レスメド、PAPシリーズ最新のAirSense 11を上市 睡眠時無呼吸症候群の治療におけるデジタルヘルスを推進
PR TIMES / 2023年3月17日 16時40分
新機能により、患者さん本人がさらにCPAP治療に対して前向きに取り組むことを支援し、医療従事者もより効率的なフォローアップが可能に
デジタルヘルスと睡眠、呼吸器ケアのグローバルリーダーであるResMed(レスメド)の日本法人 レスメド株式会社(以下 レスメド、所在地:東京都千代田区、代表:代表取締役 黒川貴史)は本日、次世代のPAP(気道陽圧)装置であるAirSense 11を上市します。日本で、AHI(1時間当たりの無呼吸・低呼吸の回数)が15以上の中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の潜在患者数はおよそ900万人と推定されており*1、AirSense 11は、より多くの閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者さんが治療を開始し継続できるよう開発されました。
AirSense 11は、Personal Therapy AssistantやCare Check-Inといった新機能を搭載し、PAP使用者に合わせたガイダンスを提供することで、治療や睡眠時の快適な使用をサポートします。また、遠隔でのソフトウェアアップデートにより、今後開発される新しい機能も装置に反映され、患者さんの支援を発展的に行うことが可能となります。
レスメド株式会社の代表取締役 黒川貴史は次のように述べています。「AirSense 11の新機能と患者エンゲージメントアプリであるmyAirを併用することで、患者さんは睡眠時無呼吸症候群治療のゴールドスタンダードであるPAP装置を毎晩快適に、かつ前向きに使用いただけると考えています。そして、デジタル・ヘルス・テクノロジーで患者さんを支援することで、医療従事者は患者さんにさらに質の高いサポートをより効率的に提供いただける可能性が広がります」
AirSense 11の機能
Personal Therapy Assistant:患者さん本人が、マスク装着や治療圧に慣れるための各手順を音声ガイド付きビデオで解説するチュートリアルを、myAirアプリを通じて提供します。
Care Check-In:「睡眠治療は上手くいっていますか?」、「今週の眠気はどうでしたか?」といったシンプルな質問に対する患者さんの回答に基づいて、患者さんの治療の段階に合わせたガイダンスを提供します。この機能はmyAirアプリ(患者エンゲージメントアプリ) および デバイス本体の画面上で利用できます。また患者さんの同意があれば、医療従事者はAirView (医療従事者向け遠隔モニタリングプラットフォーム)でこの回答を閲覧することが可能になり、遠隔での患者さんのフォローアップの参考データとして新たに活用できます。
スマートフォンを模した洗練されたデザイン:タッチスクリーンや直感的な操作ができるメニューなど、使いやすさと治療へのアドヒアランス向上を実現できるようデザインされています。
レスメド独自の治療圧アルゴリズムを搭載:呼吸に合わせて治療調整を行うAutoSetモード、気流制限(フローリミテーション)に対して敏感に反応するF-mode、CPAP(持続陽圧呼吸)といった、無呼吸・フローリミテーション・いびきに応じて治療圧を変更する各種モードを選択することができます。
ワイヤレス・アップグレード機能:装置とワイヤレス通信で、ソフトウェアをアップグレードできる機能を搭載しています。
アドヒアランスを向上させる遠隔およびセルフモニタリング機能
AirSense 11は、myAirとAirViewと連携し、これらを併用することで患者さん全体の治療アドヒアランスを87%まで向上させることができます*²。myAirは、患者さんの装置使用時間、1時間あたりのイベント数(睡眠時無呼吸状態の発生回数)、マスクの密閉性、マスクを外した回数を記録し、毎晩の呼吸に関するデータ、装置の使用に役立つ自己学習資料、およびサポート情報を患者さんのスマートフォンに直接配信します。
AirViewは、遠隔モニタリングのための安全なクラウドベースの患者管理システムを提供することで、医療従事者の患者データへの迅速なアクセス、他の医療従事者との治療上のインサイトの共有、治療の質向上、および患者フォローアップの効率性を高めることも目的としています。
*1: Estimation of the global prevalence and burden of obstructive sleep apnea: a literature-based analysis, Adam V Benjafield, Vol 7 August 2019, THE LANCET Reparatory Medicine
*2: Malhotra A et al. Chest 2018
■「レスメド AirSense 11」製品概要:
販売名:レスメド AirSense11
承認番号:30300BZX00343000
一般的名称:持続的自動気道陽圧ユニット
製造販売業者:レスメド株式会社
■「レスメドAirView」製品概要:
一般名:呼吸装置治療支援プログラム
販売名:レスメドAirView
承認番号: 23000BZI00020000
一般的名称:呼吸装置治療支援プログラム(睡眠評価装置用プログラム)
製造販売業者:レスメド株式会社
[画像1: https://prtimes.jp/i/93479/9/resize/d93479-9-b944250d9e4f8c631bba-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/93479/9/resize/d93479-9-efc63bc16f06a976aa17-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/93479/9/resize/d93479-9-c462216aa02eabac1c2a-2.png ]
レスメドについて
レスメドは、人々がより健康で質の高い生活を送れるよう、自宅での治療を可能にするソリューションを開発しています。当社のデジタルヘルス技術とクラウド接続型医療機器は、睡眠時無呼吸症候群、COPD、その他の慢性疾患を持つ人々のケアを変革します。当社の包括的な病院外ソフトウェア・プラットフォームは、患者が在宅または自ら選択した医療環境にて健康を維持できるよう支援する専門家や介護士を支援します。より良いケアを可能にすることで、人々の生活の質を向上させ、慢性疾患の影響を軽減し、世界140カ国以上で消費者と医療システムのコスト削減に貢献しています。詳細はこちら(https://www.resmed.jp)を参照ください。
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