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Global Catalyst Partners Japan、ストラクチャード・スピンイン(SSI)投資モデルを活用した戦略投資先ベンチャー企業16社目を設立

PR TIMES / 2024年6月24日 16時15分

~静岡銀行社内ベンチャー発、内部通報窓口アウトソーシング受託サービス「reLays株式会社」を設立~



日本と米国シリコンバレーに活動拠点を置くベンチャーキャピタルであるGlobal Catalyst Partners Japan(読み:グローバル・カタリスト・パートナーズ・ジャパン、本社:東京都港区、代表:大澤弘治、以下「GCPJ」)は、大企業のガバナンスと整合性を担保した新規事業創出型投資モデル「ストラクチャード・スピンイン(SSI)投資モデル」による戦略投資先ベンチャー企業、reLays株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:和田康佑、以下「reLays」)を新たに設立したことを発表いたします。本件はSSI投資モデルによる16社目となり、GCPJにLP出資をしている株式会社静岡銀行(本社:静岡県静岡市、取締役頭取:八木稔、以下「静岡銀行」)の第1回社内ベンチャー制度から生まれた事業案を基に事業化検討を進め、GCPJが100%出資するSSIモデルを活用し、「reLays」を設立するに至りました。

GCPJでは、「イノベーション母集団の拡大」「失敗を許容する場の提供」「イノベーション人材育成」を目的とし、IT分野をメインとしたマルチステージ(シード~グロース)のベンチャー投資ファンドとして活動して参りました。通常のベンチャー投資に加え、日本の大企業が新規事業開発に取り組む中で、領域や想定事業規模によって社内での推進が難しい事業アイデアを社内から一時的に隔離し、GCPJが100%出資するベンチャー企業として事業開発する仕組みであるSSI投資モデルを構築し、日本に於けるイノベーション母集団拡大を目指してきました。これまでにGCPJ1号ファンドで6社、2号ファンドでは10社のSSIベンチャー企業を設立し、活発な事業創出活動並びにイノベーション人材の育成を続けています。GCPJは、今後も様々な事業分野の企業との新規事業創出を活性化させるとともに、SSIモデルの成功事例の共有と活用方法を広く公開することにより、さらなるイノベーション母集団の拡大を目指して参ります。

<SSI投資モデルのメリット>
有限責任組合員(以下、LP)として参画した企業は、不確実性の高い初期段階の新規事業を社外の独立したベンチャー企業として設立することで、リスクやLiabilityを限定しつつスピード感を持って事業の発展可能性を見極められます。


当該企業の買収について優先交渉権をコールオプションとして事前付与するため、事業進捗の状況を見ながら自社に取り込む是非が判断できます。


LP企業の人材は出向等の形式でベンチャー企業の立ち上げに参画できるため、失敗した場合でもセーフティーネットが担保された状態で会社経営を実践し、キャリア開発が可能となります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/47862/9/resize/d47862-9-fb828f97ce1552f79a71-0.jpg ]


<SSI16社目reLays設立の概要:静岡銀行×reLays×GCPJ>
「reLays」は静岡銀行の第一回社内ベンチャー制度にて採択された事業案です。静岡銀行内および外部の支援者とともに事業化を検討した後、GCPJのサポートにより2024年4月にreLaysを設立いたしました。


昨今、企業不祥事が相次ぎ、その多くで内部通報制度の機能不全が指摘されております。本事業案「クラウドダイレクト目安箱reLays(リレイズ)」は、中小企業が利用しやすい内部通報制度を提供することを目的としています。


reLays(株)は、SSI投資モデルを活用することによって大企業における新事業開発の出口戦略を増やし、同時に経営人材、イノベーション人材育成目指して参ります。




<(株)静岡銀行 執行役員経営企画部長 藤島様 より>
当グループでは、すべての役職員が自由な発想と創意工夫に積極的に挑戦できる風土づくりのため、2022年度より社内ベンチャー制度をスタートしました。第1回社内ベンチャー制度の応募案件である「reLays」が、Global Catalyst Partners Japanさまをはじめとする様々な方々のご支援により、地域のお客さまの課題解決にむけ、こうしてスタートできたことを大変うれしく思います。引き続き、本制度を通じ役職員の自発的な価値創造を促し、地域の活性化と発展に貢献してまいります。

<SSI投資モデルの活用事例>
大企業の既存のガバナンスを変えることなく外部リソースを活用した柔軟性の高いイノベーションモデルとして、以下の通り活用されています。
2014年より現在まで「16社」のSSIモデルベンチャー企業を設立し、LP企業へのスピンイン事例が「4社」、外部企業への売却を達成したスピンアウト事例が「2社」輩出されています。
今後も継続して新規事業創出および人財の育成に活用される機会を増やして参ります。
事業規模見込み、事業領域等の問題で社内での推進が難しい新規事業への取組みとその蓋然性を高めるプロセスとして活用


新規事業創出のための事業プランコンテスト等の事業化出口戦略として活用


特定の事業アイデアを絞らず、複数事業の「種」に関する市場性の有無を検証する場の提供


社内外との共創を生み出す協業(JV等)や不確実性高いリスクを回避する為のサンドボックスとして活用


社内イノベーション人材・次世代人材育成を目的とした「実践的な経営経験」「失敗が許容される場」場の提供





▼reLays株式会社 会社概要
言いにくい、伝えにくいなど、コミュニケーションの「穴」を埋め、社員一人ひとりの想いを経営者へつなぐWebサービス(目安箱)です。外部・匿名の投稿で安心の投稿システムかつ忖度のない社員の本音を聞くことができる、法改正に応じた内部通報体制の整備サポートを行います。

[画像2: https://prtimes.jp/i/47862/9/resize/d47862-9-0777a16296720d6d326a-3.jpg ]

■社名:reLays株式会社
■H P:https://info.relays-cloud.com/relays
■所在地:東京都港区南青山1−1−1新青山ビル西館7階
■設立:2024年4月12日
■代表者:代表取締役 和田 康佑
■事業:内部通報窓口のアウトソーシング受託サービス


▼Global Catalyst Partners Japan 会社概要
GCPJは、1999年にシリコンバレーで創業したGlobal Catalyst Partners(以下、GCP)を起源とする日本ファンドです。GCPは米国にて3ファンドを設立し、2022年にユニコーンIPOを果たしたSoundHound AI社をシードステージから育成する等、事業創造型ファンドとして投資活動を行ってきました。GCPJは、GCPの共同創設者でマネージング・ディレクターの大澤弘治を中心に2014年に創業し、平出亮らをファンドマネージャーに加えGCPと同様に事業創造型ファンドとして日本でのイノベーション活性化を目指しています。

■社名  :Global Catalyst Partners Japan(グローバル・カタリスト・パートナーズ・ジャパン) 
■H P   :https://gcp-j.com/
■所在地 :東京都港区南青山1−1−1新青山ビル西館7階
■設立  :2014年8月
■代表者 :マネージング・ディレクター兼共同創設者 大澤弘治




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