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Avery Dennisonのatma.io、二酸化炭素排出量を最小限に抑え、廃棄物を減少させるための画期的でサステナブルな新機能を発表

PR TIMES / 2022年6月26日 22時40分

~atma.ioに登録されたユニークアイテムは、開始から1年で220憶に~

Avery Dennison Corporation (NYSE:AVY、所在地:オハイオ州メンター、エイブリィ・デニソン、以下 Avery Dennison)は、コネクテッドプロダクトクラウドのatma.ioに、ネットゼロ目標の達成とサプライチェーン全体の廃棄物削減を支援する、2つの新機能が追加された事を発表します。



[画像: https://prtimes.jp/i/76554/10/resize/d76554-10-e86043581686f53b4ccf-0.png ]

atma.ioは、FDAのFood Traceability Challengeで選出(*1)され、過去にHiggとの提携を発表していますが、今回の新機能ではサステナビリティと廃棄物削減に焦点を当てています。

1つ目の新機能である Real-time Carbon Impact Analytics は、原材料から消費者に至るまでのあらゆるイベントを取得・記録し、企業にカーボンフットプリントに関連したデータドリブンなインサイトを提供する新機能です。インサイトはスコープ3を含んでおり、EUで予定されているデジタルプロダクトパスポート(*2)や米国食品安全強化法(FSMA)(*3)に取り組む企業も支援します。

atma.ioは、Higg Index(*4)がアパレル業界向けに提供している環境への影響度を示すデータも提供しています。これらの第三者が提供するデータをatma.ioのAIとともに活用することで、企業はサプライチェーン全体を通して、CO2排出量をユニークアイテムレベルで検証し、同時にエンドツーエンドで可視化できます。atma.ioは「見えないものを見えるようにする」ことで、企業が二酸化炭素排出量を削減し、サステナビリティにおける目標を達成するためのアクションを支援します。

2つ目の新機能である Real-time Waste Elimination は、AIと機械学習を用いて、サプライチェーン全体の異常値や非効率性を分析し、アラートを発します。国連(*5)によると、世界の食料の3分の1はサプライチェーンで失われるか、小売店や、飲食店、家庭で浪費されています。これは年間約13億トンに相当します。このアラートには、期限切れ商品の移動に関するパレットレベルの情報や、倉庫内での劣化、あるいは紛失といったユニークアイテムに関する情報が含まれます。この機能を活用することで、企業はサプライチェーンの効率性を改善し、商品の紛失を最小限に抑えることに加え、顧客の需要に応える適切な在庫管理を実現することができます。

個品レベルの正確なデータは、企業のESGコミットメントに欠かせないインサイトを提供します。例えば、流通センターで長期間に亘り保管され賞味期限が迫っている食品や医薬品、または温度差がある商品などを特定し、同プラットフォームからアラートを出すことで、劣化を最小限に抑え、紛失や廃棄、温室効果ガスの排出などのリスクを軽減し、ひいては売上を最大化することが可能になります。

Avery Dennison SmartracでConnected productsのVice presidentを務めるMax Winogradは「1年前にatma.ioを立ち上げたとき、私たちのビジョンは、物理的なユニークアイテムにそれぞれ固有のデジタルIDを付与し、サプライチェーン全体にわたるエンドツーエンドの透明性を提供することで、物理世界とデジタル世界を繋げることでした。以来、毎秒300個ものユニークアイテムが新たにatma.ioに追加され、管理しているユニークアイテム数はすでに220億個にのぼっています。atma.ioはトレーサビリティによる倹約とサステナビリティの推進に役立ちます。
私たちは刻々と変化するデータドリブンな世界に生きています。タイムリーで正確なインサイトにアクセスできることが、生産性とサステナビリティの目標を推進する上で重要な鍵となります。この度リリースされたatma.ioの新機能により、企業はこれまでサイロ化されていたデータから意味のある洞察と情報に基づいた意思決定をリアルタイムに行うことで、ビジネスの敏捷性を劇的に向上させ、また人、地球、 そして利益に貢献するためのパフォーマンスを加速させます」と述べています。

この度のリリースには以下の新しい機能も含まれています。

Sustainability Facility Assessments and Expiration Callouts(工場のサステナビリティ評価と有効期限のアラート)

