「ゼロから始める野菜塾」を開講!
PR TIMES / 2021年5月26日 19時45分
~遊休地を活用し参加者皆でゼロから野菜づくりを学び、有機栽培等による高付加価値化と新しい町の特産野菜を育成します!~
「日本一のりんごの町」を目指している長野県飯綱町では、りんごだけではなく、野菜栽培の底辺拡大、町の新しい特産野菜の育成、有機栽培による付加価値化などを目的に、多様な農業者を対象とする「ゼロから始める野菜塾」を令和3年度から開講しました。
この講座は、信州大学工学部の大井美知男特任教授を講師に迎え、文字通り「ゼロ」から野菜づくりについて勉強しながら、町内遊休地を活用した圃場で受講生が主体的に試験栽培を行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76519/11/resize/d76519-11-627140-0.jpg ]
【事業概要等】
この講座は、受講者皆で「ゼロ」から始める野菜塾として、受講者が学びたいことを決め、専門講師の指導の下に、一緒に学びを進めていく「勉強会」です。決められたテーマについての知識や技術を学ぶのではなく、例えば、「野菜栽培の何を学びたいのか」、「どんな野菜をどう栽培したいのか」など、学ぶテーマから内容・進め方までを参加者と講師が一緒になって決めていくことで、誰もが気軽に参加でき、参加者自らが創っていく講座として、満足度と実効性の高い講座づくりを目指しています。
□事業内容 参加者と講師が一緒になって野菜づくりについての学ぶテーマ、内容、進め方を決定していく勉強会
□実施回数等 概ね月2回の勉強会及び栽培作目決定後、試験栽培を実施する
□募集対象 これから野菜栽培を始めたい人、野菜栽培を既に行っている人で野菜に興味・関心をお持ちの方(申し込みはすでに締め切っています)
□講師 信州大学工学部 特任教授 大井美知男氏
[画像2: https://prtimes.jp/i/76519/11/resize/d76519-11-923454-1.png ]
[講師プロフィール]
1950年東京生まれ。京都大学農学研究科修了。1992年信州大学農学部助教授。2009年大学院農学研究科教授。研究分野は蔬菜園芸学。農学博士。
現在は信州大学工学部特任教授として、様々な研究を行っている。主な書籍:『地域を照らす伝統作物 信州の伝統野菜・穀物と山の幸』
[第1回目の開催状況]
5月20日(木)に第1回目の講座が開講されました。この日は、13名が参加し、取り組んでみたい野菜栽培や今後の進め方などについて闊達な意見交換を行いました。「有機栽培」、「土づくり」、「循環型農業」などについて勉強したいとの声が多かったことから、これらをテーマの軸とした講座内容とし、隔週木曜の午後に勉強会を行うことが決定しました。これにより、今年度は概ね月2回の座学による勉強会を行うとともに、栽培したい作目を次回以降に決定し、夏以降に遊休地を活用して試験栽培を行っていくことなりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/76519/11/resize/d76519-11-332612-2.jpg ]
【事業の背景・目的】
飯綱町は、地方創生関連事業で、これまで様々な事業に取組んでおり、農業分野においては、特に「稼ぐ力」の向上を重点に6次産業化に向けた施策を多角的に進めています。その一つの成果として、町内3直売施設の経営統合及び経営統合に伴う三本松エリアへの農業拠点(新直売施設及び加工施設等の新設)整備を実施しましたが、農業者の高齢化や担い手不足により、農産物全体の生産量は減少傾向にあることから、農産物の販売拠点が整ってきた一方で、生産基盤の根幹が脆弱化しているという課題が顕在化しています。
また、果樹・米などの特産地として知られる飯綱町ですが、野菜類の生産においては主力と呼べる農産物が少ないこと、更に近年のオーガニック思考の高まりの中にあって、農産物の付加価値化や今後の農産業の方向性として、有機栽培等による「持続可能な農業経営」を大きなテーマと捉えてきました。そこで、町の特産品である果樹・米に加え、野菜生産の拡大を農業振興の一つと位置付け、町内の野菜栽培農家の拡大、新しい町の特産農産物の育成に向け、町内の多様な方々を対象に、気軽に農業生産に取組んでもらう、或いは、現在の農業経営にプラスアルファとして付加価値の高い農産物生産にチャレンジしてもらうことで、農業の「稼ぐ力」の向上と多様な農業者の確保・育成を目的に、「野菜」をテーマとする講座を開講しました。
【お問い合わせ先】
飯綱町産業観光課 農政係
TEL:026-253‐4765 FAX:026-253-6869
(平日 8:30~17:15)
e-mail:nousei@town.iizuna.nagano.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「日本未来農業」シリーズA 7億円の資金調達を完了
PR TIMES / 2024年4月30日 10時45分
-
【疑問】「有機野菜」「農薬不使用の野菜」は何が違う? 専門家に聞いてみた
オトナンサー / 2024年4月25日 9時10分
-
飯綱町産 米・玄米の直売市を開催します
PR TIMES / 2024年4月18日 11時15分
-
東京農業大学「STEAM教育講座」今年度から始動
Digital PR Platform / 2024年4月17日 14時0分
-
北海道新ひだか町のふるさと納税返礼品「春から旬を迎える特産物」5選
マイナビニュース / 2024年4月12日 8時0分
ランキング
-
1物価の優等生『もやし』生産者はようやく少しずつ値上げ…しかし消費減で悲鳴「このままでは生産者がみんな廃業してしまう」
MBSニュース / 2024年5月8日 19時18分
-
2「肉も野菜も安い!」ドラッグストア絶好調の理由 物価高で高まる存在感、買収で生鮮食品も導入
東洋経済オンライン / 2024年5月9日 8時0分
-
3米検察当局がテスラを調査 報道、詐欺行為の疑いで
共同通信 / 2024年5月9日 6時5分
-
4損保大手、火災保険料引き上げ=10月に10%、災害激甚化で
時事通信 / 2024年5月8日 17時54分
-
5「次を決めずに辞めてもいい」実は英断な“あえて無職”=「キャリアブレイク」の活用を経験者に聞く
オールアバウト / 2024年5月8日 21時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください