地方の女性活躍推進に取り組む「はたらクリエイト」、システムチェンジの協働パートナーとして社会変革推進財団より約6,000万円の資金調達を実施
PR TIMES / 2024年8月1日 14時15分
地方の本質的な女性活躍推進を目指した組織づくりと事業開発に取り組む、株式会社はたらクリエイト(本社:長野県上田市、代表取締役:井上拓磨)は、社会課題の根本的な解決を目指して活動する一般財団法人社会変革推進財団(以下、SIIF)によるシステムチェンジコレクティブ事業において、59,976,000円の資金調達を実施しました。これにより、女性がキャリアを諦めずに働き続けられる社会の実現を目指します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73721/9/73721-9-c57afea6638b95805320d97ffbecc654-3900x2193.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■地方における女性のキャリア構築が重要な理由
地方は、中小企業が多く、仕事の選択肢が少ないこともあり、女性のキャリア継続が困難な状況がより深刻化しています。女性活躍というと、個人のスキルや経験がフォーカスされがちですが、私たちは、女性が働き続けられる環境があってこそ、本質的な女性活躍が実現できると考えています。
当社は、創業以来女性が自分のキャリアを築きながら働き続けられるための制度や環境づくりを実践してきました。パートタイマーから正社員雇用につなげる仕組みの構築・運用を通じ、現在は正社員・契約社員へ転換したスタッフは約40%に到達。未経験からIT・デジタルスキル習得のための実務経験を重ね、各事業を推進するグループ会社では、ライフステージの変化があっても働き続けられる多彩な事業を展開しています。
■システムチェンジコレクティブ事業の概要
今回の資金調達は、SIIFによる、「システムチェンジ投資」を実践するシステムチェンジコレクティブ事業(以下、本事業)にて採択されたものです。本事業では、機会格差、地域活性化における課題構造分析を行い、解決を目指す課題をそれぞれ「世代をまたいだ経済格差の拡大と固定化」、「地域の経済衰退とコミュニティ消失」と位置付け、2023年10月に公募を開始。約90社の応募の中から協働パートナーの一社として当社が採択されました。
■今後の展望
今後は、「地方で女性のキャリアをつくる」を実現するために、以下に取り組んでまいります。
- ライフステージによらず働き続けられる組織・環境構築と体系化
- 女性がキャリアアップしながら働き続けられる新規事業開発
- 女性活躍にともに取り組む企業を増やすための情報発信
こうした取り組みを通じて、地方の女性活躍におけるロールモデルとなり、日本全体の女性活躍および男女間格差の解消に貢献します。
●SIIF事業部長 加藤有也氏のコメント
地方において、女性が出産や育児・介護などのライフイベントでキャリア構築を断念せざるを得ない状況に追い込まれ、賃金格差の中に置かれるという課題の根本的な解決のため、あえて正社員雇用に繋がるキャリア形成に拘り、中長期的な就労能力の向上が見込めるIT領域等のスキル構築に人的投資を行う事業モデルには社会的価値があると判断しました。更にはたらクリエイトは、長野県上田エリア以外の事業者にも同じモデルの導入を支援したい意向があり、全国の課題当事者に変革をもたらす起点となる可能性があると考えました。
SIIFは、はたらクリエイトとの協働を通じ、女性の賃金格差という複雑で根深い課題領域で、深く広いインパクトを創出することで、キャリアに対する無意識の思い込みや偏見の変容をもたらす可能性を模索してまいります。
●株式会社はたらクリエイト代表取締役 井上拓磨のコメント
日本社会は労働供給制約社会を迎えるにあたり、フルタイム前提の人材戦略に限界が生じています。その解決策の一つとして注目されているのが、女性活躍ですが、ライフステージが変化しても働き続けられる環境・制度が整っていないため、多くの女性がキャリアを諦めざるを得ない状況にあります。
当社は、会社設立以来、女性が子育てしながら働く課題に取り組んできました。さまざまな取り組みや制度を作り、働き続けられる環境を模索してきた結果、パートタイマーでも未経験から専門スキルを身につけ、社会で活躍できることを証明したと自負しています。こうした私たちの取り組みを全国に広げ、女性活躍に取り組む企業の増加に貢献していきたいと思います。
【社会変革推進財団(SIIF)について】
2013年より日本財団内においてインパクト投資に関する調査研究に着手し、日本財団から助成金を受けて、2017年社会的投資推進財団として設立されました。その後、2019年社会変革推進機構と合併し、社会変革推進財団となりました。GSG国内諮問委員会の設立や賛同メンバーの招集や、インパクト投資における提言書や現状を記した報告書の発行、金融庁との共催で金融機関等との勉強会の開催などインパクト投資の推進のための活動をしています。様々な社会課題が山積する日本において、自助・公助・共助の枠組みを超え、社会的・経済的な資源が循環する社会の実現を目指し活動をしています。
【株式会社はたらクリエイトについて】
「仕事でしあわせになる」を経営理念に、長野県上田市・佐久市で本質的な女性活躍推進の実現に取り組んでいます。女性がキャリアを積みにくい地方特有の課題解決を目指し、キャリアを諦めなくてもいい組織づくりと、ライフステージの変化があっても継続できる事業開発を実施。グループ会社の株式会社TSクラウドと株式会社モジワウスでは、IT・デジタル分野を中心に、地方でもキャリア形成可能な事業展開に挑戦しています。
【会社概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/73721/table/9_1_97f5e10d3c6ff73fabd7aa23a1640fa1.jpg ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
社会課題「機会格差」の根本的・構造的解決を目指すシステムチェンジ投資の実践地方で女性のキャリアをつくる「はたらクリエイト」に決定約6,000万円出資
PR TIMES / 2024年8月2日 15時40分
-
女性起業家の登竜門「フィガロジャポンBWA Pitch Contest 2024」、今年は7組のファイナリストがノミネート!本選は7月18日(木)にPOTLUCK YAESUで開催。
PR TIMES / 2024年7月9日 22時40分
-
社会変革推進財団、機会格差、地域活性化で社会課題の根本的・構造的解決を目指すシステムチェンジ投資の実践システムチェンジコレクティブ事業において、2社決定合計約1億2,000万円出資
PR TIMES / 2024年7月5日 22時40分
-
2年度に渡り地域の社会課題解決を担う企業として「ゼブラ企業の推進」が骨太方針に明記
PR TIMES / 2024年7月5日 17時15分
-
さらなる価値創造を目指し働き方評論家・常見陽平さんがアドバイザーに就任
@Press / 2024年7月5日 10時0分
ランキング
-
1NYダウ急落、アメリカの景気懸念…金融関係者「雇用統計が衝撃的」「パニック状態」
読売新聞 / 2024年8月3日 19時5分
-
2「日本の歴史に残る急落」日経平均2200円超の暴落にNISAで投資する人は? 今後の株価はどうなる?背景にアメリカ経済への不安感【news23】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月3日 13時40分
-
3松屋が「200円台」朝定食を値上げ! 代わりに大幅値下げしたメニューとは? 外食チェーンの「朝食」競争に新展開
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月3日 6時15分
-
4円の暴落どころか紙くず化が始まってもおかしくない…儲けるのではなく資産防衛のため持つべき株と金融商品
プレジデントオンライン / 2024年8月3日 7時15分
-
5シニア社員、時短週休3日も容認 大東建託、働き方柔軟に
共同通信 / 2024年8月3日 16時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください