富山県の農業分野の作業受託・人材育成支援サービスの導入検証にYUIMEが採択
PR TIMES / 2021年10月14日 11時15分
国内に於ける米の消費量・生産量が減少し米の生産から別の作物への転換が求められる今、地域の園芸生産支援モデル確立に向けた導入検証を実施
一次産業の課題解決プラットフォーム『YUIME Japan』の運営と、一次産業に特化した人材支援サービスを行うYUIME株式会社(東京都港区・代表取締役:上野耕平)は、この度、富山県が県内の園芸生産支援モデル確立に向けて導入する、農業分野の作業受託や人材育成などの支援サービスに採択されました。
当社は、日本全国の農業に於ける繁忙期の短期的な人材不足を産地間連携することで解消し、一年を通してさまざまな地域・品種・農作業に関わる経験を培って参りました。本プロジェクトではその経験を生かし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今後より加速が予想される、地方分散型社会の基礎作りの一環として、各地域の県庁や農政省の協力のもと、その地域の特性に合った品種を選出し、実際に播種計画から畑作業、選果場まで一気通貫で作業受託が可能となる新しい支援体制を構築していきます。
■『Toyama Model』概要と実施背景
今回、最初のプロジェクトとなる富山県の『Toyama Model』では、県庁協力の元、将来的な生産高向上を目指す「玉ねぎ」「キャベツ」を中心に、主に収穫期での畑仕事、選果場での作業工数、作業人口を数値化。更に当社が産地間連携で実際に携わっている、他地域に於ける同品種の作業効率などとも比較した上で、今後の規模拡大に向けた計画提案と作業受託を行って参ります。
国内に於ける米の消費量・生産量が減少する一方、米の生産から別の作物への転換が求められています。しかし、園芸作物の普及に於いて、作物ごとに生産工程、生産量などが異なるため、作業効率化を図る機械導入が困難なこともあり、高齢化と人手不足によって手間の掛かる園芸の収穫や調製作業が敬遠されがちという課題がありました。この課題に対し、人材派遣による収穫などの作業代行、人材育成などのサービスを提供する当社が参画することで、全国それぞれの地域に合った園芸生産支援モデルの確立を目指します。
『Toyama Model』は、富山県の営農規模縮小を防ぐほか、担い手不足や、それに伴う耕作放棄地の拡大を防ぐ取り組みとしても重要なプロジェクトだと考えており、今後はさまざまな地域で、同様の支援モデル確立することを視野に入れ、農業を中心とした一次産業の課題解決に地域と一緒に取り組んで参ります。
2021年6月には、富山県砺波市で「玉ねぎ」の収穫と調整作業の検証を行い、今後も11月に「キャベツ」の収穫や「白ねぎ」の調整作業の検証を進めて参ります。
<富山県砺波市 「玉ねぎ」の収穫と調整作業の様子>
[画像1: https://prtimes.jp/i/38488/10/resize/d38488-10-4e73af7958df7883ce16-4.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/38488/10/resize/d38488-10-6cefaee9bd4d0da9536a-5.jpg ]
圃場での収穫作業
[画像3: https://prtimes.jp/i/38488/10/resize/d38488-10-d9cff626744c4ec61ad3-6.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/38488/10/resize/d38488-10-c077ab1bd4c87e365dfd-7.jpg ]
選果場での選別作業
■富山県担当者のコメント
現在はまだ調査の段階ですが、こうしたサービスを利用した新しい体系が確立し、本県の園芸生産の取組みが拡大することを期待しています。
富山県農林水産部農産食品課 園芸振興係 宮元史登
【会社概要】
会社名:YUIME株式会社(YUIME INC.)
本社:東京都港区南青山1-21-11 BASEビル
設立:2012年7月
代表取締役:上野耕平
資本金:4000万円
URL:www.yuime.co.jp
■YUIME株式会社とは
YUIME株式会社は、一次産業に特化した支援企業としてデータプラットフォーム事業と人材支援事業を行う企業です。2012年の創業時より展開する人材支援事業では永続的に全国の生産現場に労働力を支援出来る仕組みを構築するために産地間同士を連携させる独自の支援体制を築き上げ、現在では全国の繁忙期のみの短期労働力確保を現実化したパイオニア的人材支援企業として業界トップクラスの実績を誇っています。また、その現場で培った経験とネットワークを生かしたデータプラットフォーム事業では、100人を超える専門家が、一般の農家や漁師から寄せられた「お金」「人」「物」「技」「売りかた」「地域」などの悩み・課題を解決するためのプラットフォームメディアを展開しています。ここでしか読めないオリジナル記事、地方紙を含む他メディアの一次産業に関わる最新ニュースも充実しています。また、イベントやセミナーの開催、人材支援サービスの申込みなど会員に役立つ機能があることでこれからの日本の一次産業を担うべく課題を解決したいポジティブな従事者にとって、よりイノベーティブ且つ、ダイナミックな事業経営に欠かせないデータベースになることを目指しています。
■一次産業の課題解決プラットフォーム「YUIME Japan(ゆいめじゃぱん)」とは
「YUIME Japan」は、100人を超える研究者や大学教授などの専門家が、一般の農家や漁師から寄せられた悩み・相談を解決するためのプラットフォームです。全国から寄せられた「お金(補助金・制度)」「人(後継者・働き手)」「物(農機具・漁具)」「技(栽培方法・病害虫)」「売りかた(販路拡大)」「地域(町おこし)」などの悩みについて、解決へと導くアドバイスを提供し、それを会員同士が共有できる、新しいWebサービスです。会員登録は無料で、一次産業従事者、農業学校・水産学校の学生であれば誰でも気軽に使用できます。登録した会員は、ふだん抱えている悩みや疑問を無料で相談することができます。
■YUIME JapanのURL
https://yuime.jp/
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