生成AIでファッションEC画像の色調整作業を一括で処理する機能を開発
PR TIMES / 2024年7月2日 11時45分
~1度に100枚を処理でき97%の工数削減、色イメージ違いによる返品防止にも寄与~
生体認証や画像認識サービスを展開する株式会社ELEMENTS(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長谷川 敬起、以下「ELEMENTS」)は、この度、ファッションEC企業向け画像生成AIツール「SugeKae(スゲカエ)」に、生成AIで商品画像の色味を一括調整する色温度調整機能を搭載します。これにより人手で1枚あたり3分程度かかっていた作業時間を約5秒に短縮可能です。100商品に対し、1商品あたり20枚の画像を用意する場合、合計100時間を要していた作業が3時間で完了し、約97%の工数を削減できることで、画像編集作業を大幅に効率化します。
「SugeKae」Webサイト https://lp.sugekae.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/61051/9/resize/d61051-9-549cf58f1fa5e11104ed-0.jpg ]
■背景:EC企業は、売れ行きを左右する商品画像の編集作業負担が課題
経済産業省によると(※1)、2022年の国内の消費者向けEC市場は22.7兆円と5年前に比べて約4割増え、EC市場規模は年々拡大しています。ECサイトにおける商品画像作成は、購入を検討する顧客に商品の特徴や詳細を伝えるために企業が最も重要視する業務です。なかでも商品の色味は、顧客のイメージを手助けし、購入につなげたり返品率を下げたりするのに影響するため、正確な再現が求められています。一方で、商品の撮影状況などによって色味の違いが生まれるため、担当者が一枚ずつ画像編集作業をしているのが実態です。1商品あたり平均20枚程度の画像を用意するケースが多いなか、商品ごとに全画像を色調整するのは工数が膨大になります。
そのような課題に対してELEMENTSは、自社で研究開発をしている強みをいかし、お客様の現場の具体的な作業を生成AIにより実用レベルで効率化する解決策を提案し、短期間で機能追加の対応を実現しています。
※1 令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)
https://www.meti.go.jp/press/2023/08/20230831002/20230831002.html
■ファッションEC画像の色調整作業をなくす「色温度調整」機能について
「SugeKae」は、ファッションEC企業向けに、画像編集技術を持たない人でも、元データと参照画像をアップロードするだけで、背景やコーディネート、商品のカラーをすげ替えることができるツールです。
色温度調整機能は、商品画像の編集担当者向けに、撮影環境による実商品との色味の違いを生成AIにより自動で一括調整する機能です。商品の正しい色味の画像(参照画像)と、撮影画像をアップロードするだけで、トップスやボトムスなど対象範囲を自動選定し、色調整まで行います。100枚の画像処理を一括で行い、画像編集作業を大幅に効率化します。企業は、工数をかけずに実物に近い画像を用意でき、その結果、購入率の増加や、返品率の防止が期待できます。また浮いた時間を、より質の高いクリエイティブ作成業務に振り向けることも可能です。
ポイント
100枚の一括色調整に対応
既存の色調整ツールは、一枚ずつの対応が多いのに対し、「SugeKae」は参照画像をベースに構図の異なる画像でも対象範囲を自動選定し、最大100枚を一括調整できる点が特徴です。 ELEMENTSグループで培った画像データの学習基盤構築ノウハウをいかし実現しています。
色調整の作業時間を約97%削減
人手で1枚あたり約3分(※2)かかっていた作業時間を5秒程度に短縮可能です。100商品に対し、1商品あたり20枚の画像を用意する場合、合計100時間を要していた作業が3時間で完了し、約97%の工数を削減します。
※2 当社調べ。撮影画像によって異なります。
人手では難しい、光や影が複雑に入り交じる色も高精度に調整
参照元となる画像の色温度データをAIに学習させ、異なる見た目の服の色を正しい色に再生成します。色の感じ方には個人差があり、また光や影が複雑に入り交じる色を手動で調整するのは技術的にも難しいなか、生成AIにより、高精度な調整を安定的に実現します。
料金
「SugeKae」では、導入企業様が納得のいく画像だけを使えるようにするため、生成画像のうちダウンロードした枚数を課金対象としています。本機能は、1ダウンロードあたり20円(税抜)~と利用しやすい価格で提供しています。 (※3)
※3 最低月額利用料と従量課金の合計額のいずれか高い方が月額利用料となります。
今後も、ファッションEC現場の使いやすさを重視し、業務効率化につながる機能を開発していきます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/61051/table/9_1_a9ea751c5bb4a761e10f9eda3b278b96.jpg ]
