栃木県にて木材供給と「カーボンニュートラル」・「ネイチャーポジティブ」に資する新たな森づくり体制を構築、新法人を設立しました。
PR TIMES / 2024年2月13日 17時15分
新たに一般社団法人を設立し、地域の林業関係者・銀行・企業が連携し、森林所有者の費用負担を一切なく森林の伐採から再造林まで推進する体制を構築します。
植林・育林専門集団「青葉組」を運営する株式会社 GREEN FORESTERS(代表取締役:中井照大郎、以下「青葉組」) は、今般、一般社団法人とちぎ百年の森をつくる会(以下「とち森会」)を設立しましたので、お知らせいたします。とち森会の設立により、伐採後のカーボンクレジットの創出と生物多様性の保全・回復を前提とした森林管理体制を構築し、木材供給と共にカーボンニュートラルとネイチャーポジティブに資する森づくりを推進して参ります。
日本では、長期的な木材価格の下落と低迷、植林・育林を行う人材不足等により放置林※1 や造林未済地※2 が発生しており、温室効果ガス吸収源や生物多様性保全等、森林が持つ多面的機能への期待が高まっている中、森林の十分な管理・活用が行われていないことが課題となっています。
そうした背景を踏まえ、今般、青葉組は栃木県内の林業事業者である株式会社Forest One(代表取締役:岡田淳)と連携してとち森会を設立、カーボンクレジット等を活用する企業からのスポンサリングにより森林森林所有者の費用負担が一切なく※3、伐採後の森づくりを起点とした森林の伐採・植林・育林体制を確立しました。
さらに、当会の応援団として「パートナー会員」を創設、創設時会員として、一般社団法人more trees(代表理事 隈研吾)、住友大阪セメント株式会社(代表取締役 取締役社長 諸橋央典)、株式会社栃木銀行(取締役頭取 黒本淳之介)が参画いたしました。
今後、森林のさらなる活用の推進と次の100年に必要とされるような多様な生物が息づく森づくりを推進して参ります。
※1 過去に植林した人工林等が管理できていない状態の森林
※2 伐採後に再植林が実施できず森林に戻っていない状態。伐採後の約6割が植林されず一部はヤブ化し社会課題となっている。
※3 30年以上の長期委託契約の締結が前提となります。
<体制図>
[画像: https://prtimes.jp/i/65674/11/resize/d65674-11-7568aae70c53338dfa53-1.png ]
<パートナー会員の皆様からの応援コメント>
◎栃木銀行 法人営業部 地域創生室 松林様
株式会社栃木銀行は、地域の森林保全・脱炭素の推進による地域循環型社会の形成を目指しております。当行としても、県内山林は栃木の経済社会を支える重要な地域資源であると認識しており、持続可能な森林資源の循環サイクル構築に向けて、とち森会と連携し、地域の豊かな自然環境の維持、改善に取組んで参ります。
◎more trees 事務局長 水谷様
私たちは音楽家 故・坂本龍一が創立し、建築家・隈研吾が代表を務める森林保全団体です。とち森会が目指す「次の100年に繋がる森づくり」は、私たちが創設時から掲げている森と人の繋がりに通じます。これから共に盛り上げて参りましょう!
◎住友大阪セメント 常務執行役員セメント・コンクリート研究所長兼サステナビリティ推進室長 小堺様
当社は栃木県内に工場やバイオマス発電所を有し、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取組方針『SOCN2050』を社内外に発信し、様々な取組を推進しています。従前より長崎県対馬市でのツシマヤマネコ保護活動や保有鉱山の緑化活動等、生物多様性の保全を継続しており、セメント業界では初めて『生物多様性のための30by30アライアンス』に参加しております。今般、その実効性をさらに高める新たな取組として、実際に林業に携わるとち森会と連携することで、森林課題の解決による地域貢献を進めてまいります。当社中長期経営計画「SOC Vision2035」の達成のための新たな「SOCカーボンビジネス」の創出にもつなげ、今後継続的かつ着実に実行してまいります。
<一般社団法人とちぎ百年の森をつくる会>
役員:
代表理事 中井照大郎
専務理事 岡田淳
理事 中間康介
所在地:栃木県那須塩原市島方629
TEL:0287-33-9887 FAX:050-3173-5785
HP:https://www.tochimori.com/
会員:
造林会員:株式会社GREEN FORESTERS
伐採会員:株式会社Forest One
パートナー会員(2024年2月現在、入会順):
一般社団法人more trees
住友大阪セメント株式会社
株式会社栃木銀行
※会員企業は随時募集しております。趣旨にご賛同頂ける方のご連絡お待ちしております。
<株式会社GREEN FORESTERS>
代表者: 代表取締役 中井照大郎
所在地: 東京都千代田区平河町 2-5-3-5F(本店)、栃木県那須塩原市島方629(栃木団事務所)
事業内容:植林育林専門集団「青葉組」ブランドによる植林などの造林事業
設立日:2020年7月15日
HP:https://greenforesters.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
北海道富良野市とドコモが「持続可能な森づくりに関する基本合意書」を締結
PR TIMES / 2024年7月26日 17時40分
-
マニュライフ生命、more treesと森林再生に向けたパートナーシップを締結、2024年秋にプロジェクト始動
PR TIMES / 2024年7月23日 11時30分
-
林野庁「新しい林業」経営モデル実証3年目の採択を受け、新たなサプライチェーンのモデル構築を目指す
PR TIMES / 2024年7月19日 15時15分
-
「伊勢の森」からJ-クレジットを創出する取り組みを三重県・沖中造林とともに開始
PR TIMES / 2024年7月17日 14時45分
-
インドネシアにおけるマングローブ植林プロジェクトを開始~持続可能な森林経営・生態系保全により、美しい海を未来へ残す~
Digital PR Platform / 2024年7月16日 11時0分
ランキング
-
1“常温保存で大根が溶けた” 猛暑で野菜も“夏バテ” 暑さに負けない保存方法は?
日テレNEWS NNN / 2024年8月1日 19時46分
-
2転職して状況が悪くなった人は約半数 前職よりも悪くなったことの1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月1日 17時15分
-
3夏休み「成績ぐんと伸ばす人」共通する1つの特徴 毎日勉強頑張りすぎ?自分との戦いに勝つ方法
東洋経済オンライン / 2024年8月1日 7時0分
-
4「人気のあのコ、待ってました!」 マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」ヒント画像が話題に
J-CASTニュース / 2024年8月1日 19時25分
-
5歴史的円安、転換点か=日米金融政策、逆方向に
時事通信 / 2024年8月1日 18時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)