ミツイワ、組織内に蓄積された情報から適切な回答を安全に提供する生成AIを搭載したセキュアチャットサービス「MAKOTO(TM)」の提供を開始
PR TIMES / 2024年10月1日 11時0分
~ 情報漏えいのリスクを大幅に低減する仕組みの導入で、企業・組織の安全な生成AIの活用を支援 ~
ミツイワ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋 洋喜、以下ミツイワ)は、企業が生成AIを使い内部データを安心、安全に有効活用し、更なるDXを推進させる取り組みを支援する生成AIを搭載したセキュアチャットサービス「MAKOTO(TM)(マコト)」の提供を本日より開始します。現在、市場には文章や画像、音楽などさまざまなものを生成する生成AIが登場し、ビジネスのシーンにおいても生成AIの導入が始まっています。しかしながら、あたかも正しい情報のように誤った回答を返す、機密情報が外部に漏えいするなど課題も残っています。その点、ミツイワの「MAKOTO」は個別の企業を対象とし、企業内部に蓄積されたデータを登録 して同一の企業内だけでご利用いただける 生成AIとなっています。企業や 組織ごとに閉ざされた環境で実行されるので、企業のデータが外部に流出するリスクを大幅に低減し、安心、安全に生成AIを業務に適用いただけます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31702/10/31702-10-f396d5af33d1daab3242a6ba2edcf21a-755x591.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
MAKOTOのUI(例)
【業務への生成AI導入の意義】
生成AIは多彩なスキルを持つ同僚がいるのと同じ意味を持ちます。あらゆる言語に対応可能、インターネット上のあらゆる情報を知っている、MBAを取得していて、医学、法律の知識もある、プログラミングができる、画像やイラストも描ける、24時間365日休むことなく働けるといったメリットがある上、座席は不要、福利厚生も不要、疾病リスクゼロ、ハラスメントなどのリスクゼロなど、企業にとって社内の業務に生成AIを導入したとこで得られるベネフィットは少なくありません。議事録の作成、ビジネス文章の要約、メール作成、多言語翻訳、アイディア出し、プログラミング、画像解析など、生成AIを適用できる業務の範囲も多岐にわたり、バックオフィスの多くの業務は生成AIを活用することで業務効率の向上を図ることができます。
【MAKOTOの特長】
1.簡単に始められる
ミツイワの「MAKOTO」は継続的にアップデートするSaaS型の月額サービスなので、業務への生成AIの導入をスモールスタートできます。また、PCまたはスマートフォンで使える見やすく分かり易いインターフェースなので、誰にでもすぐご利用いただけます。さらに、ミツイワがお客様の業務内容を事前にヒヤリングした上で、MAKOTO導入による課題の解決に向けた提案もしますので、生成AIを初めてご利用になる企業様でも安心してお使いいただけます。
2.安心なセキュリティ
生成AIの弱点として、オープンな環境で使用すると登録した機密情報や、入力した内容が 外部に漏えいするリスクがあります。ミツイワの「MAKOTO」では、機密情報などお客様固有の情報はお客様が所有するストレージ上に保存されるため 、外部流出のリスクを大幅に低減できます。また、OpenAI社が開発したAIモデルをMicrosoft Azure上で利用できる、最高水準のセキュリティ環境を持つ Azure OpenAI Service上で稼働するので 、徹底した不正アクセスの防止を実現しています。そのため、他社サービスではセキュリティ上扱う事が難しい個人情報が記載された文章なども安心して登録する事ができます。
3.業務の効率化
生成AIは至極一般的な回答だけを提供するため、企業や業務に即した回答を得ることはできないといわれています。そこで、ミツイワの「MAKOTO」はRAG※1という技術を使うことで、LLM※2の知識に加えて組織内に蓄積された情報を参照 し連携するため、企業、業務に即した回答を高い精度で提供します。例えば、就業規則などについての従業員からの簡単な問い合わせなどは「MAKOTO」に任せることで、確実に人的対応の削減が可能です。また、「MAKOTO」とのチャット履歴を共有できるため、お役立ち情報などを組織内でシェアすることで、利用者全員のスキルアップが図れます。
※1. RAG:Retrieval-Augmented Generation(検索拡張生成)