Higgといったサステナビリティ団体と提携し、atma.ioはサプライチェーン内の製造施設に対して、サステナビリティスコアを付与します。これはCarbon Impact Analyticsですでに利用可能なデータを補強し、さらに優れたサステナビリティのインサイトを提供します。またパートナー企業が得たサステナビリティ評価の有効期限を把握するためのアラートを作成することもできます。


Global Inventory Trace(グローバル規模の在庫トレース)

サプライチェーン上の在庫をSKUおよび発注レベルでトラッキングし、在庫として存在しているユニークアイテムが、サプライチェーン全体にどのように分布しているかを場所の種類(工場、倉庫、店舗など)ごとに明らかにします。また予定よりも長く特定の場所に留まるユニークアイテムについてアラートを発することで無駄を省きます。


Loss Prevention(盗難や偽造品の検知)

在庫に発生する不審な動きを検知し、アラートを発します。サプライチェーンにおける偽造品や、サプライチェーンを予期せぬ方法で通過したユニークアイテムが含まれます。


Purchase Order Tracking(発注書のトラッキング)

発注書管理を自動化し、関連する在庫の出所証明を確実なものにします。



atma.ioは今後も新機能を追加し、プラットフォームに登録されたユニークアイテムから、さらに多くの価値を引き出していきます。

atma.ioの新機能に関する追加情報については、以下の資料をご覧ください。

補足資料:https://rfid.averydennison.com/content/rfid/ap/jp/home/products-solutions/iot/spring-22-release-notes.html
Real-time Carbon Impact Analytics サプライチェーンの排出量削減に役立つカーボンインパクトのリアルタイム解析:https://youtu.be/jhAeKccGrio
Real-time Waste Elimination Tool リアルタイムの在庫分析は、どのようにして企業の廃棄物を減らし、サステナビリティの実現に役立つのか:https://youtu.be/oWiRgoan0bM


*1: https://www.fda.gov/food/new-era-smarter-food-safety/meet-winners-fdas-low-or-no-cost-food-traceability-challenge
*2: https://www.eceee.org/all-news/news/eu-plans-digital-product-passport-to-boost-circular-economy/
*3: https://www.fda.gov/animal-veterinary/animal-food-feeds/food-safety-modernization-act-and-animal-food#:~:text=It%20was%20signed%20into%20law,food%20for%20animals%2C%20including%20pets.
*4: https://apparelcoalition.org/the-higg-index/
*5: https://www.theworldcounts.com/challenges/people-and-poverty/hunger-and-obesity/food-waste-statistics/story

Avery Dennisonについて
Avery Dennison(NYSE: AVY)は、多種多様なラベル材料や機能性材料の設計・製造に特化したグローバルなマテリアルサイエンス企業です。当社の製品は、ほぼすべての主要産業で使用されており、ラベルやグラフィック分野に適用される感圧粘着ラベル材料をはじめ、産業、医療、消費財分野に適用される工業テープ及び各種ボンディングソリューションや、衣料品に適用させるラベルやパッケージ、小売分野にサービスを提供するRFIDソリューションを提供しています。50カ国以上に進出、従業員は36,000名以上です。 2021年には売上84億ドルを達成しました。
Avery Dennison Smartrac:https://rfid.averydennison.jp

atma.ioについて
atmaはサンスクリット語で「魂」を意味します。Avery Dennisonは、すべての製品がバリューチェーンを通じて持続し、すべてのステークホルダーが製品の真の自己(またはアトマ)を見ることができる固有のデジタルIDまたは「魂」を持つべきであるというビジョンを掲げています。そのビジョンのもと、Avery Dennisonはすべてのユニークアイテムと、すべての企業、すべての人を繋ぐ、サステナブルかつ信頼できるコネクテッドプロダクトクラウドとして、atma.ioを立ち上げました。
現在、atma.ioは世界のアパレルトップ 20 社のうち6 社、また米国のファーストフードチェーンのトップ10 社のうち4社で活用されており、またアパレル、小売、食品、ヘルスケアの各分野から、すでに220億を超えるユニークアイテムが登録されています。
atma.io:https://rfid.averydennison.jp/jp/home/products-solutions/iot/connected-product-cloud.html

atma.io™はAvery Dennisonの商標です。

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