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自社開発中のウェアラブルセンサーによる体温の研究・解析を目指すHERBIO(ハービオ)が、1.2億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2021年1月20日 9時45分

現在急速にニーズが高まる体温データの活用に向け、研究をはじめとした事業展開の強化・加速へ

株式会社HERBIO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中彩諭理、以下HERBIO)は、Beyond Next Ventures株式会社(所在地:東京都中央区)、Velocity LLP(所在地:東京都墨田区)を引受先とする第三者割当増資により、総額1.2億円の資金を調達したことをお知らせ致します。また、併せて2020年12月24日に第二種医療機器製造販売業許可を取得いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/37148/10/resize/d37148-10-999398-7.png ]

  写真左から当社CRO丸井朱里、 CEO田中彩諭理

■第二種医療機器製造販売業許可 詳細
本医療機器製造販売業許可は、管理医療機器(クラスII)の日本国内での元売り業者として、薬機法の規制の下、医療機器の海外からの輸入、及び日本国内での製造販売が可能となり、医療機器の適正な開発・設計・製造・販売といった機能を保有致します。

発効日: 令和2年12月24日
製造販売業品目: 自社開発の医療機器
許可番号: 13B2X10454   

■資金調達の目的と使途
HERBIOは直腸温(深部体温)と臍部周辺温度の相関性を確認し、開発中のウェアラブルセンサーで取得したデータを元に研究・解析を実施する研究開発型ベンチャーです。今回の第三者割当増資で調達した資金を活用し、下記の領域にて積極的に投資を実施します。また、併せて第二種医療機器製造販売業許可を取得したことにより、現在開発中のウェアラブルセンサーの量産化に向け、さらに顧客ニーズに応える機能改善などをすすめ、より加速した事業展開をして参ります。

・開発中のウェアラブルセンサーの量産化
・研究により注力するため研究者採用をはじめとした人員強化
・医療機関や企業と連携した共同研究の実施
・独自技術を活用した医療機器プログラムに対するサービス開発

■採用について
HERBIOでは研究に力を入れていくにあたり、積極的な研究者採用を実施いたします。
より詳しい情報については、こちらをhttps://www.wantedly.com/companies/herbioご覧いただくか、Eメール:info@herbio.co.jp へお気軽にお問い合わせください。

■研究支援アプリケーション「Carekara」(ケアカラ)のサービス開始

[画像2: https://prtimes.jp/i/37148/10/resize/d37148-10-685943-5.png ]

当社の独自技術により、被験者様や患者様から取得が難しいとされていた体調データを、低侵襲且つご自宅で安全に記録することができるようになりました。製薬会社からのバーチャル治験や、アカデミックの研究現場での利用ニーズの急速な高まりの中、既に両現場でスタートしていた研究目的での当社のウェアラブルセンサーの活用と併せて使用する、研究支援アプリケーション「Carekara」(ケアカラ)のサービスを開始いたします。
Carekara(ケアカラ)はPHR(PersonalHealthRecord:個人健康記録)のアプリで、現在開発中のウェアラブルセンサーにより取得されたデータや、日々の体調記録を入力し記録することができます。Carekara(ケアカラ)は、ユーザーがより簡単に個人の健康情報を入力・記録できるシンプルな操作性とUIを実現し、どの世代の方でも導入しやすい仕様となっています。当初のサービス提供先は製薬会社や研究機関、企業など、BtoBでのお取引からスタートし、将来的には一般ユーザー様が日常生活の中でご利用いただけるサービスを目指しています。
※当初iOSアプリのみ対応予定です

■今後の展望
HERBIOは2017年の創立以来「体温」を軸とした事業展開を行い、ウェアラブルセンサーの開発、及び体温データの研究・解析をすすめて参りました。これまで取得することが難しかったデータを当社の独自技術を活用することで、現在製薬会社との治験や、教育機関との共同研究がスタートしています。今後、コロナ禍で注目される遠隔診療の広がりのサポート、バーチャル治験の促進、体内時計の研究の発展、疾患の早期発見の研究など、当社の研究成果を社会課題と結びつけ、今までにない発見と課題の解決手法を確立し、世界中の誰もが安心して医療を受けることができ、医療と健康に隔たりの無い状態の実現を目指します。

■HERBIO CEO 田中彩諭理より

[画像3: https://prtimes.jp/i/37148/10/resize/d37148-10-336988-10.jpg ]

祖父の死や自身の体調管理に疑問を持ったことをきっかけに体温という物に関心を持ちました。2016年に論文検索サイトで体温の研究をしていた、当時まだ学生だった丸井に声をかけ一緒に創業してから4期目に入りましたが、未だに体温に関して無限の可能性を感じています。今回研究や医療の分野に造詣の深い方々に投資頂いたことにより、弊社はミッションに掲げる「命に寄り添うテクノロジー」を更に進化させていきます。身近に使える医療機器を開発するだけではなく、そこから得た体温変動解析等データを通じて得た結果を様々な方に還元し、誰かの大切な人の命を救う手助けをして行きたいと思います。また、医療機器の製販業を取得できた事はひとえにチームの皆の力があってこそだと考えており、今後は私たちのビジネスを一緒に進化させてくれるメンバーの採用をより強化していきます。

■各投資家様からのコメント

[画像4: https://prtimes.jp/i/37148/10/resize/d37148-10-547385-8.jpg ]

Beyond Next Ventures株式会社 CEO 伊藤毅 様
この度Beyond Next Venturesは、体温データの解析及び研究を通じて人々の健康に貢献するHERBIO社に出資致しました。これまで医療・研究現場では手軽に深部体温の連続計測が可能なウェアラブルセンサーは世の中にありませんでした。HERBIO社のウェアラブルセンサーは製薬会社の治験の促進、不妊症治療の発展、熱中症対策システムの開発、臨床研究用途等において有用なアプリと連動したIoTデバイスとして、今後社会に広く普及する高い可能性を有しています。原体験に裏付けされた事業化に対する強い信念と行動力を持つ田中社長、そして体温に関する高い専門性を持ち製薬会社からの厚い信頼を得ている早稲田大学助教の丸井取締役のファウンダーチームが率いるHERBIO社のこれからに、ご期待ください。


[画像5: https://prtimes.jp/i/37148/10/resize/d37148-10-635615-9.jpg ]

Velocity LLP組合員代表 竹村昌敏 様
医師の立場からするとこれまで医療現場では深部体温の連続値として計測を低侵襲で行うことができなかった。HERBIOのウェアラブルセンサーが研究や臨床の現場に与える影響は非常に大きいと思われる。もちろん、今までも研究や臨床で体温は重要なバイタルサインとして用いられてきたが、深部体温の継時的計測は簡単に行うことはできず、離散値を使うことがほとんどであった。感染症をはじめとした様々な疾患の早期発見や個別化医療の指標にHERBIOの技術を使用することが可能になるかもしれない。今後、体温の可能性をさらに広げるものとしてHERBIOには大きく期待したい。

■株式会社HERBIO(ハービオ)について
株式会社HERBIO(ハービオ)は、「体温」を軸にした独自の技術開発と研究・解析に取りくみ、「生きるに寄り添うテクノロジー」というミッションを掲げ、研究成果による社会課題の解決を目指し、世界中の子供からシニアまで健やかに生きることができる世界を実現します。

■会社概要
会社名:株式会社HERBIO
代表者:田中彩諭理
所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木3丁目53−1博鵬ビル4階
事業内容:ウェアラブルセンサー・体調管理アプリの開発。体温を軸とした用途別アルゴリズム研究・解析
創立:2017年9月
URL:https://herbio.co.jp/

■本件に関するお問合せ先
広報担当:池永 info@herbio.co.jp

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