※2. LLM:Large Language Model(大規模言語モデル)
【MAKOTOの活用事例】
1.社内の規定の確認
MAKOTOのライブラリ 機能を活用して「規定集ライブラリ」を作成。組織の規定に関する資料を登録し、メンバーがチャットで質問できるようにしました。
・総務部門の問い合わせ対応の負担が減少
・メンバーは好きな時に質問が可能
・回答には根拠となる資料名が表示され、信頼性が向上
2.メール作成
MAKOTOのタスク機能※3でメールのテンプレートを作成。メモリ機能※4で部署や名前を記憶させ、手直しがほとんど不要なメール文が作成可能になりました。
・メール作成の作業時間を大幅に削減
・セキュアな環境で個人情報を含むメール文が作成可能
・メンバー間でテンプレートを共有して効率化
※3. タスク機能:MAKOTO上でよく使うプロンプトを登録し、企業・組織内で共有できる機能
※4. メモリ機能:MAKOTOに自分の名前や所属企業などの覚えておいて欲しい内容を覚えさせる機能
3.翻訳支援・翻訳品質向上
英語非ネイティブが翻訳した英文をMAKOTOでチェック・修正
・翻訳者の知識不足を補完
・英語ネイティブが確認しても問題ないレベルの英文に仕上げ、経費を削減
・翻訳にかかる作業時間を大幅に削減
【MAKOTOの価格】
初期費用:30万円(お客様環境へ本サービスを導入するための費用です)
月額費用:基本料 15万円 + 6,000円(10ライセンス分) ~
※追加のライセンスは10ライセンス単位(6,000円/月)でご購入いただけます。
【ご注意】
本サービスのご利用にはお客様側で、Azure OpenAI Serviceをご契約いただく必要がありますが、ご要望があれば契約に向けたご支援なども行っており ます。また、ご利用開始後の利用量に応じたLLMトークン利用料、ストレージ利用料(ライブラリデータ等の保存用のストレージ)の費用が別途発生します。
詳しくはお問い合わせください。
【今後の展望】
今後は、ビジネスに関わるあらゆるデータをデジタル化してAIの学習データとすることが重要となります。そのためには、企業活動の全てをデジタル化するという意識が大切です。AIを導入する時期が未定といった場合であっても、さまざまなデータを今から蓄積しておけば、いざAIを導入した際には必ず役に立つデータとなります。ミツイワは「MAKOTO」の提供を通して、企業がDX推進の取り組みを推進し、更なる各種業務の生産性の向上を図ることができるように支援することで、日本の企業の競争力の強化に貢献してまいります。
【無償トライアル実施中】
あらゆる企業・組織でも安心してご利用いただける、生成AIを搭載したセキュアチャットサービス「MAKOTO」の優れた機能を無料でお試しいただける「無償トライアル」を実施中です。トライアル期間中は、ミツイワが社内で実施した「MAKOTO」の構築・運用実績に基づき、お客様の課題・環境に合わせた最適提案までご提供いたします。
セキュアな生成AIの導入をお考えのお客様は、この機会に是非「MAKOTO」をご体験ください。
<ミツイワ株式会社について>
ミツイワ株式会社(所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 3-12-18)は、1964年7月の創業以来60年以上にわたり、お客様ニーズへの対応を積極的に図りながら、ICTシステムにおいては企画、構築からサポートまでトータルに対応できる体制を築いてきました。1981年の電子デバイス事業への進出以降、ICTサービス事業と電子デバイス事業を2つの柱にお客様とともに成長し、それぞれのフィールドで多くのお客様から厚い信頼を頂いています。近年では、スマートファクトリー事業、IoTソリューション事業、エネルギーソリューション事業、ミャンマー連邦共和国でのICTサービス事業の展開など新規分野へも積極的に取り組み、さまざまな企業規模、業種のお客様に向けて包括的なサービスを展開しています。
詳しくはhttps://www.mitsuiwa.co.jp/をご覧ください。
<本件に関する一般のお客様からのお問い合わせ先>
ミツイワ株式会社 デジタルイノベーション推進本部 AIイノベーション推進部
TEL(部門直通):03-6868-6852
Eメール:MAKOTO_Sales@mitsuiwa.co.jp
サービス紹介:https://www.mitsuiwa.co.jp/solution/mdx/ai-makoto/
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