【2020年 猫の寄生虫対策に関する最新調査】猫もフィラリア症に感染することは知っているけれど、完全室内飼育なら予防は不要・・と油断?
PR TIMES / 2020年3月23日 11時35分
株式会社エトレ(代表取締役社長:呉羽伊知郎)が運営する、ペット情報WEBメディアのPetLIVES(ペットライブス)は、バイエル薬品株式会社様のご協力により、猫オーナーを対象に「猫のフィラリア症」に関するアンケート調査を実施しました。
フィラリア症は犬では有名ですが、猫にも感染し、時に重篤な症状や突然死を招くこともある危険な病気です。本調査では、猫オーナーのフィラリア症に対する意識や対策の実態を明らかにしました。
猫がフィラリア症にかかることを「知っている」オーナーは71%
愛猫に「フィラリア症予防をしていない」オーナーは75%
「完全室内飼育」のほうが寄生虫対策の実施率が低い傾向
「フィラリアに感染している猫の約27%が完全室内飼育であった」という報告を聞くと、予防意向が一気に97%に
<調査概要>
○調査期間:2020年1月9日~1月15日
○調査対象:PetLIVES読者で猫を飼っている方
○有効回答数:894件
○調査方法:WEBアンケート
○調査主:PetLIVES(https://petlives.jp/)
<調査結果の詳細>
完全室内飼育の猫が88%
猫の飼育環境については、「室内のみ」(87.6%)が圧倒的多数を占めています。
年齢別にみても、どの年齢層でも約85~90%と大差はありませんでした。
病気の感染やご近所トラブルを避けるために「完全室内飼育」が推奨されていますが、今やあたりまえのこととして定着しているようです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/8768/9/resize/d8768-9-117639-0.png ]
猫がフィラリア症に感染することは、「なんとなく知っている」人が多い
「猫もフィラリア症に感染することを知っていますか」という問いに対しては、「よく知っている」は22.4%にとどまり、「なんとなく知っている」(48.8%)が最多で約半数。対して、「知らなかった」(24.5%)と「そもそもフィラリア自体を知らない」(4.3%)を合わせて、3割近くの人が猫のフィラリア症を認知していないことが分かりました。
また、認知率(よく知っている+なんとなく知っている)を飼育環境別にみると、「室内のみ」(72.0%)の人のほうが、「屋外に出すことがある」(64.9%)人より知識を持っているという結果に。
[画像2: https://prtimes.jp/i/8768/9/resize/d8768-9-775465-1.png ]
愛猫にフィラリア症予防薬を投与していないオーナーが多数(75%)
寄生虫対策の実施状況を尋ねたところ、「フィラリアと外部寄生虫の両方に効くタイプ」を使用(25.4%)、
「外部寄生虫(ノミ・マダニ)に効くタイプ」の薬を使用(23.4%)、 「最近1年間に寄生虫対策の薬は投与していない」(51.2%)と回答。
75%がフィラリア症予防をしておらず、約半数がフィラリアのみならず寄生虫対策をしていないことが分かりました。
飼育環境別にみると、屋外に出す機会の多い人ほど、寄生虫対策、とくにノミ・マダニ対策を行っている傾向があり、最も実施率が低いのは「室内のみ」の人でした。
フィラリア症の知識があるにもかかわらず予防策を講じていないのは、「室内飼育だから大丈夫」という油断からのようです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/8768/9/resize/d8768-9-215174-2.png ]
「フィラリアに感染している猫の約27%が完全室内飼育であった」という報告を聞くと、予防の必要性を感じるオーナーが97%に
アメリカの研究機関によって、フィラリアに感染している猫の約27%が「完全室内飼育」であったという調査結果が報告されています。その事実を伝えたうえでフィラリア症予防の実施意向を尋ねたところ、「ぜひ予防したい」(35.8%)と「ほかの寄生虫予防と同時に、手軽にできるなら予防したい」(61.4%)を合わせて、97.2%の人が予防意向を示しました。
猫のフィラリア症も、感染リスクに関する適切な情報が得られれば、オーナーの予防意識は格段に高まることが分かりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/8768/9/resize/d8768-9-643994-3.png ]
<調査結果まとめ>
今回の調査で、猫の「完全室内飼育」の定着(87.6%)が改めて確認されました。
猫のフィラリア症については「よく知っている」人は少なく(22.4%)、3割近くが認知していませんでした。
また、多くのオーナーは愛猫にフィラリア症の予防をしておらず(74.6%)、寄生虫対策の実施率は、猫を外に出す人より完全室内飼育の人のほうが低い傾向に。「室内飼育だから大丈夫」という過信、油断がみられました。
しかし、「フィラリアに感染している猫の約27%が完全室内飼育であった」という調査報告を伝えると、97.2%が「予防したい」と回答。感染リスクについての適切な情報の提供により、予防意識が格段に高まることが分かりました。
PetLIVESでは今回の調査結果をふまえ、猫のフィラリア対策についての情報をより多くの猫オーナーにお伝えするために、猫専門病院・東京猫医療センター院長の服部 幸先生 監修の特集記事を公開しています。
記事ページはこちらからどうぞ。
▼
<PetLIVES 特集記事>
猫のフィラリア症|完全室内飼育でも感染のリスクあり! 猫専門医・服部幸先生が解説。
https://petlives.jp/report/26137
[画像5: https://prtimes.jp/i/8768/9/resize/d8768-9-653486-4.jpg ]
▼こちらのWEBサイトもあわせてチェック!
定期的に通院していない愛猫の場合、なかなか動物病院に行きづらいかもしれません。
そんな飼い主さんは、フィラリア症予防についての問診票に答えて、その結果を持って動物病院で相談してみることをおすすめします。
問診票では、数問の簡単な質問に答えることで、愛猫におすすめのフィラリア症予防薬のタイプがわかります。
ぜひチェックしてみてください。
愛するネコちゃんにぴったりの予防薬がわかる!
フィラリア症は怖い病気です。問診票に答えて動物病院へ行こう!
http://bit.ly/39Gt2gP
(提供:バイエル薬品株式会社)
[画像6: https://prtimes.jp/i/8768/9/resize/d8768-9-484404-6.png ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/8768/9/resize/d8768-9-663249-5.png ]
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