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体重を減らすために、ポテトを減らす必要はない 今週発表された研究では、ポテトを減量療法に取り入れられることが明らかに

PR TIMES / 2014年10月15日 14時30分



(コロラド州デンバー発)今週『ジャーナル オブ アメリカン カレッジ オブ ニュートリション』に発表された研究では、ポテトを食べても減量できることが実証されました。

カリフォルニア大学デービス校とイリノイ工科大学が共同で取り組んだ研究では、ポテトを食事に取り入れた時のカロリー低減の役割と減量におけるグリセミック・インデックス(GI値)に関する理解を深めることを図るものでした。

本研究の研究主任であるブリット・バートン-フリーマン(Britt Burton-Freeman)博士(PhD)は次のように述べています。「ポテトは高GI食品に分類されているため、減量療法におけるポテトの役割について疑問視する人もいました。しかし、今回の研究結果で、医療従事者や栄養の専門家が長年主張してきたことが立証されました。つまり、特定の食品や食品群を排除するのではなく、重要なのはカロリーを減らすことであるということです。」

90人の肥満の男女を、(1)低カロリー/高GI値、(2) 低カロリー/低GI値、(3) カロリー、GI値の制約がない対照群の3つのグループに無作為に分けました。これら3つのグループすべてには、ポテトと健康に良いレシピが提供され、1週間にポテトを5~7個摂取するよう指示が与えられました。そして、12週間の調査期間が終了した時には、3グループすべてが減量し、減量においてこれらのグループの間に大きな違いがないことが分かりました。

バートン-フリーマン博士は次のように述べています。「健康に良い方法で調理された場合、ポテトが体重増加の一因になっているという証拠は見つかりませんでした。それどころか、減量プログラムの一部に取り入れられると見ています。」

興味深いことに、具体的なカロリー制限を受けることがなかった対照群でさえ、カロリー摂取量が減り、体重が減少しました。共同研究者のティッサ・カッパゴダ博士(MD、PhD)は次のように述べています。「全てのグループで、対照群さえも、体重が減ったという事実は興味深い結論です。今後の研究の課題になります。」

この研究結果は、ポテト好きな方や、体に良い健康食に満足感を求める消費者にとっては朗報です。中サイズの皮付きポテト1個(約150グラム)のカロリーはわずか110キロカロリーで、バナナ1本分よりもカリウムが豊富(620g)で、ビタミンCの一日の摂取量の約半分(45%)を摂取することができます。さらに、脂肪、ナトリウム、コレステロールを含んでいません。

本研究は米国ポテト協会が出資しました。ポテトの豊富な栄養成分と健康に良いレシピについては、http://www.potatogoodness.com/をご覧ください。

*研究の詳細については、以下のサイトで論文全文をご覧ください。
http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/07315724.2013.875441#.VDyMdVJxmUl

*アメリカン カレッジ オブ ニュートリションは、病気の予防や治療のための栄養学を発展させることを使命とし、1959年に設立されました。栄養に関する研究や発表の活性化、医療関係者や研究者の栄養に関する知識の向上や、臨床栄養学の実践的なガイダンスの提供を行っています。


米国ポテト協会について
米国ポテト協会は、米国におけるポテトのマーケティングおよび研究を行う団体です。コロラド州デンバーに拠点を置き、全米の2,500以上のポテト生産者と取扱業者を代表しています。米国ポテト協会は、ポテトを摂食する利点の普及活動を目的として、ポテトの生産者グループによって1971年に設立されました。現在、野菜を扱う協会の中でも最大規模となった米国ポテト協会は、農産物業界の革新者として認識されていることに誇りをもち、栄養の宝庫としてポテトが認識されるよう活動しています。

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