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Archeda、COP29にてAWD方法論によるカーボンクレジット創出のための適地選定ソリューションをGreen Carbon社と共同発表

PR TIMES / 2024年11月26日 10時5分

衛星データとAI技術でカーボンクレジット創出の信頼性向上を目指す



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/110822/10/110822-10-5020196502710d6483f4b1570aa40dd0-1972x1108.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


衛星データを利用した森林モニタリング及び自然由来カーボンクレジット向けのモニタリングソリューションを開発する株式会社Archeda(本社:東京都千代田区、代表取締役:津村 洸匡、以下Archeda(読み:アルケダ))は、AWD方法論によるカーボンクレジットプロジェクト創出のための適地選定を行う解析ソリューションを開発し、Green Carbon株式会社(代表取締役:大北 潤、以下Green Carbon(読み:グリーンカーボン))がフィリピンで実施中のAWDプロジェクトを対象に解析を実施、その内容を2024年11月14日(木)にアゼルバイジャン共和国・バクーで開催された国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(以下、COP29※1)にてGreen Carbonと共同で発表※2しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/110822/10/110822-10-05561fdf5a20ee9258939b6fc1e9ae3b-2388x516.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ArchedaとGreen Carbonは、AWD(間断灌漑※3)プロジェクトを通じた温室効果ガス削減に取り組んでいます。Archedaが開発した解析ソリューションは、衛星データと独自AIの活用により効率的にプロジェクトの適地選定を行うもので、AWD技術の最適な展開を支援します。
本ソリューション開発の背景と目的
炭素プロジェクトの実施地の選定は、信頼性の高いカーボンクレジットを創出する上で極めて重要です。プロジェクトが満たすべき方法論の条件や、グローバル基準の要件に適合する場所を慎重に選定する必要があります。特に、過去の土地利用変化はプロジェクトの妥当性や追加性を担保するうえで欠かせない情報です。
そこで、Archedaは、衛星データとAI技術を利用し、過去の土地利用を始めとする方法論の条件に則り、プロジェクトの適地を抽出するソリューションを開発しました。本ソリューションを活用し、Green Carbonが開発を進めるフィリピンのAWDプロジェクトの候補地を選定する解析を実施しました。今後も両社は品質の高いクレジット創出を実現しつつプロジェクトサイトの拡大に取り組んでまいります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/110822/10/110822-10-1ce6df8e4769ef73b604597827c9a149-1358x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


COP29での発表について
Green Carbon社は、COP29のジャパン・パビリオンに参加し、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)主催の「ボランタリークレジットにおける地球観測衛星データの利用」に登壇しました。Green Carbonが取り組んでいる水田プロジェクト「メタンガス削減によるカーボンクレジット創出」において、地球観測衛星データの活用を紹介する事例として、本ソリューションの活用について発表いたしました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/110822/10/110822-10-172678068b13c79422211ca1e891f857-1474x828.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
登壇写真(登壇者:Green Carbon COO 妹尾氏)


Green Carbonについて
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット(水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど)を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha(約100,000t)に拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。

◆会社概要
代表者   :代表取締役 大北 潤
所在地   :東京都港区南青山3-1-3スプライン青山東急ビル6F
設立    :2019年12月
事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL    : https://green-carbon.co.jp

Archedaについて
Archedaは、「地球の秘めた可能性を価値にする」をミッションに、衛星データを利用した森林や水田、マングローブ等の自然由来のカーボンクレジットプロジェクトの分析モデルを開発するスタートアップです。現在、衛星データを利用した自然解析ソリューションであるGreen Insightの開発を進めており、プロジェクト登録、モニタリング、信頼性確認など、プロジェクト開発における各ステップ毎に最適な分析ソリューションを国内外の炭素削減(除去)プロジェクトに提供しています。また、自治体や林業事業者の方向けに、衛星データを利用した森林資源量の推定や伐採地の検出や造林状況のモニタリングができるソリューションを開発しています。


◆Archeda会社概要
社名:株式会社Archeda(アルケダ)
設立:2022年09月
代表者:代表取締役 津村 洸匡
所在地:東京都千代田区霞が関 3-2-5 霞が関ビルディング36F
事業内容:衛星データを活用した自然環境の解析事業、カーボンクレジットのモニタリング解析事業
ウェブサイト:https://archeda.inc


※1:国連で1992年に採択された「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)」に基づいて毎年開催される締約国会議。条約の最高意思決定期間として機能し、気候変動に関する国際的な取り組みについて議論する。
※2:当日のプレゼンは、Green Carbon社のCOO妹尾氏が発表しました。
※3:間断灌漑(AWD)は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法になります。間断灌漑(AWD)の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与します。

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