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RoboSapiensが伸縮アクチュエータ/ロボット領域で、5つ目の特許を取得しました

PR TIMES / 2024年7月19日 11時11分

株式会社RoboSapiens(本社:東京都新宿区、代表取締役:長尾 俊、以下RoboSapiens)は、「突出型リニアアクチュエータ」に関する発明で、新たな特許を取得しました。
RoboSapiensは2020年7月3日に設立した会社で、設立4年を迎えたばかりのスタートアップですが、この特許が既に5つ目となります。



株式会社RoboSapiensは、巻尺の機構を用いることでコンパクトな収納スペースから大きな伸縮を実現した伸縮アクチュエータを製品化。既に関連特許を4つ取得しています(#1)。そして、今回の「突出型リニアアクチュエータ」に関する発明は、RoboSapiensにとって、伸縮アクチュエータ/ロボット領域で5つ目の特許となります。

今回の発明で評価されたのは、アクチュエータの2本の巻尺テープを送り出すローラーやフレームが露出してしまっている(図1)ことで生じる、以下の2点の問題の解決でした。
1.安全面
ローラー部が露出していることで、指などを挟んでしまう危険性がある問題の解消。
2.設置のしにくさ
アクチュエータ自体に凹凸があることで、他の機械部品への装着がしにくかったり、ぶつかって破損しやすかったりするといった問題の解決。
[画像1: https://prtimes.jp/i/89345/10/resize/d89345-10-3feb0d53fad96a1eb9f6-0.png ]

  図1:従来の、ケースに収納されず露出した状態

今回の特許では、2本の巻尺テープを送り出すローラーやフレームをケース内に収納することで、安全性の向上や設置のしやすさを高めると共に、筐体をよりコンパクトにすることを可能とし、伸縮アクチュエータの取り扱いを容易にした点が認められました(図2・3・4)。
[画像2: https://prtimes.jp/i/89345/10/resize/d89345-10-1e12ae99807427a58e4f-0.jpg ]

  図2:ローラーやフレームを収納したコンパクトな筐体



[画像3: https://prtimes.jp/i/89345/10/resize/d89345-10-e0bc1fb0ca15143c2f2b-0.jpg ]

  図3:筐体から金属テープを伸長させた状態

[画像4: https://prtimes.jp/i/89345/10/resize/d89345-10-e938fa8e322f58a41427-0.jpg ]

  図4:収納筐体の内部構造


今回の特許取得について、RoboSapiens代表取締役社長の長尾 俊は次のように述べています。
「RoboSapiensを設立し、わずか4年で5つ目の特許を取得出来たことは望外の喜びです。私は『巻尺は爆発物』とよく例えるほど、巻尺の扱いは危険です。金属テープには常に開こうとする力がかかっており、大きな金属テープにするほどその力は大きくなり、制御するのは想像以上に大変です。今回の発明によって、私どもの巻尺機構を採用したBambooShoot ActuatorとBambooBotの使い勝手は格段に向上しています。」

なお、今回特許を取得した機能は、RoboSapiensのBambooShoot Actuator(バンブーシュートアクチュエータ)とBambooBot(バンブーボット)両製品に既に導入済みです。
いずれも高所作業などの危険な点検作業の代替で、安全や省力化に貢献できる製品です。


- 特許の内容 -
【特許番号】  特許第7506440号
【登録日】   2024年6月18日
【発明の名称】 突出型リニアアクチュエータ
【特許権者】  株式会社RoboSapiens
【発明者】   長尾 俊(株式会社RoboSapiens 代表取締役社長)

[画像5: https://prtimes.jp/i/89345/10/resize/d89345-10-ff851445ca05c798dfb9-4.png ]

  特許証

□BambooShoot Actuator(バンブーシュートアクチュエータ)について
特許取得済みの巻尺機構を搭載し、コンパクトな筐体から大きな伸長が可能なアクチュエータです。筐体に金属テープを収め、金属テープを2枚重ね合わせて送り出したり収納したりすることで、4mの高さまで直立が可能となります。金属テープを巻き取ると小さな筐体の中に収納されます。
また、先端には様々なアタッチメントが装着可能で、先端に装着する機材を変えることで、風速・風量測定や、火災警報器点検、360度撮影等が可能です。1人で持ち運べたり、移動ロボットに搭載できたりといった、ポータビリティ性やコンパクト性、軽量性に優れ、危険な高所作業などの代替が出来、安全や省力化に貢献出来る製品です。
詳細は以下のRoboSapiensホームページでご覧ください。
https://rb-sapiens.com/service/bambooshoot-actuator/
[画像6: https://prtimes.jp/i/89345/10/resize/d89345-10-988756c63179f099456f-5.png ]

  BambooShoot Actuator

□BambooBot(バンブーボット)について
特許を取得した巻尺の機構を用いることで、コンパクトな車体から高い位置に計測機器やカメラを持ち上げ、3次元のあらゆる位置での計測を可能にする自律移動ロボットです。先端にカメラやセンサなど様々なアタッチメントが装着可能で、風速・風量測定や火災警報器点検等ができます。
“自律移動ロボット”と“センサ計測”の技術分野に関する特許を取得しており、3次元マップを生成し、あらかじめ決めた巡回ルートを自律的に移動可能で、走行中に人や障害物を検知した場合は一旦停止し、ルートを再探索します。40cmの高さから300cmまで伸長が可能であり、天井近くの機器を点検したり、倉庫などの棚が高い場所での監視をすることも可能です。
詳細は以下のRoboSapiensホームページでご覧ください。
https://rb-sapiens.com/service/bamboobot/
[画像7: https://prtimes.jp/i/89345/10/resize/d89345-10-c2fe5295c79aae3b9e56-6.png ]

  BambooBot


◇RoboSapiensについて
株式会社RoboSapiens(https://rb-sapiens.com/)は、「人とロボットの共生」により、人は自らのバリューを発揮できる領域に集中し、ロボットに任せられることはどんどん任せていけるような世界を実現することを基本的な理念として、2020年7月3日に設立され、創立4周年で既に5つの特許を取得しています。
人類は「ホモ・サピエンス」という種に分類されますが、新たな種とも言えるようなロボットの生態系: 「ロボ・サピエンス」を形成したいという、代表取締役社長であり創設者でもある長尾の未来像からRoboSapiensという社名となりました。

#1:これまでの4つの特許の内容は、以下になります。
特許6944227(2021年10月6日承認):突出型リニアアクチュエータ、ロボットアーム及び輸送ロボット
特許7402562(2023年12月21日承認):突出型リニアアクチュエータ
特許7411276(2024年1月11日承認):配線装置
特許7465511(2024年4月3日承認):自走式ロボット

また、内容に関しましては、以下のnoteの記事をご参照ください。
・「RoboSapiensの特許が3つになりました!」
https://note.com/robosapiens_/n/nf9275418a311
・戸田建設様と共同で、4つ目の特許を取得しました!
https://note.com/robosapiens_/n/n6dd842e2b541

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