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【イベント開催レポート】2025年大阪・関西万博 河森正治 プロデュースパビリオン共同プロジェクト「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」生態系観測イベントを淡路島で開催!

PR TIMES / 2024年6月6日 15時45分






[画像1: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-25bc1b84d14f7700276c-3.jpg ]

マクロスシリーズ監督・メカデザイナー河森正治率いる株式会社Vector Vision(東京都世田谷区)、株式会社バイオーム(京都府 代表取締役 藤木庄五郎)、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(東京都 代表取締役社長 最高経営責任者 カリン・ドラガン)、TOPPANホールディングス株式会社(東京都 代表取締役社長 CEO 麿秀晴)、くら寿司株式会社(大阪府 代表取締役社長 田中邦彦)は、2025年日本国際博覧会(以下大阪・関西万博)の共同プロジェクト「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」の市民参加型イベントを、5月26日(日)淡路島にあるニジゲンノモリにて開催しました。
※共同プロジェクトとは、シグネチャーパビリオン各館がパートナー企業と取り組むプロジェクトの総称。

今回会場となったのは、豊かな自然に囲まれた淡路島公園内にあるニジゲンノモリ。この施設はパソナグループが運営しており、大阪・関西万博では「PASONA NATUREVERSE」パビリオンを出展する同グループ協力のもとイベントが実施されました。

グループを代表して、株式会社パソナグループ 常務執行役員 CBO Regional Advantage 兼 Natureverse 担当 伊藤 真人様にご登壇いただきました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-20df87d4b3b2cac4acae-1.jpg ]

河森正治プロデュースパビリオン「いのちめぐる冒険」では、生態系のダイナミズムに没入できる展示を行うことで、生物多様性の上に私たち人間も生きていることを体感していただきます。そんなパビリオンの背景から、共同プロジェクトにおけるテーマは「Nature Positive」。このコンセプトと、パソナグループが掲げる「いのち、ありがとう」のコンセプトが非常に親和性が高いことから、グループを代表して伊藤様にご登壇いただきました。
健康と絆、そして生態系と私たちの身体は繋がっていること、また人間が自然に生かされていることへの気づきを与えたいとお話をいただきました。

トークセッション 1.


兵庫県環境部長 菅様をお招きし、生物多様性の重要性や保全にまつわるアクションについてお話いただきました。
テーマ:万博で発信したい生物多様性の重要性
登壇者:河森正治プロデューサー
    株式会社バイオーム 藤木 庄五郎
    兵庫県環境部長 菅 範昭様

[画像3: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-ecb2a451c822e775f9be-9.jpg ]

気候変動への対策は電気をこまめに消すなど小さなアクションも見えやすいですが、生態系へのアクションはなかなか見えにくいのが現状です。

生きものを守るというところまで意識しなくても、楽しく生きものを探して写真を撮って投稿するという、簡単なアクションなのに生きものの保全に繋がるということをBiomeでは担いたい。また、捕まえて写真撮ったら逃す、捕まえずに写真にだけ納めるなど、生きものへの配慮を考える機会にもしてもらえたら嬉しいと藤木よりお話しました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-8e172c96be37dc25ad84-0.jpg ]


それに対し河森プロデューサーは、生態系を守るには知識があっても、一歩行動に移すことにハードルがある。しかし、Biomeでは撮影をしている時点で、現地へ行き最初の一歩を踏み出している。楽しみながらデータを収集できて、それが保全に繋がるということはとても画期的だと思った。この話を聞いてぜひご一緒したいと思い、今の共同プロジェクトに至っている。とコメントしました。

兵庫県 菅様からは、人間活動によって、生物多様性を脅かす4つの危機があることと解決につなげる具体的な行動指針を示した「生物多様性ひょうご戦略」を策定し対策に取り組んできたとお話いただきました。
大阪・関西万博に向け、兵庫県環境部では「里山と里海の再生」をテーマに掲げている。
現在、兵庫県では宝塚市西谷地区にある里山で、木を切ってボイラーの燃料にすることを進めている。里山の手入れになり、石油を使用しないため地球温暖化対策にもつながる。このように新しい里山の取り組みを日本一と言われる川西市黒川の伝統的な里山とも、一緒に進めていきたいと思っている。とお話をいただきました。

[画像5: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-ef6b5ec32f1b7ba467e3-5.jpg ]

また、生物多様性を脅かす危機のひとつでもある外来生物についても菅様よりお話いただきました。従来の生態系に影響を与える外来生物の駆除はコストがかかり大変で、駆除する為にはどこにいるかが分からないといけない。そんな中、兵庫県内でもBiomeを使っていただきながら生物調査をご一緒させていただいていると、藤木もコメントしました。

兵庫県の里山の話を受け、河森プロデューサーからは、自然と人間がとても近い場所はそこまで多くなく貴重だと感じている。循環を全体で捉えられる場所は大事である。里山保全は、人間の手が加わることによって生態系が豊かになるという可能性をみせていかないと、開発が全て悪いとなってしまい、それでは人間の文明は成り立たなくなってしまう。人間と自然が共存するのは不可能ではないとコメントがありました。

トークセッション 2.


河森正治パビリオンのパートナー企業であり、クエストのクエストオーナーである3社でトークセッションを行いました。
テーマ:万博を通して伝えたい・人と自然のこれからの関わり方
登壇者:河森正治プロデューサー
    コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 EXPO営業推進部
     セルフ 沙理衣氏
    TOPPANホールディングス株式会社 万博推進室 EXPO2025 事業推進グループ
     角谷 とりで氏
    くら寿司株式会社 広報宣伝・IR本部 広報部
 小山 祐一郎氏
[画像6: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-212fb8fd5fd5bd5532b2-5.jpg ]

<各社コメント>
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
EXPO営業推進部 セルフ 沙理衣
当社のビジネスにとってかけがえのない水を守り育むことの重要性や、そのために欠かせない森林保全の大切さを伝えていきたい。水を使用するビジネスを行う当社にとって、森林、草原、その他の水源地域および生態系を保全すること、そして地球環境を持続可能な形で次の世代へ引き継いでいくことは、とても重要な使命。「森林」は、私たちの生活に欠かせない良質な水を育む水源涵養機能や、さまざまな生物のつながりを維持する生物多様性の保全機能をもっている。
当社では、17工場のすべての水源域で、間伐や植林などを通じて、豊富な地下水を育み、さまざまな生き物が住みやすい環境を整える森林保全活動を行っている。さらに各工場の周辺流域では、環境体験プログラム「コカ・コーラ『森に学ぼう』プロジェクト」を開催し、多くの人に森や水、生物多様性の保全について知っていただく機会を提供し、地域の自然や生き物を守り育てることの大切さを伝えている。
共同プロジェクトでは、みなさまのご協力のもと「森林」に生きる植物や昆虫などの生態系をより詳細に深く捉えられるので、これらの生態系データを活用し、生物多様性保全についても、より推進していきたい。
また私たちのビジネスでは、PETボトルをサスティナブル素材に置き換え、PETボトルの循環利用への貢献をしていくことも重要な取り組みのひとつ。大阪・関西万博では、こうした取り組みをお伝えする場にもしたいと考えている。
[画像7: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-0e84ca0d13efa2b7ab8e-3.jpg ]


TOPPANホールディングス株式会社
万博推進室 EXPO2025 事業推進グループ 角谷 とりで
TOPPANは昨年社名から「印刷」の文字を取り除いたのですが、印刷を行っている会社ということで、紙の取り扱いが多い会社となる。紙の原料となる木々、自然とどのように共生していくのか会社として目標を立てながら環境保護の取り組みを行っている。
その取り組みのひとつとして、自社のもつ工場や研究所内に元々その土地に生息していた植物や生きものをそのまま残していける環境としてビオトープを持っている所もある。その中で地域住民の方や自治体と協力しながら生物多様性の保全に取り組んでいる。
いのちを感じることのできる展示のひとつ「宇宙の窓」では、いのちの営みを高精細かつ巨大なスクリーンを通した圧倒的な映像で体感することができる。印刷を通してこれまで培ってきたリアルなビジュアル表現技術を活かして、制作に取り組んでいる。
また、バーチャルでは、いのちの循環のルーツを感じてもらえるよう再現することに協力している。
[画像8: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-412a82da52bd1203e875-5.jpg ]


くら寿司株式会社
広報宣伝・IR本部 広報部 小山 祐一郎
魚を扱う会社として、海の貴重な恵、海洋資源の保全に対して大きな責任をもっている。
約15,000種いる世界の魚の中で、実際に私たちが食しているのは500種ほど。天然魚は全国の漁師さんから直接仕入れをしてお寿司として販売している。中にはなかなか普段目にすることの少ない低利用魚というものがある。例えば、シイラは足が早い魚と言われており、日本においては広く流通していない。また、ニザダイは海藻をよく食べるので身に独特の磯の香りがあり、値段がつきにくい魚である。しかしこの独特の磯の香りは、キャベツを一定期間あげることで軽減でき、万人受けするような味わいになる。このように、低利用魚も仕入れて商品化をしている。
需要の高い魚だけを仕入れるのではなく、漁師さんに獲っていただいた魚をいかに活用するかが重要であり、こうした取り組みが生物多様性に繋がると考えている。
また、小学校向けにSDGsの出張授業を実施している。海の多様性をどう保全していくかということに対して、いかに自分ごととして取り組んでいけるか、将来を担う子どもたちに日々できることから取り組んでほしいと思い展開している。
また、「回転ベルトは、世界を一つに。」をコンセプトに、大阪・関西万博でお店の出店を計画している。回転ベルトには始まりも終わりもない。これは万博の理念とも通ずるものがあると思っているが、世界の方々が大阪・関西万博に集い交流を深めるということに対して、回転寿司というものを通して貢献できるのではないかと思っている。
[画像9: https://prtimes.jp/i/122231/8/resize/d122231-8-0e4c11bf9878aac5fc8f-1.jpg ]


3社の熱い想いを聞き、河森プロデューサーからは、パートナー企業に恵まれている。多様性というのは単にいろいろなものがいるのではなく、それぞれが得意なやり方で自分達のことを表現して循環が成り立っていくことである。自分の得意なことが発揮できている状態こそが、いのちが輝いている状態だと思っている。これは人間だけではなく生物全てに言えること。とコメントしました。

<当日のプレス発表会の動画は、こちらよりご覧いただけます>
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Kv1nq-_eWbM ]


【生きもの探し】
プレス発表後は、無料アプリ「バイオーム」を活用し淡路島のフィールドで、生きものや植物探しを行いました。
淡路島で発見され投稿いただいた生きものを、本日、河森正治公式サイト内「いのちめぐる冒険」共同プロジェクト特設ページにて発表いたしました。ぜひご覧ください。

「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」公式ページ
https://shojikawamori.jp/expo2025/biome_quest/


河森正治公式サイト 大阪・関西万博 特設ページ
https://shojikawamori.jp/expo2025/



【河森正治プロフィール】
アニメーション監督
メカニックデザイナー
ビジョンクリエーター
2025年大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー


代表作:『マクロス』シリーズ(原作、監督、メカデザイン)、『アクエリオン』シリーズ(原作、監督、メカデザイン)、『天空のエスカフローネ』(原作、スーパーバイザー、シリーズ構成)、『イーハトーヴ幻想 KENJIの春』(原作、監督)、『地球少女アルジュナ』(原作、監督)
デザイン関係: 『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』『攻殻機動隊』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ 』、『アーマードコア』、『交響詩篇エウレカセブン』、『デモンエクスマキナ』、ソニー“AIBO”『ERS-220』、日産デュアリス『パワード・スーツ デュアリス』、ソニー・スマートウォッチwenaオリジナルモデル盤面デザインなど。

【お問合せ】
株式会社Vector Vision
https://vector-vision.com/#contact

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