「「生きづらさ」はなんとかなるのか -人権とケアの哲学原理を暮らしに活かす方法 -」の開催が決定
PR TIMES / 2024年7月30日 10時45分
令和6(2024)年8月21日、ケアの哲学者・山竹伸二さん、人権の哲学者・金泰明さんによる講義や、双極性障害(生きづらさ)の当事者でもある土屋一登(眞山舎)による哲学原理の活用事例を紹介予定
一般社団法人眞山舎(所在地:東京都国立市、代表理事:土屋一登、以下「眞山舎」)は、令和6(2024)年8月21日(水)に、「「生きづらさ」はなんとかなるのか -人権とケアの哲学原理を暮らしに活かす方法 -」を東京都国立市内で開催することが決まりました。「生きづらさ」を抱えるひとが、「生きやすい暮らし」を営むためにはどうしたら良いのか。そのような問いに向き合う機会として、哲学の原理 (ものごとの根本) から、人間が自由に生きることや、他者をケアし、他者にケアされることを考えます。また、哲学的な学びを暮らしの営みに活かすためにはどうしたら良いのかを、実例と共にご紹介します。どなたでもお気軽にお越しいただき、人権とケアの哲学原理を暮らしの営みに活かす方法について一緒に考えられたらと思います。
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プログラム概要
●日時: 令和6(2024)年8月21日(水)19:30-21:00
●内容:
・人権の哲学原理についての講義(金泰明さん)
・ケアの哲学原理についての講義(山竹伸二さん)
・「生きづらさ」の当事者が語る、「生きやすい暮らしづくり」と哲学原理を暮らしに活かす方法(土屋一登)
・グループ対話(「人権」と「ケア」の哲学原理の学びや疑問等の共有)
●場所: 国立市公民館3階講座室
●定員: 30名
●参加費: 無料
●主催: 一般社団法人眞山舎
●申込先: 一般社団法人眞山舎
・フォーム(Googleフォーム): https://forms.gle/8XzRsZQ8nirSNmns5
・Email: info@sanayamaya.org
●締切: 8月20日(火)16時まで
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プログラム内容
このプログラムは、人権・ケアの哲学原理を学ぶことが、どのようにわたしたちを支え、暮らしの営みに活かすことができるか、どのような可能性を与えてくれるかを学び、考える機会をつくるために企画しました。
人権の哲学原理については、20年間、人権活動家(在日韓国人政治犯の救援する家族・僑胞の会 / 在日民主人権協議会)として生き、その後、「人権の哲学者」として大阪経済法科大学法学部教員を務めた、金泰明さん(2024年度から一般社団法人眞山舎・理事)による講義を予定。人権 / Human Rightsとは何のなのか、「わたし」という存在と「個人」・「市民」とはどのような関係があるのか、自由であるとはどういうことなのか、などの問いに関わる講義を予定しています。
また、ケアの哲学原理では、心理学・哲学の分野で著述家・評論家としてご活躍され、多数の書籍も出されている、山竹伸二さんをお迎えします。「共通の人間理解」の重要性、「共通の人間理解」と「多様性」はどう成り立つのか、ひとをケアし、ひとにケアされること、自己犠牲でないことの大切さなど、「ケア」にまつわるテーマでお話しいただきます。
加えて、「生きづらさ」の当事者が語る「生きやすい暮らしづくり」と哲学原理を暮らしに活かす方法として、一般社団法人眞山舎代表理事の土屋一登が、自身の体験や眞山舎の活動等を含めた実践事例を共有します。
また、本イベントの内容をグループで振り返りながら、対話をする時間を設けます。参加者の学びや疑問等を共有し合いながら、学びを深める時間にできたらと思います。
登壇者プロフィール
金 泰明さん(人権の哲学者、一般社団法人眞山舎・理事、大阪公立大学人権問題研究センター・客員研究員)
[画像3: https://prtimes.jp/i/124797/8/resize/d124797-8-f309a8329cb6be72b443-0.jpg ]
大阪生まれの在日韓国人二世。70年代から90年代に在日韓国人による二つの人権NGOを立ちあげ専従スタッフとして活動。『在日韓国人政治犯を救援する家族・僑胞の会』(事務局長、1977年-1990年)、『在日韓国民主人権協議会』(共同代表、1991年-1995年)。その後、東京とイギリスの大学院で「人権と共生」の哲学を研究。20年間、大阪経済法科大学法学部で教鞭を執る。定年退職後、「哲学塾」を立ち上げ、東京と大阪で「哲学対話」や人権と共生の哲学研究会の活動を行っている。「人権を哲学する」がモットー。「人権の哲学」は「自分を大切にすること」から始まる。現在取り組んでいる研究テーマは「普遍共生論」(認知症の人の共生の哲学原理)。代表的な著書に2006年『共生社会のための二つの人権論』(トランスビュー)、2008年『欲望としての他者救済』(NHKブックス)、2014年『人権は二つの顔をもつ』(トランスビュー)、2022年『共生社会のためのことばの教育―自由・幸福・対話・市民性』(稲垣みどり/細川英雄/金泰明/杉本篤史共著、明石書店)ほか論文多数。国際学博士(明治学院大学大学院国際学研究科) / MA(人権学・英国エセックス大学大学院人権理論実践コース) / 元大阪経済法科大学法学部教授
山竹 伸二さん(ケアの哲学者)
[画像4: https://prtimes.jp/i/124797/8/resize/d124797-8-9f3ae92daa4e77f46d68-0.jpg ]
1965年、広島県生まれ。学術系出版社の編集者を経て、現在、心理学・哲学の分野で著述家・評論家として活動。同志社大学・赤ちゃん学研究センター嘱託研究員。桜美林大学非常勤講師。専門は現象学、精神分析など。現代社会における心の病と、心理療法の共通原理の解明を主要な研究テーマとしており、近年は、看護や保育、介護などのケアの領域における哲学的原理を考察し、子育て論、承認論、共感論など、多方面で執筆、講演を続けている。代表的な著書に2011年『「認められたい」の正体』(講談社現代新書)、2014年『子育ての哲学』(ちくま新書)、2021年『ひとはなぜ「認められたい」のか』(ちくま新書)、 2022年に『共感の正体』(河出書房)、2023年『心理療法の精神史』(創元社)、2024年『無意識の正体』(河出書房)ほか。
土屋 一登(一般社団法人眞山舎・代表理事)
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2012年、南カリフォルニア大学を卒業。2022年に「『わたし』が幸せを感じられる暮し」をテーマとする一般社団法人眞山舎を設立。「リカバリーの学校@くにたち」や「哲学塾『ひらく舎』」などの対話的な学び場づくりを行う。2024年には人権・ケアの哲学原理を学ぶ「より善く生きる哲学の学校」をスタート。その他、NPOのファンドレイジングを支える対話型相談や自治体及びNPOにローカルNPO向けのファンドレイジング講座・研修も行っている。認定ファンドレイザー、双極性障害当事者
申込フォーム(Googleフォーム)
8月21日開催「「生きづらさ」はなんとかなるのか -人権とケアの哲学原理を暮らしに活かす方法 -」のお申し込みは次のフォームからお願いします。https://forms.gle/8XzRsZQ8nirSNmns5
関連情報
令和6(2024)年9月7日より、「わたしの幸せ」と「よりよい社会」がつながる、「より善く生きる哲学の学校」が開校します。ご関心のあるかたは、次のリンクから詳細ページをご確認ください。https://yoriyoku-phil.peatix.com/view
団体情報
(1)団体名: 一般社団法人眞山舎
(2)設立: 令和4(2022)年11月7日
(3)住所: 東京都国立市富⼠見台1丁目7番地1号 富⼠見台第一団地1号棟102号室
(4)代表理事: 土屋 一登
(5)目的: 個人が幸せを感じられる暮らしを主たるテーマに掲げ、地域に暮らす個人による幸福の増進に係る主体的活動及び地域社会における個人の幸福を増進する仕組み構築・基盤整備
(6)団体ホームページ: https://www.sanayamaya.org
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