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南宮城地域インバウンド誘客数 対前年比160%達成!

PR TIMES / 2018年4月19日 16時1分

官民連携アプローチでインバウンド客数が劇的に増加!

数値で示す。南宮城でのインバウンド誘客事業の成果。1.DMO直接誘客インバウンド宿泊数:3,815名泊、2.インバウンド訪日客の入込総数:3.8万人(前年比160%)、3.旅行消費額:5.3億円。



[画像: https://prtimes.jp/i/30139/9/resize/d30139-9-145695-12.jpg ]


一般社団法人宮城インバウンドDMO(所在地:宮城県丸森町、代表理事:齊藤良太)は、平成29年度における活動実績を報告いたしました。宮城インバウンドDMO推進協議会(事務局:宮城県丸森町商工観光課、会長:丸森町長)からの委託業務を筆頭に、宮城県南内4市9町(丸森町、亘理町、岩沼市、角田市、白石市、名取市、大河原町、川崎町、蔵王町、七ヶ宿町、柴田町、村田町及び山元町、以下「南宮城」という)における訪日外国人からの観光収入増を目指した事業を


推進する一般社団法人宮城インバウンドDMOは、この度「平成29年度活動実績サマリー」「観光復興促進調査事業」「地域取組体制構築事業」「プロモーション強化事業」「受入環境整備事業」「滞在コンテンツ充実・強化事業」の6つの観点で平成29年度の活動実績について報告いたしました。

■平成29年度活動実績サマリー
平成29年度一般社団法人宮城インバウンドDMOが直接誘客したインバウンド宿泊数は3,815名泊で、特に蔵王エリア・教育旅行による人泊誘客の比率が半分以上を占めます。また直接誘客を含む南宮城におけるインバウンド訪日客の入込総数は、3.8万人(前年比160%)に及び、なかでも白石市蔵王キツネ村の来訪増や蔵王町の遠刈田温泉の宿泊増における寄与が大きい状況です。また一般社団法人宮城インバウンドDMOは、平成29年度における訪日外国人による旅行消費額は、5.3億円に及ぶと試算いたしました。

■観光復興促進調査事業
インバウンドの効果的推進のための計画・戦略を策定すること、インバウンドに関連するデータ・情報を収集し、各事業の実施方針等の検討に際して必要な示唆を出すために分析を行うことを目的にした事業です。
一般社団法人宮城インバウンドDMOはインバウンド市場の中でも台湾を主市場に位置付けております。本調査によれば宮城を訪れる台湾人の7割強が宮城初来訪で、そのうちの半数以上が訪日経験ありとの回答を得ました。また宮城を含む東北地方を訪れる台湾人はFITが中心となっており、電車・新幹線・バスといった公共交通機関を利用した北東北を周遊するコースが最も多いことが分かりました。
そして宮城に入る台湾人は、その56%と過半数が成田空港または羽田空港から日本へ入国しており、仙台空港からの入国は4割弱に留まっております。これらのことから、一般社団法人宮城インバウンドDMOとしては、平成30年度は、メインターゲット層をFITとした商品造成に注力してまいります。

■地域取組体制構築事業
南宮城における訪日観光客の受入れ強化に向けた地域のステークホルダーの意識醸成から、自主的・持続可能な推進体制を構築することを目的にした事業です。
 二次交通・宿泊・観光資源・ツアー造成・プロモーションの5つのカテゴリーにかかわる民間事業者・自治体・観光協会からトライセクターで100名以上に集結いただき、南宮城における各カテゴリー別の課題抽出・課題解決にむけた議論を白熱させ、50回以上のワーキンググループを実施いたしました。南宮城横断のプロモーションコンセプトを議論するプロモーションワーキンググループでは、南宮城で日本中を見れて・味わえて・体感できるということから、「日本の見本」というコンセプトを策定いたしました。また南宮城における二次交通のアクセシビリティの課題解決を図る二次交通ワーキンググループでは、二次交通各種の利用環境の改善施策を策定し、中でもタクシーについては2点間のルートを定額化し事前に多言語予約できるサービスをスタートいたしました。そのほか宿泊ワーキンググループでは、OTA掲載数増加による海外からのエリアとしての認知向上施策を策定いたしました。平成30年度もそれぞれのカテゴリーでの議論を継続させ、平成29年に抽出した課題の解決に向け、施策試行を繰り返してまいります。

■プロモーション強化事業
南宮城の魅力をあらゆる手法で発信することで、海外からの南宮城の認知拡大および潜在的な関心層の深耕により、地域への来訪が高確度で見込める将来的・長期的なファンを育成することを目的にした事業です。
 一般社団法人宮城インバウンドDMOは台湾・タイの現地旅行代理店における直接営業を得意としており、平成29年度は合計で193社の旅行代理店等に対して、南宮城の紹介や、一般社団法人宮城インバウンドDMOが造成したツアーの提案営業を実施いたしました。また台湾・タイ・中国の現地で行われた旅行博には合計で6回出展し、BtoB営業のみならずBtoC営業も積極的に実施いたしました。また約8百万人の視聴が見込まれる映画撮影の誘致や1,000万人の視聴をめざす動画メディアも制作いたしました。また多言語SNS(ファン数3万人、リーチ数150万人)を運営しており、ほかにも、メディア・旅行代理店・ブロガー等をFam Tripに誘致し記事制作を行ったことで、最終的には60万PVを達成しております。多面的なアプローチで、海外からの南宮城の認知拡大を果たしており、平成30年度は実際の商品販売に直結する手法の開拓を目指します。

■受入環境整備事業
外国人旅行者の滞在、周遊環境について、地域で不足している要素を補い、それまで取りこぼしていた外国人旅行者のニーズを拾うことを目的にした事業です。
主に二次交通ワーキンググループで策定した施策の実証実験、6カ国語対応(日本語、英語、タイ語、台湾繁体字、中国簡体字、韓国語)指さし会話1.2万部シート制作、南宮城の4カ国語対応(英語、台湾繁体字、中国簡体字、タイ)のガイドマップ2万部の制作、民泊・宿泊施設のOTA掲載に向けた各種支援、インバウンド人材研修を実施いたしました。平成30年度は、スポーツサイクルインフラの整備・二次交通における決済プラットフォームの南宮城における導入を中心に注力予定です。

■滞在コンテンツ充実・強化事業
外国人旅行者向けの滞在コンテンツの提供により、新たな外国人旅行者の獲得、滞在時間や訪問箇所の増加により、地域の旅行消費を拡大することを目的にした事業です。
本事業では南宮城を回るモニターツアーを実施し、計1千名以上の外国人観光客を誘致しました。モニター調査により得た外国人目線のブラッシュアップポイントをもとに、観光コンテンツの磨き上げを実施しました。また南宮城の食のテストマーケティングとして、南宮城の観光のハブである仙台空港で外国人向け食イベント「Miyagi Inbound Food Fes」を実施し、総計150名以上の外国人が参加しました。その他、ツアー造成ワーキンググループ等で合計35本のツアーを造成いたしました。
平成30年度は、さらなるキラーコンテンツのツアー造成、スポーツイベントのインバウンド対応、モニターツアーより評価の高かったスポーツサイクルの推進、Fam Tripにより継続的に滞在コンテンツの磨き上げを行ってまいります。


【掲載情報に関して】
当リリースに掲載している情報に関して、一般社団法人宮城インバウンドの独自調査によるものであり、他団体や自治体が発表する数値とは異なる可能性があります。細心の注意を払っておりますが、掲載した情報に誤りがあった場合や、第三者によりデータの改ざん、データダウンロード等によって生じた障害等に関し、事由の如何を問わずに一切責任を負うものではありません。


【一般社団法人宮城インバウンドDMOについて】
 一般社団法人宮城インバウンドDMOは、観光庁公認の日本版DMO候補法人として、平成29年3月に宮城県伊具郡丸森町を拠点として発足した団体です。(平成30年4月には、日本版DMO法人として正式に登録。) 宮城県南の13の自治体(白石市、名取市、角田市、岩沼市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町、川崎町、丸森町、亘理町、山元町)で構成される宮城インバウンドDMO推進協議会と協働し、宮城県南への外国人観光客誘致を推進し、これによる雇用創出及び地域の活性化を目指します。

【南宮城について】
宮城県南4市9町は、東北の玄関口である仙台空港や仙台駅から1時間圏内という立地に位置しており、東は海(太平洋)、西は山間部(蔵王山など)それぞれタイプの異なる観光コンテンツを有する地域です。東日本大震災で沿岸域は津波被害を大きく受け、さらに風評被害の影響等により宿泊者数が減少。全国的にインバウンド需要が大きく伸びる中、旅行消費額伸び率においては後れを取っていた地域です。

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