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新規プロジェクトのご案内 宮城県山元町と福島県南相馬市で移動図書館プロジェクトを開始します

PR TIMES / 2012年7月30日 17時59分



公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区/以下SVA)は、2011年7月から岩手県沿岸部の仮設住宅を中心に本の貸し出しやコミュニティの場を提供する「いわてを走る移動図書館プロジェクト」を行っています。

7月に宮城県山元町に事務所を開設。9月を目処に福島県南相馬市と宮城県山元町で移動図書館を開始します。

■情報の拠点、集いの場に
避難生活という非日常が日常生活であることを強いられ、図書へのアクセスが困難となっている人々が、図書に触れることのできるお手伝いをします。2週間に一度同じ場所を訪れ図書の貸し出しをします。また読みたい本のリクエストにもお応えし、住民の方の「知りたい」ことに応えていきます。

岩手県では外にテントを張りお茶会をしていますが、両地域では仮設住宅の集会場などを利用し、お茶会や読み聞かせの会などを行う予定です。

■活動地の情報
◇宮城県山元町◇
人口は14,123人(4月1日現在)で、震災前と比べ2,000人以上減少。震災での死者632人(震災関連死16人を含む)、不明者1人。仮設住宅は、11地区(実質は8か所)1,030戸(2,623人)。みなし仮設が約800戸あり、4,845世帯のうち、約4割が仮設住宅またはみなし仮設での生活を強いられています。

◇福島県南相馬市◇
南相馬市は、2006年1月1日、旧小高町、旧鹿島町、旧原町市の1市2町が合併して誕生。震災時点での人口は、71,561人だったが、6月7日現在、44,557人。震災での死者936人、行方不明3人、住宅被害(全壊+半壊)6,919戸。全体で約38%の人が市外へ避難したままです。また、警戒区域及び避難指示区域の見直しにより、4月16日より、小高地区への立ち入りは自由になったものの、宿泊は禁止となっています。除染作業が進められており、人々が住めるようにする予定ですが、どれだけ、人が戻ってくるかは未知数です。
 
仮設住宅については、26地区2,665戸が建設されましたが、その多くは、鹿島地区に集中して建設されています。

■団体と事業概要
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会とは、アジアで図書館活動や学校建設などの教育・文化支援を、国内外で自然災害被災者支援を行う、日本の公益社団法人・国際NGOです。

いわてを走る移動図書館は、SVAが、東日本大震災被災地での「読みたい本を読めない」という状況に対し、陸前高田市などを対象に2011年7月より開始した移動図書館活動です。絵本・コミック・小説・一般書を車に乗せて、仮設住宅を巡回し、希望する利用者に本を貸し出し、次の巡回時に返却を受けています。

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