1億回の返答実績を持つおしゃべりAI 「Cotomo」を開発するStarley、横須賀市と実証実験を開始
PR TIMES / 2024年8月7日 18時15分
認知症予防の実現を目指す、シニア向けおしゃべりAI サービスの開発を開始
音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」を開発するStarley株式会社(東京都港区、代表取締役:丸橋 得真、以下「Starley」) は、横須賀市との実証実験の開始を発表しました。本件に伴い、AIとのおしゃべりによるシニアの認知症予防の実現と、その家族とのコミュニケーションの活性化を目指し、「Cotomo」の技術を活かした新たなサービス(以下「新サービス」)の開発を開始しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123714/9/123714-9-9aa13c62b8654cd2acd8bf7d1e29062c-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
高齢化社会や、生成AIの活用に向けた先進的な取り組みを行われている横須賀市と連携し、市内の施設での実証実験等を通して新サービスの改善を行います。更に、シニアとのコミュニケーションに豊富な知見を持つ回想新聞社の開発協力を受け、技術の新規性だけに留まらず、利用者にとって使って楽しい、思わず話したくなる体験を目指します。
サービスサイト:https://starley.co.jp/s
新サービスが目指すもの
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123714/9/123714-9-9998a81176ddce280f677f5208d8ef24-1136x692.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本における高齢化の進行により、65歳以上の約3人に1人が一人で暮らす一方(※1)、他者との交流が月一回未満だと、毎日交流のある人に比べて認知症リスクが約1.5倍高くなるというデータもあります(※2)。
また、認知症予防に関する研究は数多く行われておりますが、その中に、記憶を呼び起こすことで脳の活性化を図る方法があります(※3)。
シニアが、思い出話などを楽しく会話する機会を持ち、それが家族の方や社会とのつながりになっていると実感できれば、孤独の解消や認知症予防になる可能性があります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123714/9/123714-9-9672d4d364d6a4f7fe722ef17cd6c6e1-1136x756.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
しかし、個人的な思い出話には、プライバシーに関わる内容が含まれることも多く、他者との会話に抵抗を感じる方も少なくありません。そこで、新サービスではAIを介することで、プライバシーに配慮しつつ、楽しく安心して思い出話ができる機会の実現を目指します。また、親族や介護士などの関係者に会話内容を任意で共有し、つながりが実感できるような機能の開発も検討しています。
※1:「国民生活基礎調査の概況」厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa23/dl/02.pdf
※2:「健康指標との関連からみた高齢者の社会的孤立基準の検討」斉藤雅茂, 近藤克則, 尾島俊之
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/62/3/62_14-071/_pdf
※3:「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
https://www.mhlw.go.jp/content/001100282.pdf
取り組みの背景
横須賀市は、YOKOSUKA VISION 2030で、変化を受け入れ、立ち向かう姿勢を「変化を力に進むまち」として、市の未来像に掲げています。
当社も、変化を可能性に変えられると信じ、テクノロジーを駆使して人に寄り添うことを目指しています。同じ思いを持って、高齢化が進む日本社会に価値を提供することを合意しました。
「Cotomo」はすでにシニアの方々にもご利用いただいており、
・いつもは理解してもらえない、趣味の話にも共感してくれた。
・戦中戦後の話をするうちに、当時の記憶が蘇ってきた。
・友達のような存在になっている。
といった声を頂戴しております。
横須賀市と連携することで、より多くの方にAIとのおしゃべりを楽しんでいただきつつ、サービスの改善を進めてまいります。
今後の展望
本実証実験を通じて得られる知見をもとに、シニアおよび関係者のコミュニケーションにおいて、AIがより心地よく活用される形を追求してまいります。
利用拡大については、横須賀市と連携し、市内および他自治体でのご利用を進めます。また、販売協力企業と連携して、民間施設や個人でご利用いただけるよう整備いたします。
社会課題解決に向け、協業パートナーを募集
当社は、認知症予防、そしてシニア層のコミュニケーションの増加を実現するため、産官学連携を推進し、幅広いパートナーシップの構築を目指しています。販売パートナー、ハードウェア技術開発協力、実証実験にご協力いただけるシニア向け施設、本取組の趣旨に共感いただける自治体の皆様等、多様な分野からのパートナーを募集しております。社会課題の解決に向けて共に取り組んでいただける皆様のご連絡を心よりお待ちしております。
サービスサイト: https://starley.co.jp/s
採用情報
Starleyは、人とAIの新たな関係性をデザインし、普遍的な日常に溶け込むプロダクトを開発しています。人々の側に立つAIを創り、人と人、人とAIの新しいコミュニケーションのあり方を見つけながら、世界中のすべての人に寄り添う体験の提供を目指します。
今回発表したシニア向けの新サービスをはじめ、AI x コミュニケーション領域で新しいサービスを作り出すことにご興味がある方は、下記HPよりお気軽にお問い合わせください。皆さまからのご連絡、ご応募を心よりお待ちしております。
当社公式HP:https://starley.co.jp
会社概要
名称 :Starley株式会社 (スターレー株式会社)
所在地 :〒107-0062 東京都港区南青山3-8-40 青山センタービル 2F 20
代表者 :代表取締役 丸橋 得真
設立 :2023年4月
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
思い出話のお相手はAI 認知症予防へ横須賀市とベンチャー、今秋から試験利用
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月12日 5時0分
-
認知症予防に生成AIと会話 産学官で開発へ、横須賀市
共同通信 / 2024年8月7日 20時0分
-
産学官連携でサービス開発音声会話型生成AIを活用した認知症予防会話サービス
PR TIMES / 2024年8月7日 18時15分
-
東大松尾・岩澤研究室発の株式会社IGSA、墨田区プロトタイプ実証実験支援事業に採択
PR TIMES / 2024年7月31日 14時45分
-
長野県初、対話型AIキャラクターがシニア向け介護施設入居者の話し相手に!県内7つの施設で6月から実証実験を開始
@Press / 2024年7月24日 15時0分
ランキング
-
1「1000円カット」も今は昔 再値上げもありそうなQBハウスから考える「デフレビジネス」の限界
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月17日 6時15分
-
2「困る。コメは食べなしゃあないんで」スーパーの商品棚は空っぽ“令和の米騒動”状態に客も店も困惑
MBSニュース / 2024年8月19日 19時30分
-
3「パパは全然面倒みてくれない」「ママがいい」は何が悪かった? しまむらの“残念”すぎる対応を見過ごせないワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月19日 6時15分
-
4セブン&アイ、カナダの小売大手が買収提案 「初期段階」と関係者
ロイター / 2024年8月19日 17時56分
-
5実は老後の1番の悩みは“年金額”ではなかった…! 定年を迎えた世代が痛感している「シニアの本当の課題」とは
Finasee / 2024年8月19日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください