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京都大学医学部附属病院 形成外科の診療における「ヒフメド for ホスピタル」の有用性を第136回関西形成外科学会学術集会で発表!

PR TIMES / 2024年7月9日 14時33分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133353/8/133353-8-b73b637a443d8089a3d17866b5e3b2e5-1477x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2024年7月7日に開催された第136回関西形成外科学会学術集会にて、京都大学大学院医学研究科形成外科学(以下「京大形成外科」)の田中鈴加先生、片山泰博先生、森本尚樹先生が「ヒフメド for ホスピタル」の有用性について発表しました。

京大形成外科では、専門外来が充実しており、遠方からの患者が多く来院しています。コロナ禍を契機にビデオ通話によるオンライン診療を開始しましたが、動画のため画質は粗く患部の詳細な確認が難しいといった課題がありました。

特に、小児患者は静止せず、画角から外れることが多く、衣服の着脱にも時間がかかります。従来はメールで個人情報である患部画像の送信と保管をしていましたが、当院個人の医師が管理することは情報の取扱いに違反する問題がありました。

そこで、京大形成外科は2023年2月から巨大色素性母斑等へのレーザー治療において株式会社Genonの開発する「ヒフメド for ホスピタル」(以下「ヒフメド」)を導入し、今回その効果について今回の学会で初めて発表いたしました。導入実績として、現在までに実際にヒフメドを利用して診察に活用した患者数は合計139名、利用医師は森本教授を含む4名です。
「ヒフメド for ホスピタル」とは
株式会社Genonの提供する、皮膚に疾患・傷等を持つ患者がスマホを使って症状を記録し、通っている医療機関に共有することができるPersonal Health Record(以下「PHR」)ツールです。
患者はLINEで通知を受け取り、診察日の登録や患部の経過観察写真、異常があった際の写真と特徴などを登録し、その情報がレポートにまとめられて担当医にメールで送信されます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133353/8/133353-8-685b59199c7df3d2ed7e7a39652e016b-3348x1866.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※レポートの画像はサンプルです

このツールを活用することで、診察から次回診察までの経過を追うことができ、また異常があった際の通院の必要有無や治療計画の変更について判断することができます。
発表内容
オンライン診療の補助としてヒフメドを導入し、患者との画像のやり取りを円滑に行う方法を検討しました。これにより、医師個人宛にメールで画像を送信する手間や規定・規則上の問題を解消し、セキュリティ上の問題も解決しました。

患者はLINEを通じて簡単に患部画像をアップロードし、その画像は自動で保存・整理されます。他にも、以下の利点が確認されました:
- 患部の確認が素早く可能
- 拡大して創部を詳細に確認可能
- 複数部位でも一度で確認できる
- オンライン診療前にも確認できる

ヒフメドを使用することで、診察前日にレポートを確認し、詳細な創部状態を把握できるようになりました。このアプローチにより、診療前の画像確認がスムーズになり、診療時の負担が軽減されました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133353/8/133353-8-0c4809134de5d000ca995dd59cabeb9e-1167x657.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ヒフメドの導入により、以下の利点が確認されました:
- 医師は診療情報を個別に管理する必要がなくなり、負担が軽減される。
自動でレポートが作成され、経過の一覧性が高く把握しやすい。
- ビデオ遠隔診療の補助として、画質の悪さを補完することができる。

個人情報保護法に基づくセキュリティが強化され、患者のプライバシーが守られる。
一方で、レポートが届くまでにタイムラグなどが課題としてあげられ、今後レポート発行の自動化などにより解決を検討しております。
発表に対する反応
発表後の質疑応答においては、会場から3名の医師から、集まったデータの研究・学会発表への活用について、画像のクオリティ向上のための方策について、個人情報の取扱いについてなど質問が寄せられ、活発に議論が行われました。
今後より幅広い医療機関での活用・研究への応用、またシステムの改善が期待されております。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133353/8/133353-8-050efc7e33e3dad54b3c349df42a4b20-1477x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今後の展望
株式会社Genonは、診療体験の向上を進めると共に、個別化医療の発展に貢献していきます。事業としてオンライン診療を進めながら、より学術的な領域にも積極的に参入していく予定です。今後も京都大学と連携して研究を続け、診療プロセスの改善や新しい治療法の開発を目指します。

さらに、学会発表をきっかけに、様々な研究機関との交流を深め、オンライン診療やPHRシステムを含めた皮膚科診療発展の未来を切り拓いていきます。

京都大学大学院医学研究科形成外科学の田中鈴加先生は「形成外科の遠隔診療において、ヒフメドの導入により情報セキュリティ上の問題や画像共有の課題が解決され、経過の確認が容易になりました」と、述べていおり、今後の益々の発展に期待が寄せられています。
会社情報
- 社名: 株式会社Genon
- 所在地: 大阪市北区梅田1丁目3-1 大阪駅前第1ビル 8階
- 代表者: 高原 千晶
- 設立: 2022年1月
- 事業内容: 医療・ヘルスケア領域のソフトウェア・サービス開発
- 監修医: 皮膚科専門医 後藤和哉
- ウェブサイト: https://genon.co.jp/
Genonの代表的な受賞歴
- [U-25 kansai pitch contest]【優秀賞】/2021年8月
(https://u25.billage.space/archive/20210827/)  
- 大阪市立大学ヘルステックアクセラレーションプログラム【最優秀賞】/2022年2月
- [大阪府グローイングアップ事業ドリームダッシュ]【日本公認会計士協会近畿会 特別賞】【中西金属工業株式会社 DXサポーター賞】/2021年12月
(https://allosakakigyo.jp/contest/list/report015/)
- 経済界 金の卵発掘プロジェクト【全国大会出場】/2022年1月
- [北陸ビジネスコンテスト]【決勝進出】/2022年4月
(https://hd.ngas.co.jp/approach/hokuriku_bpc/index.html)

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