■ファッションEC企業向け画像生成AIツール「SugeKae(スゲカエ)」について
https://lp.sugekae.com/
「SugeKae」は、画像編集技術を持たない人でも、元データと参照画像をアップロードするだけで、背景やコーディネート、商品のカラーをすげ替えることができるツールです。複雑なプロンプト(指示)を入力する必要なく、誰でも簡単に、商品画像のリメイクなどができ、撮影工数を削減します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/61051/9/resize/d61051-9-3e05d79e604a96407133-1.jpg ]
<主な機能>
背景を変える
商品画像の背景を指定画像や自然な単色の背景にすげ替えます。不自然な影の浮きなどなく、季節やコーディネートに合わせた自然な背景を生成します。
背景を白抜き
ECサイトに最適な白抜きの背景にすげ替えます。商品がはっきり見える白背景を瞬時に生成します。
アイテムを変える
コーディネート画像の一部アイテムを別のアイテムにすげ替えます。在庫が多く残った商品でも、次のシーズンに合わせたコーディネートに組み直した画像を生成することで季節をまたいだ展開ができるようになります。
カラーを変える
商品画像のアイテムを指定したカラーにすげ替えます。1枚の画像をもとにSKU(最小管理単体)に応じたカラーバリエーション画像を生成します。参照画像からカラーを抽出し、繊細なニュアンスカラー展開にも対応可能です。色ごとに撮影する手間を削減します。
生成ギャラリー
生成した画像をいつでも一覧で確認し、必要な時にダウンロードができます。チーム内で画像を共有することも可能です。
■株式会社 ELEMENTS について
「Know You ! Fit You ! ~自分だけの要素を知ることで、より自分らしい生き方を選択できる世界に~」をビジョンに掲げ、個人認証、個人情報管理、個人最適化の 3 つのソリューションを展開する会社です。金融犯罪や大量生産・大量廃棄などがもたらす社会課題の解決を目指しています。現在の主力サービスであるオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」は、金融や通信など幅広い業界で 200 社以上に導入されています。
所在地:東京都中央区日本橋本町 3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング 3 5 階
代表者:代表取締役会長 久田 康弘
代表取締役社長 長谷川 敬起
証券コード:東証グロース市場 5246
設立:2013 年 12 月
Web サイト: https://elementsinc.jp/
※本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ipe、SEOノウハウを盛り込んだAIライティングツール「DeepEditor」をリリース!
PR TIMES / 2024年6月28日 13時40分
-
【レビュー】買い物体験をより豊かにする、インドECにおけるAI活用3選
Techable / 2024年6月20日 12時0分
-
「Adobe Lightroom」の生成AI機能はこう活用しよう! - アドビがセミナーを開催
マイナビニュース / 2024年6月14日 11時38分
-
多言語マニュアルの作成、AIで80%工数削減 「Teachme AI」6月27日提供開始
PR TIMES / 2024年6月12日 11時45分
-
クラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」が業務の自動化を加速させるプラットフォームを目指してサービスをリニューアル
PR TIMES / 2024年6月5日 14時45分
ランキング
-
120年ぶりの新紙幣に期待と困惑 “完全キャッシュレス”に移行の店舗も
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 22時4分
-
2「7月3日の新紙幣発行」で消費活動に一部支障も? 新紙幣関連の詐欺・トラブルにも要注意
東洋経済オンライン / 2024年7月2日 8時30分
-
3カチンコチンの「天然水ゼリー」が好調 膨大な自販機データから分かってきたこと
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 6時30分
-
4イオン「トップバリュ」値下げ累計120品目に 「だし香るたこ焼」など新たに32品目
ORICON NEWS / 2024年7月2日 16時26分
-
5医薬品の販売規制案にドラッグストア反発の事情 市販薬のオーバードーズ問題に有効な規制とは
東洋経済オンライン / 2024年7月2日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください