【データ活用支援サービス事例】株式会社RYODENのIoTデータを分析するSnowflake/dbt Cloud/Prefect基盤を2ヶ月という短期間で構築
PR TIMES / 2024年11月7日 15時45分
データモデリングとアーキテクチャー設計の株式会社メソドロジック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:白石 章、以下「メソドロジック」)は、株式会社RYODEN(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:富澤克行、以下「RYODEN」)の、クラウド型でIoTデータを収集するシステムのデータを分析し、Snowflakeとdbt Cloud、Prefectにて、RYODENのIoTデータを分析するデータ分析基盤を2ヶ月という短期間で導入しました。
RYODENでは、全国展開する小売系企業に対して店舗環境データを収集し、そのデータを分析することで経費削減策を提案するコンサルティングソリューションのためのシステムを構築していました。
ただ、そのシステムで蓄積したデータを分析する中でパフォーマンス、拡張性、アクセス制御、データガバナンス等の問題が発生しており、分析対象を今後拡大していくために既存システムでは対応できないと判断し、新規でマルチクラウドデータウェアハウスのSnowflakeを中心としたデータウェアハウスの整備を決定しました。
Snowflakeへのデータ収集を開発する方法として、米国では主流になりつつあるModern data Stack を活用して短期間にデータ基盤の構築をしたいと考えていましたが、新しい技術について社内の知見が不足しており、データ基盤に求める要件との適応性、ツールの特色など複数の要素からベストな製品選定・構築を行うために、有効な技術相談をできるパートナーを探すこととなりました。
RYODENの課題となっていたポイントは以下の通りです。
- データ活用基盤の導入の経験が不足
- 早期にPoCを開始するための短期間での基盤構築
- PoC実施後、本番稼動を考慮したデータガバナンスや、データマネジメントの進め方
- Snowflake、Modern data Stack製品のベストプラクティスでの構築
- ビジネス拡大に合わせてデータ種類の追加を容易とした設計の考慮
- 運用保守を見据え発展性のある製品の選定、検証、評価支援
■2ヵ月間という短期でのデータ活用基盤の構築:
パートナー選定の遅れから、プロジェクトで予定していたPoC開始まで2ヶ月という短期間しかなかった状況の中、Modern Data Stackを選定。Snowflake、dbt Cloudを活用し、ベースとなる機能については構築を完了することができました。今後の拡大を考慮したワークフローもPrefectでの導入検証を完了しています。
これにより、スケジュール遅延が起こらなかったことでPoC期間を有効利用でき、分析担当者から出る要望への対応やより便利に使用できる機能の追加に注力することができました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65185/10/65185-10-3a4c6c66ca75e2bf74fcaec0308dce8e-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■Snowflakeデータレイク設計とアクセス制御設計・構築:
Snowflakeのベストプラクティスに則したメダリオンアーキテクチャを採用した効果的なデータ構造の実現、任意アクセス制御(DAC)とロールベースのアクセス制御(RBAC)を組み合わせたペルソナに合わせた適切な権限設定、による効率的かつ安全に管理されたデータ活用基盤環境の利用を享受できるようになりました。
■dbt Cloudによるデータモデル拡張の実現:
分析対象店舗の増加によるデータモデルの拡張を実現するための設計を行い、dbt Cloudを活用して店舗毎に異なる分析項目を持つデータテーブルの作成が容易に行える仕組みを構築することができました。
これにより、データエンジニアの人的コストや運用面での負荷を大きく軽減することが可能となりました。
■Prefectでの、データパイプラインのワークフローを柔軟に設定:
dbtで開発をする部分だけでなく、データを収集をする部分からまとめたジョブを連携をするために、様々なワークフローを検討をした上で、PrefectのユーザーフレンドリーなUIでのワークフロー定義、実行スケジュールの詳細設定が可能となり、エラーハンドリングや、再実行を容易に設定できるため、信頼性の高いデータパイプラインを構築することが可能になりました。
RYODENでは、『RYODEN Tii!』というオリジナル製品群を括るブランドを立ち上げており、その代表が、今回のIoTサービスになっております。省エネ化、多様な設備機器を効率的に制御、管理できる『その手が、あったか。』と言われる課題解決を、今後も支援していきます。
株式会社RYODEN 戦略技術センター 戦略技術部長 兼デバイスシステム事業本部 第三技術部長 北出様より、以下のコメントをいただいております。
RYODENでは持続可能な社会を実現するために、次世代の成長事業の創出を行うための施策のひとつとしてデータ利活用プラットフォームの内製化を進めています。
このプラットフォームの構築にあたり、メソドロジック様の卓越した支援を受けることができました。この新しい取り組みにより、様々な社会課題に積極的に取り組み、未来を形作るイノベーションを実現する確固たる基盤が築かれました。
RYODENは商社の枠を超え、「事業創出会社」として環境・安心・安全でサステナブルな社会の実現に貢献します。
<株式会社RYODENについて>
RYODENは、「人とテクノロジーをつなぐ力で"ワクワク"をカタチにする」をパーパスとし、脱炭素や製造業スマート化、医療IT化、スマートアグリなどの多様化する社会課題と向き合い、1947年の創業以来培ってきたナレッジと4つの発(発掘・発想・発案・発進)を通じて、これまでにないイノベーションを創造します。
RYODENは、2000社を超えるパートナー企業様、海外11の国と地域をあわせて21拠点、国内27拠点のグローバルネットワークにおける人のチカラと、基幹事業であるFAシステム、冷熱システム、ビルシステム、エレクトロニクスの技術を融合して新たな価値を創造し続け、商社の枠を超えた「事業創出会社」として環境・安心・安全でサステナブルな社会の実現に貢献します。
<株式会社メソドロジックについて>
メソドロジックは、データモデリングとアーキテクチャー設計を軸としたIT コンサルティング会社です。ビジネスの本質を捉え、業務と、システムの構造を可視化するモデリングと、最適な構造に変革するアーキテクチャー設計を実施しております。最先端の技術を活用したIT アーキテクトを通じてエンタープライズ向けシステムの構築、継続性のあるシステム運用、改善を支援しております。
名称 :株式会社メソドロジック
代表 :代表取締役社長 CEO 白石 章
住所 :東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル27階
事業内容:データモデリング、アーキテクチャー設計
URL :http://www.methodologic.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【Wrap Up】SNOWFLAKE INDUSTRY DAY 2024 を開催
PR TIMES / 2024年11月20日 13時40分
-
AlpacaTechがミンカブ・ジ・インフォノイドとの業務提携を通じ、AIデータクラウドソリューションの提供開始
PR TIMES / 2024年11月15日 18時40分
-
INSIGHT LAB株式会社との共催WEBセミナー「データリテラシーの向上×データ利活用のための基盤整備~"真"のDX推進における成功の方程式~」
PR TIMES / 2024年11月15日 15時45分
-
NTTグループ、重要戦略の一つ『つなぐ、共有する、活用する』をSnowflakeで実現
PR TIMES / 2024年11月7日 14時15分
-
電通デジタル、Brazeを活用したモバイルコミュニケーション最適化サービス提供
マイナビニュース / 2024年10月28日 18時7分
ランキング
-
1相鉄かしわ台駅、地元民は知っている「2つの顔」 東口はホームから300m以上ある通路の先に駅舎
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 6時30分
-
2「築浅のマイホームの床が突然抜け落ちた」間違った断熱で壁内と床下をボロボロに腐らせた驚きの正体
プレジデントオンライン / 2024年11月22日 17時15分
-
3三菱UFJ銀行の貸金庫から十数億円抜き取り、管理職だった行員を懲戒解雇…60人分の資産から
読売新聞 / 2024年11月22日 17時55分
-
4ジャパネット2代目に聞く「地方企業の生きる道」 通販に次ぐ柱としてスポーツ・地域創生に注力
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 8時0分
-
5会社員が考える“テレワークのデメリット” 「会話不足」「公私の切り替えが曖昧」を超えた1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月22日 7時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください