VicOne×MediaTek「CES 2025」で自動車テレマティクスと連携した業界トップレベルのサイバーセキュリティを披露

～すべてのV2X通信におけるサイバーセキュリティを推進～



　トレンドマイクロ株式会社（東京都新宿区、代表取締役社長 (CEO) エバ・チェン）の子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーであるVicOne株式会社（ヴィックワン、東京都新宿区、最高経営責任者（CEO）マックス・チェン）は、MediaTekと共同で、１月7日～10日に米国で開催中の「CES 2025」にて、車両内外での高性能かつ正確な通信とデータ収集を実現するテレマティクスと連携した「xCarbon」のデモンストレーションを披露しました。

　テレマティクスとは、電気通信、車両技術（道路輸送、道路安全など）、電気工学（センサー、計測機器、無線通信など）、コンピュータサイエンス（マルチメディア、インターネットなど）といった幅広い分野を包括する技術です。テレマティクス機能を備えたセキュリティ保護ソフトウェアは、サイバー攻撃などの脅威を効率的に抑止し、走行中の車両の安全を守る役割を果たします。
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VicOneとMediaTekが自動車テレマティクスを活用した業界最先端のサイバーセキュリティソリューションをCES 2025にて共同デモンストレーション

　VicOneの「xCarbon」は、軽量でモジュール化された設定変更が可能なソフトウェアベースの侵入検知・防御システム（IDS/IPS）で、自動車とのあらゆる通信を包括する自動車テレマティクス全体を保護します。xCarbonは柔軟性に優れており、中央処理ユニット（CPU）とメモリの使用量を最小限に抑えながら、不正なシステム動作、ネットワーク経由の脅威、およびコントローラエリアネットワーク（CAN）異常などを効果的に検知します。

　VicOneとMediaTekは、CES 2025において、両社のソリューションが連携して、自動車業界が直面するさまざまな脅威にどのように対処するかを実演しました。
具体的な実演内容は以下の通りです：
- 機密情報が盗まれる可能性のある悪意のあるWebアクセス
- 有害なコマンドがリモートで実行される可能性のあるShellshock攻撃
- データ侵害、不正アクセス、およびシステムパフォーマンスの低下を招く可能性のある未知のアプリケーション実行

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あらゆるV2X（Vehicle to Everything）通信向けサイバーセキュリティソリューションの推進に取り組んでいるVicOneとMediaTekは、CES 2025にて、AIを活用したソリューションがいかに最先端のサイバーセキュリティをもたらすかを共同で実演

■VicOne最高経営責任者（CEO）　マックス・チェンのコメント
「SDV（ソフトウェア・デファインド・ビークル）の時代を迎え、迅速かつ信頼性の高いデータ通信および音声伝送には、刻々と変化する状況に柔軟に対応できる高度な処理能力が不可欠です。MediaTekは、フルコネクテッドカーおよびあらゆるV2X (Vehicle to Everything)通信向けに、高品質かつ付加価値の高い製品を提供する強みを持っています。私たちは、世界的なチップセット企業であるMediaTekと共に、AIを活用したソリューションがいかにテレマティクスアプリケーションに最先端のサイバーセキュリティをもたらすかをお見せすることを大変楽しみにしています。このソリューションは、自動車メーカーとそのサプライヤーが高度なサービスを導入しながら、安全性、データセキュリティ、法規制への準拠を確実に維持できるよう支援します。」


　自動車はコネクティビティ、AI、自動運転システム（ADS）、先進運転支援システム（ADAS）の導入が進むにつれますます複雑化し、サイバー脅威への脆弱性も高まっています。この分野におけるサイバー攻撃は増加の一途をたどり、その手口は巧妙化しており、自動車製造のサプライチェーンが犯罪者の主要な標的となっています。

　VicOneは、自動車サイバーセキュリティ分野におけるイノベーションを牽引し、業界最先端かつ包括的なソリューションを提供しています。また、業界をリードする企業との連携により、各社の専門知識の結集し、自動車メーカー（OEM）やサプライヤーが進化するサイバー脅威に先んじ、車両、ドライバー、そして機密データを保護できるよう支援しています。

CES 2025は、1月10日まで開催されます。VicOneのCES 2025（https://www.ces.tech/）における取り組みの詳細については、https://vicone.com/jp/cesをご覧ください。

VicOneについて
VicOneは、これからの自動車を守るというビジョンを持ち、自動車産業向けに幅広いサイバーセキュリティソフトウェアやサービスを提供しています。自動車メーカーの厳しい要求に応えるために開発されたVicOneの各ソリューションは、現代の車両が必要とする高度なサイバーセキュリティの各種要件に適合し、大規模な運用にも応えるように設計されています。VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしています。自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、サイバーセキュリティにおける独自の深い知見を活かした先見性を提供し、お客様が安全でスマートな車両を開発できるよう支援しています。


〈会社概要〉
日本法人名　　　　　　　　VicOne株式会社（英語名：VicOne Corporation）
グローバル代表CEO　　　　マックス・チェン
日本法人役員　　　　　　　会長　マヘンドラ・ネギ、　マックス・チェン等
設立日（台湾）　　　　　　2022年6月　
設立日（日本）　　　　　　2023年6月（登記月）
従業員数（グローバル）　　約120名　
本社所在地　　　　　　　　東京都新宿区新宿4-1-6　JR新宿ミライナタワー
事業内容　　　　　　　　　自動車向けサイバーセキュリティソリューションの開発
U R L　　　　　　　　　　 https://www.vicone.com/jp

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