愛玩動物看護師の知識と技術の向上が動物の命を救う～愛玩動物看護師向けセミナーを開催しました～

今回の講義テーマは「救命医療のABC」。現役の愛玩動物看護師31名が真剣に学びました。



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2024年12月8日（日）、どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター（埼玉県川口市/以下、どうぶつの総合病院）は、愛玩動物看護師の教育支援を目的としたセミナーを開催しました。本セミナーは、昨年国家資格となった愛玩動物看護師が動物医療の現場で担う役割の重要性が増す中で、彼らのスキル向上を支援することで、動物医療の質をさらに高めることを目指しています。「救急医療のABC
～トリアージも入院管理も全てはABCから～」を講義テーマとした本セミナーには、埼玉県内外から31名の参加者が集まりました。

国家資格化で進化する愛玩動物看護師の役割
2023年に国家資格となった愛玩動物看護師は、これまでの補佐的な役割から、動物医療の現場でなくてはならない存在へと進化しています。例えば緊急時のトリアージや重症動物のケアにおいても、獣医師とともにチーム医療を担うべく、その重要性はますます高まっていると言えます。
動物医療の質の向上を目指す中で、愛玩動物看護師の専門知識や技術も進化は必須。本セミナーは、そうした時代のニーズに応えるため、愛玩動物看護師が直面する課題を解決し、動物医療全体の質的向上を目指す取り組みの一環として開催されました。

セミナーテーマは「救急医療の“ABC”」
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講師を務めたのはどうぶつの総合病院の救急科の責任者である中村俊獣医師。セミナーでは、救急医療の基本概念である"ABC"（A = Airway―気道、B = Breathing―呼吸、C = Circulation―循環）を基軸に、トリアージに必要な知識の習得や実際の入院管理シートを活用した救急医療現場での実用方法の指導などが行われました。
「重症動物を前にした際の焦りを抑え、適切な処置をするために“ABC”を意識することで、冷静な判断と行動が可能になり、救急医療の現場で動物の命を救うカギとなる」との話に31名の参加者も熱心にメモを取りながら聴講していました。
参加者の声
セミナー参加者からは以下のような声が寄せられました。
「救急において大切な基礎を改めて学べて良かったです。」
「トリアージや外科麻酔管理など、今後また詳しく取り上げていただきたい」
「今回は救急について学べたので、今後は皮膚疾患や内分泌疾患について学びたい」
「動画も見せてもらいながらのセミナーだったのでとても分かりやすかったです。また参加させていただいて自身のスキルアップできればと思っています。」

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院内見学ツアーも実施
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救急医療センター（ER）での説明には参加者も積極的な質問が飛び交います

次回開催について
次回のセミナーは2025年2月に開催予定です。テーマや詳細は、どうぶつの総合病院の公式ウェブサイトで順次発表いたします。
獣医師だけでなく愛玩動物看護師も医療現場の最前線で活躍し、チームで命を救う動物医療への進化を目指し、どうぶつの総合病院は今後もこうしたセミナーを開催してまいります。

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所在地: 埼玉県川口市石神815
敷地面積: 3105.05平方メートル
総床面積: 1階／1460.80平方メートル 、2階／1330.56平方メートル
ホームページ：https://vsec.jp


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