女性にとって中古車販売店は入りにくい?約6割が実感【調査レポート】
PR TIMES / 2021年1月4日 9時15分
車購入時における自動車販売店に対するアンケート意識調査
自動車業界向けプライス作成サービス「エアプラ」を運営する株式会社イプラ(本社:愛媛県松山市、代表取締役:小田泰平、以下イプラ)は、車購入時における女性顧客に関する意識調査を実施、レポートページを公開いたしました。
新型コロナウイルスによって通勤スタイルの変化によるマイカー需要が高まっています。そのなかでも軽自動車は特に女性の購入比率が高く、女性顧客の新規開拓が重要になりますが集客に悩む中古車販売店も少なくありません。そこでイプラでは直近3年間に車を購入された女性を対象とした、購入時における自動車販売店に対するアンケート意識調査を実施。女性客の悩みや中古車販売店に求められるものなどを調査しました。
集計データとしてまとめた全16ページの調査結果レポートを、イプラの自主調査レポートページ( https://start.airpra.jp/post_blog/787/ )から無料でダウンロード提供します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7242/9/resize/d7242-9-270898-0.png ]
■ 約6割が、中古車販売店は「女性ひとりでは入りにくい」と回答
事前の調査で、直近3年以内に中古車を検討するため中古車販売店に行ったことのある20代~40代の女性にそのお店のイメージを聞きました。すると57.5%が「女性ひとりでは入りにくい」と回答し、29.4%が「説明が専門的でわかりにくい」と回答しています。中古車販売店に対し、一定数の女性が「敷居の高さ」を感じてしまっているようです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/7242/9/resize/d7242-9-120170-1.png ]
■ 来店した女性の6割近くが着座することなく退店した経験あり
中古車販売店に入ったものの、女性の57.8%がテーブルに着座せず帰ってしまったことがあると回答しました。自ら足を運んだにもかかわらず、どうして店を後にしてしまったのでしょうか?
[画像3: https://prtimes.jp/i/7242/9/resize/d7242-9-945614-2.png ]
■ 着座しない理由、1位「声をかけづらい」、2位「なんとなく居心地が悪い」
中古車販売店に入ったものの退店してしまった理由を聞いてみました。1位は「声をかけづらかったから」で46.2%、2位は「なんとなく居心地が悪かったから」で41.3%、3位は「雰囲気がよくなかったから」で30.8%でした。この調査結果と冒頭の調査結果から、女性が中古車販売店に対して「敷居の高さ」を感じており、その影響もあってか長くとどまることに対し「抵抗感」を抱いてしまうことがわかります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/7242/9/resize/d7242-9-413111-3.png ]
■ 環境的要因が心証に影響する?4割以上が「どの店も同じように見える」
環境的要因(手書きの価格ボードに対する印象)についても聞いてみました。すると46.2%が「どの店も同じように見える」、41.9%が「価格以外の魅力が伝わらない」と回答しました。環境的要因(手書きなどの価格ボードなど)による売り場のコモディティ化が価格以外の差別化を打ち出せず、結果的に価格競争に陥っている状況がわかります。また「手書きで書かれているため雑に見える」と回答した人は24.7%、「専門用語などがあってわかりにくい」という人も21.5%いました。一定数の女性は中古車売り場に「わかりにくさ」を感じてしまっているようです。
※複数回答可能。
[画像5: https://prtimes.jp/i/7242/9/resize/d7242-9-852983-4.png ]
■ 環境的要因が中古車販売店のイメージを悪くする?
環境的要因、具体的には価格ボードが手書きでわかりにくいことで、57.3%の女性がその店の印象が「悪くなることがある」と回答しました。「気にならない」と回答した人の42.7%を大幅に超えています。目につきやすい価格ボードだからこそ、その店の印象に大きな影響を与えてしまうと考えられます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/7242/9/resize/d7242-9-808876-5.png ]
【まとめ】女性がお店に入りにくさを感じるのは人的要因より環境要因
今回の調査では中古車販売店で中古車を購入することが女性にとってはいかにハードルが高いかということが浮き彫りになりました。しかしながら、現状は「女性ひとりでは入りにくい雰囲気」や、「手書きでわかりにく価格ボード」など、女性が求めることとは逆行している店舗もあることがわかります。いっぽう、環境的要因の改善(手書きの価格ボードから卒業した店舗)は印象がよくなることもわかりました。そのことから自動車販売店の心証は人的要因よりも環境的要因を改善することで販売に与える影響も大きくなると思われます。
調査対象: 20代~40代の女性
調査条件:直近3年以内に中古車を購入したことがある対象者
調査手法:インターネット調査
調査回答:360名
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▼ 会社概要
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企業名:株式会社イプラ(IPLA co.,ltd)
代表者:取締役執行役員 小田泰平
所在地:愛媛県松山市来住町1420-2
事 業:集客支援ツールの企画制作
業界特化クラウドサービス開発運営
URL:https://ipla-grp.com
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