Space Quartersは大林組より月面基地建築技術開発プロジェクトを受注し、同社とレゴリス(月の砂)材料の接合技術の共同研究契約を締結しました。(敬称略)
PR TIMES / 2024年6月13日 10時45分
株式会社Space Quarters(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:大西正悟、以下「Space Quarters」)は、株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:蓮輪 賢治、以下「大林組」)より月面基地建築技術開発プロジェクトを受注し、月面資源の利用に向けたレゴリス(月の砂)材料の接合技術に関する共同研究契約を締結しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/115275/10/resize/d115275-10-c2e60956095bf1630a78-0.png ]
近年、宇宙開発利用の拡大に向けた取り組みが活発化しています。月面開発については、米国が提案した国際宇宙探査計画「アルテミス計画」に日本も参加表明しており、複数の省庁で月面開発に向けたさまざまな取り組みが行われています。
月面における有人活動を支える基地拠点の構築が不可欠で、長期的に継続して活動を行うための基地建設には、月面の資源を利用が必要不可欠です。
この月面資源を利用した基地建設にむけ、本共同研究では大林組がレゴリス(月の砂)を模擬したシミュラントの焼成体を製造し、Space Quartersがその焼成体の接合することで、レゴリスから建材を作り出し、それを組み立てる技術の開発に取り組んでいます。
月面において現地材料から構造体を作る技術が実現すれば、輸送コストが1kgで1億円かかると言われる月面基地建設に対して、地球から材料を輸送した場合と比較し、数兆円規模のコスト削減になることが見込まれます。Space Quartersと大林組は、月面建設技術の開発を通して人類の宇宙進出に貢献します。
■株式会社Space Quarters 会社概要
会社名:株式会社Space Quarters
所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目53-67
代表者:代表取締役 大西正悟
事業内容:宇宙建築ロボットシステムを用いた宇宙建築事業
サイトURL:https://space-quarters.com/
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