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Materialise、AMによる量産を加速するCO-AMソフトウェア・プラットフォームを発表

PR TIMES / 2022年5月16日 16時15分

オープンプラットフォームにより、製造業 はAMの能力を最大限に引き出すことが可能に

Materialise社は、AMの製造プロセスをより効率的に管理するためのオープンなソフトウェア・プラットフォーム「CO-AM」を発表します。



Leuven(ベルギー) - 2022年5月12日。 3DプリントソリューションのグローバルリーダーであるMaterialise社は、アディティブ・マニュファクチャリング(AM/3Dプリント)の製造プロセスをより効率的に管理するためのオープンなソフトウェア・プラットフォーム「CO-AM」を発表します。CO-AM(コ・エーエム)により、メーカーは、AMの運用における工程の計画、管理、最適化を行う様々なソフトウェアツールに、クラウドベースでアクセスできるようになります。Materialiseは、CO-AMにより、量産とマス・パーソナライゼーションにAMを使用するという市場機会の開拓に取り組みます。

[画像: https://prtimes.jp/i/76712/11/resize/d76712-11-2260e4dbbfc53e5f84a5-0.jpg ]



Materialise のCO-AMソフトウェア・プラットフォームは、30年以上にわたる3Dプリントの経験に基づき開発されました。Materialiseソフトウェアソリューション全体に対して クラウドベースのアクセスを提供するという社の戦略において、このプラットフォーム構築は重要なマイルストーンとなります。このプラットフォームがオープンアーキテクチャであることにより、ユーザーは使用したいツールすべてを統合して運用することができるようになります。航空宇宙、自動車、コンシューマー製品、医療、エネルギーなどの主要な製造業のお客様は、常に最新のソフトウェアイノベーションにアクセスし、お求めのニーズに基づいて業務を拡張することが可能です。同時に、CO-AMは製造データへのシームレスなアクセスを提供し、メーカーはAMワークフローを継続的に監視、分析し、改善が可能となります。

AMの未知なる可能性
製造業において、AMを大規模な生産を行うために利用する企業は増えています。しかし、現状としてはまだ、ほとんどの企業がプロトタイプのためにAMを採用しています。AMでの製造にはいまだ、多くの熟練した手作業が必要である上、情報が点在していることにより、同一またはカスタマイズされた製品を大量生産するために必要な、一貫した再現性のある品質基準を達成することが困難です。CO-AMはオープンなクラウドベースのプラットフォームで、使用したいソフトウェアにアクセスできるようにすることで、メーカーがAMのパワーを最大限に発揮できるよう支援いたします。

Materialiseの CTO であるBart Van der Schuerenは、「これは我々のAMの歴史の中で重要な節目となるものです。CO-AM は、AM ユーザーが好みのソフトウェアソリューションにより前例のないレベルのイノベーションを起こすための新たな機会を提供します。このオープンなプラットフォームにより、AMコミュニティは、個々の企業の競争力を高め、業界全体を強化するソリューションを共同開発することができます。同時に、このビジネスモデルは、ハードウェアとソフトウェアのパートナーに新しい収益源を生み出します。」と述べています。

ラーニングプラットフォーム
CO-AM プラットフォームの中核となるのは、様々な生産ツールと繋がり、生産現場で何が起こっているかを追跡できるデータレイクです。生産データをモニタリング・分析することで、オペレーターは独自のワークフローを定義しナレッジデータベースに保存、生産プロセスの継続的な改善を可能にします。これにより、AIを活用したプラットフォームが構築され、すべての造形パーツが以前のものよりも良くなる可能性を秘めています。

AM事業の規模の拡大を実現させるためにも、メーカーは幅広いテクノロジーをつなぎ、既存の生産インフラと統合できるオープンなエコシステムが必要です。Materialise CO-AMプラットフォームは、複数のハードウェアテクノロジーと、Materialiseや他のソフトウェア開発者が提供するツールに直接アクセスできるオープンなソフトウェアアーキテクチャを提供いたします。生産計画から造形、品質管理まで、AMのあらゆるステップで企業をサポートいたします。

Materialiseは、Magicsとのシームレスな統合をはじめ、製造現場のデータ収集のためのAM Watch、150種類以上の3Dプリントシステムとの接続を可能にするBuild Processorsなど、25以上のソフトウェアアプリケーションをこのCO-AMプラットフォームで提供する予定です。また、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)にもこのプラットフォームを開放する予定で、すでにAM-Flow社やCastor社といった、いくつかのサードパーティアプリケーションを搭載しています。

AM-Flow社のCEOであるStefan Rink氏は、「AM業界の次の変革は自動化です」と述べています。「完全な自動化されたバリューチェーンを構築するためには、多くのデジタルのドットを繋ぎ合わせる必要があります。このバリューチェーンを構成する他のソリューションプロバイダーと協力することは、アディティブ・マニュファクチャリング生産の成長と拡張性のための必要条件です。AM-Flow社は、Materialise CO-AMプラットフォームの最初のパートナーの1社となれることは大変喜ばしい限りです。」

CASTOR 社 CEO Omer Blaier 氏は、「CASTOR は、Materialise 社と協力し、AM の可能性を最大限に引き出し、メーカーに提供することを目指しています。CO-AMプラットフォームに我々のソリューションを統合することで、エンジニアリングインテリジェンスと自動化といったユニークな組み合わせの提供ができます。何千ものパーツの中からアディティブ・マニュファクチャリングの適切な候補を特定し、一つのソリューション内で最終製品に至るまでシームレスに操作することが可能になります。」と述べています。

Materialiseでは、一部のパイロットプロジェクトにおいて、AMソフトウェアベンダーにCO-AMソフトウェア・プラットフォームへのアプリケーションの接続を実施しています。開発パートナーは、 ソフトウェア開発キット(SDK)、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、ステージング環境等にアクセスできるようになり、プラットフォーム内で独自または共同開発したソリューションをネイティブに構築することが可能になります。

Materialiseでは、すでに一部のお客様との提携が行われ、今後数ヶ月の間に、更により広い範囲でCO-AMプラットフォームへのアクセスを提供する予定です。

■プレスリリースはこちら:https://www.materialise.com/ja/press-releases/co-am-software-platform

Materialiseについて
Materialiseは、30年にわたる3Dプリントの経験を、さまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに反映させており、これらが一体となって3Dプリント業界の屋台骨となるバックボーンを形成しています。Materialiseのオープンで柔軟なソリューションにより、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アート、デザイン、コンシューマー製品など、さまざまな業界のプレイヤーが、世界をより良く、より健康的な場所にすることを目的とした革新的な3Dプリントアプリケーションを構築することができます。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つMaterialiseは、業界最大のソフトウェア開発者グループと、世界最大級の3Dプリント施設を兼ね備えています。

Materialiseについては、https://www.materialise.comをご覧ください。

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