健康支援プログラムを提供するリンケージが糖尿病重症化予防プログラムをアップデート ~約1,670万人にアプローチするプログラムで健康促進へ~
PR TIMES / 2021年4月30日 14時15分
オンライン診療など健康支援プログラムを提供する株式会社リンケージ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:生駒恭明)はこの度、糖尿病重症化予防プログラムをアップデートし、法人および健康保険組合向けに提供を開始したことをお知らせいたします。
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糖尿病予防に取り組む背景
厚生労働省の患者調査によると、糖尿病が強く疑われる方や否定できない方のうち、受診しているのは約330万人と発表されています(※1)。これは、患者自身の健康への意識が不十分であることや、普段の生活に直接的な影響が大きくないと自己判断してしまうことといった治療意識の低さが起因していると考えられます。
糖尿病は、それ自体には自覚症状がなくても、見えないところで合併症が進行している場合が多くあります。そのため、糖尿病治療は患者のQOLと寿命を低下させる合併症の発症を抑制する対策として、近年ますます重要になっています。
そこで、未受診者、治療中断者、コントロール不良者に対して糖尿病専門医による介入をすべく、かねてより提供してきた重症化予防のプログラムをアップデートいたしました。
糖尿病予防のメリット
平成30年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病は年齢が上がるとともに男女問わず有病者が増える傾向があります(※2)。その他の調査では、日本人は糖尿病になりやすい体質(※3)だとも言われており、実に成人の6人に1人が糖尿病あるいはその予備軍(※4)との統計が出ているほどです。しかし、20代から40代の働き盛り世代は、他の世代と比べて運動習慣のある割合が低い状況にあります(※5)。これは仕事や子育てで忙しく自身の健康管理は後回しになっていることも要因で、糖尿病及びその他の病気に罹らないための健康維持や促進への意識改善は必要です(※6)。
そこで、糖尿病患者の重症化を予防するため、企業や健康保険組合から従業員に介入の機会を提供すれば、いずれ悪化するリスクをあらかじめ抑制することが可能になります。これは保険料負担の削減や労災による訴訟などのリスク回避となり、将来の組織にとって非常に重要な役割を担うはずです。早期から専門医に相談する機会を得ることで、健康の維持および症状悪化を防ぐことができます。
糖尿病重症化予防プログラム概要
リンケージが提供する糖尿病重症化予防プログラムは、初期費用0円で糖尿病専門医との面談が可能な法人及び健康保険組合向けのサービスです。テクノロジーを活用しながら、専門医による患者抽出のほか、プログラム対象者へのサポートを一元的に担うなど、指導から介入までワンストップで細やかなバックアップ体制を擁しています。
この度のアップデートでは、専門医による指導と、未受診者や受診中断、コントロール不良者への対策を重点的に行いました。実施期間は6ヶ月で、糖尿病専門医や糖尿病療養指導士、保健師等の専門職によるWeb面談、メール支援、専門アプリによる食事のカロリー計算などを通じて健康改善をサポートします。Web面談は移動や待ち時間が発生しないため、これまでのプログラムでもご好評いただきました。
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糖尿病未治療者に対しては危機意識の醸成や生活習慣の改善を目指し、糖尿病専門医への受診勧奨や生活指導、禁煙指導を実施することで生活習慣の改善を促します。コントロール不良患者や受診中断者には重症化予防のための介入として、専門医のセカンドオピニオンを提供いたします。
リンケージは今後も、データとITを駆使したオンライン診療を含むオンライン健康支援で「最後まで、自分らしくある」社会の実現を目指し邁進してまいります。
佐藤 文彦先生からのコメント(株式会社リンケージ顧問医・産業医・糖尿病専門医、ベーシカルヘルス産業医事務所 代表)
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●特定保健指導や重症化予防の課題
特定健診や特定保健指導が開始となり10年以上が経過しました。そして、これにより確かに未受診者は減少しています。ただその一方で、採血データの改善については、思ったほどの効果が出ていない事例も少なからず認められます。
このため、「特定保健指導の第3期」においては、いかに社員の生活習慣病関連のデータを改善し、動脈硬化やがん・認知症といった、その後に起こり得る合併症を予防していけるかが重要になっています。
予防のためには、特定保健指導だけではなく、「重症化予防」についても企業側と健保側とが協力して強く推し進めていく必要があります。ただ、「重症化予防」を推進していく時に問題となってくるのが、すでに糖尿病治療中の社員であっても対象者となってくることです。
つまり、インスリン治療や最新の経口血糖降下薬を服用中の社員であっても、血糖コントロールが不良であれば、面談の対象となってきます。
したがって今後は、「いかに最新の医学的エビデンスを理解しながら、多くの対象者に対しクオリティの高い保健指導が行えるか」といった、高いレベルでの保健対応が健保側に求められ始めています。
そのため、今までのように「がんばって痩せましょう」といったような漠然とした保健指導ではなく、「具体的に3~6%の減量に取り組むと効果が認められますよと言った(※7,8)、糖尿病専門医が日頃から監修を行った、最新の医学的エビデンスに則った指導」を行うことが、実際の生活習慣病関連の採血データを改善するためには重要です。加えて、指導を行う際には、コーチングといったコミュニケーションスキルを日頃から活用し、対象者の方々の行動変容を積極的に促していくことも大切なポイントです。
●リンケージの糖尿病予防プログラムの強み
リンケージでは、実際に面談を行う糖尿病療養指導士や保健師、管理栄養士が、定期的に糖尿病専門医からの生活習慣病関連の最新診療に関するレクチャーを受け、症例検討会を行い、メディカル・コーチングのトレーニングも行っています。
このため、今の時代の特定保健指導・重症化予防に合わせた対応が可能であり、「元気な社員が健康を維持したまま、これからも元気に働き続けられる」ようにするサポートを、より具体的にお示しすることができます。まずは気軽にお問い合わせください。
導入に関するお問い合わせ
弊社HPよりご連絡ください。
https://linkage-inc.co.jp/contact/
株式会社リンケージの会社概要
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社名: 株式会社リンケージ
設立: 2011年6月1日
代表者: 代表取締役社長CEO(Chief Executive Officer) 生駒 恭明
役員: 取締役CMO(Chief Medical Officer) 石澤 哲郎(医学博士/司法試験合格者)
取締役CPO(Chief Product Officer) 澤 智明
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座1-19-14 ホーメスト木箱銀座ビル7階
URL: https://linkage-inc.co.jp/
本件に関するお問い合わせについて
株式会社リンケージ 広報担当
MAIL:pr@linkage-inc.co.jp
※1
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177189_00001.html
※2
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08789.html
※3
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/hotnews/co/200904/509887.html
※4
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177189.html
※5
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/h28-houkoku.html
※6
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/110700081/101800030/
※7
http://www.jasso.or.jp/contents/magazine/journal.html
※8
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/59/11/59_730/_pdf
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