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老舗カステラ店がQR Translatorで世界販売を加速

PR TIMES / 2024年5月22日 17時15分

長崎を拠点として世界展開する老舗のカステラ店 菓秀苑 森長は、2024年5月より、株式会社PIJIN(本社:東京都千代田区、代表取締役:高岡 謙二)が開発・運営を手がけている多言語表示サービス「QR Translator」を活用し、国内での訪日外国人対応に加え、海外での本格的な販売促進活動を開始する旨を発表しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/34168/11/resize/d34168-11-7edee61539d30930a2f4-5.png ]

■ 背景
QR Translatorは、PIJINが開発・提供しているQRコードを使った多言語表示サービスで、商品パッケージや看板等にQRコードを一つ印刷するだけで最大15言語のコンテンツを表示できます。訪日外国人等の利用者は、通常のQRコードと同様に、専用アプリを使わずスマートフォンのカメラでこのQRコードを読み取ることで、自身の端末設定言語に応じた言語で情報を受け取ることができます。特に、宗教上やアレルギー体質などで、特定の原材料を気にされる外国人の消費者にとっては、日本語を読めなくても安心して商品を購入することが可能となります。


菓秀苑 森長は、すでに日本国内ではカステラの老舗名店としての定評があり、海外からの訪日客による購買も増えていましたが、これまで商品の多言語対応に課題がありました。過去には、パンフレットの多言語化(英語、中国語、韓国語)を実施した経験もありますが、言語ごとの対応や、価格改定時の差し替えなどが煩雑な運用となったために、数年でその取り組みを中止したという経緯がありました。

今回同社では、QR Translatorの多言語対応機能や情報更新機能を利用することで、運用の手間を大幅に軽減し、世界中のお客様にリアルタイムの商品情報を届けることが可能になりました。

併せて、QR Translatorには世界中の消費者データを可視化して、分析できる機能が付帯しています。菓秀苑 森長では、この機能を利用して、現在の消費者の言語別利用シェアなどを分析していく他、長崎空港などで実際に購入された商品が、世界のどこで消費されているかのデータを取得していく予定です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/34168/11/resize/d34168-11-3c90f6106a7e7f90ada2-4.jpg ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/34168/11/resize/d34168-11-be41f513e4bc7b46dc2e-4.png ]


■ 今後の展開
菓秀苑 森長では、2014年からカステラの海外輸出を開始し、2024年5月現在では、17の国と地域に展開しています。ただ現在は、情報がどうしても輸入業者から伝わるものに限られてしまうので、最終的な海外の消費者像を把握することは困難でした。

同社では、QR Translatorの利用者データを分析することで、実際に同社の商品が消費されている国・地域・使用言語などを明らかにします。さらに、QR Translatorには、消費者からの製品に対するフィードバックを多言語で受け取る機能¹を追加出来るので、それによって、世界中の顧客の「リアルな声」についても収集します。

菓秀苑 森長では、その結果を通じて各国ごとの消費者の嗜好などをより正確に把握し、重点対象地域へのマーケティングを強化したり、潜在的な顧客がいる新たな市場開拓に乗り出します。またQR Translatorでは、言語ごとに情報を出し分けることが可能なので、対象市場に向けた更なる情報のローカライズを行いながら、グローバルでの顧客満足度向上と売上の拡大を両社一緒に目指していく予定です。

¹ それぞれの言語で書き込まれた消費者からのフィードバック(テキスト情報など)は、管理画面上では、すべて日本語に自動翻訳されて原文と一緒に参照が可能。

■ その他の導入事例
[画像4: https://prtimes.jp/i/34168/11/resize/d34168-11-18bd8529be5a816d38d2-0.jpg ]

                     東京都庁の展望室

[画像5: https://prtimes.jp/i/34168/11/resize/d34168-11-d1c4a492831fee2f2fec-0.png ]

                  ハワイの戦艦ミズーリ記念館


■ 多言語表示サービス「QR Translator」について
QR Translatorは、PIJINが開発・提供しているQRコードを使った多言語表示サービスで、ユーザー端末(スマートフォン)の設定言語が自動認識され、自動的にユーザーの使用言語に合った翻訳文を表示・音声読み上げも行います。

利用者にとっては通常のQRコードと同じなので専用アプリは必要なく、サービス提供側にとっては多くの言語で看板や印刷物を個別に制作する必要がなくなります。また、表示される翻訳文に間違いが見つかった場合でも、クラウド上から修正を行えば、QRコードを再印刷することなく、テキストと音声の両方へ自動反映させることが可能です。

※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※「QR Translator」は株式会社PIJINの登録商標です。
※「QR Translator」の仕組みは日本、米国、欧州、中国、韓国等で特許を取得済です。

◇ 主な機能
・専用アプリ不要
・48言語対応※:1つのQRコードで最大15言語までの表示が可能
・差替え不要:クラウド上で簡単にコンテンツの修正・更新が可能
・音声読み上げ機能付き:テキスト情報に基づいて機械音声を自動合成。視覚障害がある方々にも情報提供が可能
・データ分析機能:個人情報の取得無しで、QRコードが読み取られた場所や言語をグラフ化
※2024年5月時点

■ 菓秀苑 森長について
創業は寛政5年(1793年)。長崎県諫早市で「おこし」や「長崎カステラ」などの和洋菓子を製造販売する老舗の菓子舗で、現在の代表取締役社長、森淳氏が7代目。「伝統は革新の連続」をテーマに、伝統的なお菓子作りを守りながら、カステラ派生商品をはじめとした革新的な新商品開発も同時に進めている。

■ 株式会社PIJINについて
「世界を言語バリアフリーに」を企業理念に、多言語対応ソリューションQR Translatorを開発・運営しています。

◇ 主な受賞実績
・2016年 東京都世界発信プロジェクト「革新的サービス大賞」
・2017年 九都県市のきらりと光る産業技術表彰「東京都代表」
・2018年 ジャパン・レジリエンス・アワード「強靭化大賞」

本社:〒100-0005
東京都千代田区丸の内1丁目6番2号新丸の内センタービルディング21階
代表者:代表取締役 高岡謙二
URL:https://qrtranslator.com/

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社PIJIN
担当:藤山
press@qrtranslator.com
03-4531-9690

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