【鮮度保持技術「ZEROCO」について】
「ZEROCO」は、これまで実現が難しいとされてきた低温・高湿の保管環境を安定的に達成することにより、食材や食品の鮮度を長期間、高品質に保持し、また予備冷却として活用することにより冷凍食品の品質向上にも寄与する技術です。
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【鮮度保持技術「ZEROCO」の活用による生鮮食品の安定した在庫管理を軸にした新しいバリューチェーンの構築】
鮮度保持技術「ZEROCO」は野菜や果物、鮮魚、精肉などの生鮮食品を長期間高品質で保存することを可能にします。この技術の活用により、生産者が在庫を持ち、自らの意思で価格を決定できる新たなバリューチェーンを構築し、第一次産業が抱える担い手不足やフードロス、需給のアンバランスや労働環境等の課題の解決を目指します。
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【食産業が抱える課題「負のスパイラル」を「正のスパイラル」へ】
日本の食産業は現在、「フードクライシス」という深刻な局面に直面しています。農業、漁業、畜産業の担い手が減少し、経済合理性が優先される産業構造の中で、命を支える食の基盤が揺らいでいます。この背景には、一次産業が生産と同時に腐敗や劣化と戦わざるを得ないことがあり、また全産業の中で唯一、価格を生産者が決定できないという構造的な問題があります。
生産者が価格を自らの意思で決定できず、生産在庫もコントロールできないため、効率性と利便性を追求する既存のサプライチェーンに依存するほかありません。この負のスパイラルから脱却しない限り、担い手不足を訴えても、若い世代が健全な野心と夢を持って参入することは難しく、問題の根本的な解決には至りません。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120214/8/120214-8-25d0cadec74f468afd06691ebdb87dc9-1090x570.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


このような現状を踏まえ、鮮度保持技術「ZEROCO」を活用して、生産者が在庫を持つことができるバリューチェーンの構築に努めます。長年にわたり受け継がれてきた農業、漁業、畜産業を守り、「次世代に堂々と受け継いでいける農業・漁業・畜産業」を実現するために、一次産業が抱える待ったなしの課題に真摯に向き合います。私たちは、おいしさと安全を誰もが選べる未来のために取り組んでいきます。

【株式会社MMCフードサービス 概要】
会社名: 株式会社MMCフードサービス
代表名: 代表取締役 宮谷 将徳
所在地: 北海道千歳市泉沢1007-237
事業内容:食品の加工・流通事業、地域食材の流通・供給、冷凍食品製造・物流サービス
URL(コーポレートサイト): https://www.mmcfood.co.jp/

【ZEROCO株式会社 概要】
会社名  :ZEROCO株式会社
代表者  :代表取締役社長 楠本 修二郎
所在地  :東京都渋谷区神宮前5-27-8 LosGatos 3F
始動日  :2023年4月(設立日 2020年7月)
事業内容 :
・鮮度保持機器(ZEROCO)の製造、リース及び販売、コンサルティング事業
・鮮度保持機器(ZEROCO)を活用した冷蔵・冷凍食品の販売、製造、輸出入事業
・農産物、畜産物、水産物の加工及び食品製造に関するコンサルティング事業
URL(コーポレートサイト): https://zeroco.co.jp/

【ZEROCO株式会社について】
低温・高湿の保管環境を安定的に生み出すことで食材や食品の鮮度を長期間、高品質に保つことを可能にする鮮度保持技術「ZEROCO」を活用し、生産現場・加工業・メーカー・物流・小売・外食に至るまで産業全体の連携を促し、2050年までに人口が爆発する地球環境において人類とその食料資源との関係を新しい時代にフィットした社会システムに発展させるため、健康的で、サスティナブルな 「おいしい未来の創造」に貢献するとともに、少子高齢化を迎える日本の食産業の発展を支える基盤づくりを目指します。
※「ZEROCO」はZEROCO株式会社の登録商標です。

【ZEROCO株式会社について】
ZEROCO株式会社 広報担当
Email:pr@zeroco.co.jp

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