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『静岡まるよ茶屋物語』煎茶にかける赤堀商店の伝統と未来

PR TIMES / 2024年11月19日 18時45分

静岡県牧之原台地のお茶と昭和21年創業の赤堀商店のストーリーをAmazon Kindle/Paperback出版



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133782/10/133782-10-0c16e5ba38f88c7cb83e6a8fe110f619-969x1323.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 毎日当たり前のように起こることを日本語では「日常茶飯事」という。お茶を飲んでご飯を食べるように普通のことという意味である。昭和の家庭風景には、ちゃぶ台、急須、茶碗、茶葉があったが、令和の現代はどうだろうか。
 日本の家庭でのお茶は、江戸時代中期に茶葉を蒸して作る煎茶の誕生によって広まった。太平洋戦争期に落ち込んだものの、明治、大正、そして昭和の高度経済成長期を通じて右肩上がりで普及してきた。その後、生活スタイルの変化とともに、国民一人当りの緑茶消費量は昭和51年(1976年)に頭打ちとなり、国内総消費量は人口減少とも相まって平成16年(2004年)をピークに減少傾向にある。
 しかし、日本はお茶の香りと味わいを忘れていない。日本の風土・文化と料理・菓子を引き立てるお茶に、まだ気づいていない人がいる。その信念と情熱から、お茶の伝統を守りながらも新しい楽しみ方に挑戦する人々がいる。静岡県御前崎市の赤堀商店・まるよ茶屋もその一つである。
 静岡を中心とした日本の茶産業の歴史をたどりながら、赤堀商店・まるよ茶屋の軌跡と未来に向けた挑戦をつづる。

1. マルヨの夜明け前
茶の名産地の誕生 - 開国後の茶輸出 - 牧之原台地の開拓 - 静岡の茶生産拡大と清水港からの輸出 - 戦後復興へ

2. マルヨ赤堀商店の創業と発展
マルヨ赤堀商店の創業 - 高度経済成長期に東北から営業開拓 - お茶の流通方法の革新 - やぶきた(藪北)と深蒸し茶の革新 - 東北での顧客基盤と赤堀商店への改組 - 小売店のニーズに合わせ関東を開拓 - お茶を取り巻く状況の構造的変化 - 時代を先取りした茶工場の近代化

3. お茶と赤堀商店の未来へ
リゾート地でのホスピタリティ - 自らの決心で家業へ - カフェ店舗「まるよ茶屋」の企画 - チームでの経営へ - 業務プロセスの改善 - コーヒー文化からの触発 - 手軽さと上質さ。カプセルティーの共創 - 牧之原台地の恵みを楽しむ - 伝統から未来へ

https://www.amazon.co.jp/dp/B0DM8WG52P/
電子書籍版 250円(税込み)、ペーパーバック版 960円(税込み)

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