BBT大学の卒業生が、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が協賛するグローバルヘルス分野のビジネスコンテストにファイナリストとして出場
PR TIMES / 2021年6月15日 17時15分
ベトナムの保育園向けヘルスケア管理サービスを展開するWELY株式会社 CEO松岡 奈々さん
100%オンラインで経営学士の資格を取れる日本初の大学であるビジネス・ブレークスルー大学(所在地:東京都千代田区、学長:大前研一、以下BBT大学)の卒業生で、ベトナムの保育園向けにヘルスケア管理サービスを展開するWELY株式会社の創業者・CEOの松岡奈々さんが、先月行われたビジネスコンテスト「Vision Hacker Award 2021 for SDG3」の最終選考会にファイナリストとして出場しました。本コンテストは、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が協賛し、グローバルヘルスの分野で未来の在り方を書き換える次世代リーダーを発掘して、その取り組みを支援する目的で行われています。
[画像: https://prtimes.jp/i/59894/11/resize/d59894-11-931529-0.jpg ]
(写真:BBT大学卒業生でヘルスケアの会社を経営する松岡奈々さん)
松岡さんは、地元伝統野菜の栄養成分の研究に取り組む中、自身が過去に出場したビジネスコンテストの審査員の知人に勧められベトナムのダナンを訪問しました。現地を訪問して得た経験や人を通じての縁から、ベトナムを事業拠点とした起業へのチャレンジを決断し、BBT大学在学中の2017年にWELY株式会社を創業しました。
現在松岡さんは、ベトナムで栄養を学べるカードゲーム教材や、保育士・看護師向けに栄養指導とともに保育園の子どもの健康管理が出来るシステムを開発しています。今後は、保育園だけでなく産婦人科や小・中学校にヘルスケアシステムを広げ、ゆくゆくは人が生まれてから死ぬまで一生涯に渡って健康を管理できるシステムの展開を目指しています。
【松岡さんのコメント】
Q:「Vision Hacker Award 2021 for SDG3」に出場した理由は?
『きっかけは、たまたま本ビジネスコンテストを運営している特定非営利活動法人ETIC.さんからご紹介いただいたことでした。現在私は、ベトナムの子どもたちの健康改善に繋げるシステム開発をするなどSDG3にあたる事業を行っています。コンテスト出場をきっかけに、自身の行っている取り組みを多くの方に知ってもらう良い機会になるのではと思い出場しました。』
Q:コンテストに出場した感想を教えてください。
『様々な国で栄養問題、健康問題、貧困問題などに取り組んでいる出場者の皆さんの話を聞き、こんなに素晴らしい取り組みをしている人が世の中に沢山いるということで、私自身も刺激を受けました。
また、事業プランではなく、「ビジョン」を発表するような大会に出ることも初めてでした。コンテストの間、どうしたら世界をより良くしていけるだろうかと思考する中で、「ビジネス」と「自分の中にあるビジョン」の両立を考える良い機会になりました。』
Q:今後の目標を教えてください。
『現在は、ベトナムの子どもたち向けにヘルスケア管理のシステムを作っていますが、その後は近隣のタイ・マレーシアなど東南アジアに事業を広げていき、一人でも多くの子どもたちの健康をサポートしたいと考えています。また、これまでのシステムを応用して、いずれは人が生まれてから死ぬまで一生涯に渡る健康をサポートしていけるような事業に取り組むことが目標です。』
Q:目標の根底にあるビジネスへの思いを聞かせてください。
『高校時代に、栄養成分の研究をしていて、その研究が東南アジアの健康問題に活かせると思いました。また、その際に「お金を儲けること」ではなく、「社会をより良くするためのシステムを作ること」こそがビジネスだと気づきました。自身の興味のあるヘルスケア分野を、ビジネスという手段で世の中の課題解決に役立てられないだろうかという思いで起業に至りました。』
Q:最後に、BBT大学に入ったきっかけを教えてください。
『ホームページで進学先の情報収集をしていた際に、大前研一学長の顔が現れました。そのままホームページを訪問すると、「BBT大学は偏差値では測れない大学」、「偏差値=能力と思っている人が多いけれど、それは違う」というメッセージに感動しました。また、BBT大学はオンライン大学なので海外にいながらも学ぶことが出来ます。高校を卒業したらすぐに海外でビジネスをしたいと思っていたので、どこにいても学べるということが魅力でした。また、座学でなく実践を重視していて、実際の経営者から経営を学べたことも自身のビジネスに役に立ちました。
実際に、大学2年生と3年生の時にベトナムに住んでいましたが、日本にいるのと変わらずに授業を受けることが出来、無事に卒業することができました。』
BBT大学は、世界を舞台にリーダーシップを発揮し、どのような環境下においても成功事例を生み出すことができる人材の輩出という明確なコンセプトに基づいて運営しています。
今後もBBT大学は、学生の自主性を重んじ、学生が世界で活躍するために自発的に取り組む活動の後押しを行って参ります。
【WELY株式会社について】
東南アジアから世界を健康にすることを目指して創業。遊びながら栄養バランスを学ぶことができる、食育カードゲーム教材「MoGuMoGu」をベトナムの幼稚園、医療機関等を中心に展開。2020年より東南アジアの保育/教育施設向けのICTシステム、ヘルスケア管理サービス「MoGuCare」を開発している。https://wely.tech/
【BBT大学について】
日本初の100%オンラインで経営学学士を取得できる大学として2010年に経営学部を新設。教授陣の6割が現役経営者、学生の約7割が社会人。大前研一が学長を務める本学では、“teach(教える)”ではなく学生が主体的に“learn(学ぶ)”するのを手助けすることに大学の役割があるという考えに基づき設計されたカリキュラムで、グローバル時代を生き抜く力の育成を目指している。2014年3月に1期生が卒業。2014年10月にはe-Learning大賞 厚生労働大臣賞を受賞。2015年12月に「ITソリューション学科」、「グローバル経営学科」、2017年1月に「履修証明プログラム」が、文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」認定。https://bbt.ac/
【BBTについて】
グローバル環境で活躍できる人材の育成を目的として1998年に世界的経営コンサルタント大前研一により設立された教育会社。設立当初から革新的な遠隔教育システムによる双方向性を確保した質の高い教育の提供を目指し、多様な配信メディアを通じてマネジメント教育プログラムを提供。大学、大学院、起業家養成プログラム、ビジネス英語や経営者のための勉強会等多用な教育プログラムを運営するほか、法人研修の提供やTV番組の制作などあらゆる年齢層に対し生涯に渡る「リカレント教育」を提供する。在籍会員数約1万人、輩出人数はのべ約5万人以上。また、1,300社以上の企業に対して研修を提供。2013年10月のアオバジャパン・インターナショナルスクールへの経営参加を契機に、生涯の学習をサポートするプラットフォーム構築をグループ戦略の柱の1つとして明確に位置づけている。https://www.bbt757.com
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