株式会社フェイガーと株式会社ヤマタネとの業務提携について
PR TIMES / 2023年7月12日 11時45分
~稲作における温室効果ガスの削減への取り組み推進により、持続的な農業に貢献~
株式会社フェイガー(本社:東京都港区、代表取締役:石崎 貴紘、以下「フェイガー」)とコメ卸大手である株式会社ヤマタネ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:山崎 元裕、以下「ヤマタネ」)は、稲作における温室効果ガス削減の取り組みを推進するとともに、コメ農家の方々の削減努力の可視化と持続的営農の実現に向けたカーボンクレジットの活用を目的とした業務提携契約を締結いたしました。本業務提携による取り組みを通じて、両社はカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
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【背景】
ヤマタネは、大正13年の創業以来「安全」「安心」「良食味」のお米を提供するため、全国の優良産地やJAなどと連携し、関係を構築してきました。コーポレートメッセージとして“「続く」を支える。”を掲げており、全てのステークホルダーの「続く」を支えていくことや、バリューチェーン全体を通して持続可能な社会の実現に取り組むことなどをサステナビリティ方針として定めています。その実現に向けた重点テーマの一つに「地域コミュニティ及び生産地と農業の発展」を掲げ、持続可能な農業の実現に寄与するための活動を推進しています。
フェイガーは、農業由来カーボンクレジットの生成を行っており、農家の方々の脱炭素の取り組みの支援及びカーボンクレジット活用による収益化を行う日本初のスタートアップ企業です。2023年度は10都道府県、20地域、100農家以上を対象としたプロジェクトの組成を見込み、また、2024年度はタイやミャンマー等の海外プロジェクトがスタートする予定です。農業の脱炭素の取り組みを収益化しつつ、環境に優しい農業を持続可能な形で推進しています。
【業務提携の内容】
本業務提携では、ヤマタネのコメ取引産地のJAおよび農家に対して両社で脱炭素型農業の推進とサポートを行い、農家の方々の脱炭素への取り組み努力をフェイガーがカーボンクレジットとして生成、収益化し、農業における環境負荷低減と持続的営農の実現を目指すものです。取り組み初年度となる今年度は、宮城県内のJAから7名のコメ農家が参画し、「ひとめぼれ」「つや姫」など8銘柄の圃場計45haにて取り組む予定です。
【目指す世界と提携にかける思い】
世界の温室効果ガスの12%は農業由来といわれており、裏を返せばこの分野での温室効果ガス削減ポテンシャルは高いといえます。日本では水田からのメタンの排出が大きいことから、ヤマタネとの関係の深い農家とフェイガーのソリューションを組み合わせることで稲作における脱炭素の取り組みを大きく広げられると考えています。
フェイガーの推進する農業由来カーボンクレジット生成という仕組みを導入することで、コメ農家の方々の脱炭素の取り組みを応援する企業等がクレジットを購入し、プロジェクト投資という形で資金が還元されれば、農家の方々の収入が向上し、さらに取り組みが持続可能になるとともに広がりやすくなると考えています。
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株式会社ヤマタネ 代表取締役社長 山崎元裕
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脱炭素・環境負荷低減に向けた農家の努力が公正な収益として評価される社会を目指すフェイガー様の取り組みは、「物流と食の流通を通じ、より豊かな社会づくりにチャレンジしていく」という当社ビジョンの根幹である農業の持続性へと繋がるものです。脱炭素社会と持続的営農の両立に共に取り組むことにより、産地の、そして食卓の「続くを支える」ことができるものと期待しております。
株式会社フェイガー 代表取締役 石崎貴紘
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ヤマタネ様が当社のことを新聞から知っていただき、そこから面談、業務提携まで非常に早いスピードで意思決定をいただいたこと、感謝申し上げます。ヤマタネ様のような国内有数のコメ卸様がこのような取り組みを牽引していただけることで、当社のソリューションが提供できる生産者様を増やし、結果的に日本の農業の脱炭素を推進する大きな力となっていただけると確信しております。
問い合わせ
【株式会社ヤマタネ】
創業:1924年7月
代表取締役社長:山崎元裕
所在地:〒135-8501 東京都江東区越中島1丁目2番21号
URL:https://www.yamatane.co.jp/
【株式会社フェイガー】
創業:2022年7月
代表取締役:石崎 貴紘
所在地:〒107-0061 東京都港区南青山2丁目2番15号
URL:https://faeger.company/
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