1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

誰にも知られず400トンのCO2を削減!問い合わせゼロだったグリーンスチールを自社製品で全面的に採用した老舗缶メーカーの挑戦のその後

PR TIMES / 2024年12月20日 10時45分

2023年10月から側島製罐ではCO2排出量実質ゼロのグリーンスチールの缶製品を開発し、これまで累計で200トンのグリーンスチールを調達。CO2削減量が累計400トンに達したことをお知らせします。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97482/11/97482-11-df8b88cbd7ae76e053f9e7322f7be85f-917x806.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



誰からも引き合いのなかったグリーンスチール
創業118年の老舗缶メーカーである側島製罐株式会社(以下「側島製罐」)は、2023年から日本製鉄株式会社(以下「日本製鉄」)が提供するCO2を削減した鋼材「NSCarbolex(R) Neutral」というグリーンスチールを使った缶製品の営業活動をはじめました。

しかしながら、グリーンスチールを使用した缶製品はその材料の調達コストが上乗せになるわけなのですが、見た目や機能は通常の缶製品と変わらないということもあり、どのお客様にもご興味ご関心をお持ちいただけませんでした。「CO2実質ゼロの缶」と謳うだけでは付加価値としては不十分で、結果的にグリーンスチールを使用した缶の実績が作れないままとなっていました。


自社の看板商品に覚悟の全面採用
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97482/11/97482-11-550c52e7f4f143d1589ff982a3ba7e29-2000x1335.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


側島製罐では、低CO2という付加価値だけでは今はまだ選ばれないという現実に向き合い、「そもそもその"エコで環境にやさしい"という付加価値にもっと魅力を感じて頂けるような機運を自分たちでつくることが先なのではないか」という結論に至りました。そこで、まずは自分たちがリスクや金銭的な負担を負ってでも世の中に低CO2の製品を届けて実際に触れて頂く機会を作るべく、2023年10月に自社ブランドで製造販売する全23色6形状のカラフルなスチール缶容器「Canday(キャンディ)缶」に全面的に採用しました。

約1年間で300トン以上のCO2削減
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97482/11/97482-11-6470c3165a45215507991bab8547f999-2000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2023年10月からグリーンスチールの調達をはじめ、2024年12月現在で調達量は200トンを超え、400トン以上のCO2削減の実績となりました。グリーンスチールを使用した缶製品の供給量は約170万缶相当となります。主にはCanday缶シリーズの「スクエア缶」という製品で用いられており、デパートや洋菓子店など全国様々な場所で使用されています。



[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97482/11/97482-11-26d8e46631a56e4db5e8187348c93307-1726x1342.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
代表取締役 石川貴也
世の中の環境や未来に対する意識を変えるのが自分たち缶メーカーの使命「いくらエコだと言っても相手の方がその魅力を感じられなければそれはただの押し売りになってしまいます。しかし一方で、何もしなければ缶製品の魅力が自然に高まっていくこともありません。側島製罐ではまずは缶メーカーとしての覚悟を世の中に見せることから始めなければいけないという結論に至りました。今はまだ低CO2の缶容器への魅力は十分ではない状況ですが、既に販売実績がある自社製品にグリーンスチールを全面採用することで少しでも多くの方にその存在を知ってもらい、缶が地球や未来のことを考えるきっかけになってくれたらと思っています。缶製品に対する信用を地道に作っていくことが、「宝物を託される人になろう」という側島製罐のビジョンを実現することにも繋がると信じています。」







「NSCarbolex(R) Neutral」とは
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97482/11/97482-11-221731a5142c8166f55d31d143ff5a37-770x162.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


NSCarbolex(R) Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)※とは日本製鉄が提供する低CO2鋼材で、マスバランス方式を活用し鉄鋼製造プロセスにおけるCO2等の温室効果ガス(以下、CO2)排出削減量を割り当てた鉄鋼製品のことを指します。今回は、側島製罐の自社ブランドで製造販売する全17色6形状のカラフルなスチール缶容器「Canday(キャンディ)缶」に当該鋼材を採用することで、原材料の製造や調達などのバリューチェーンにおけるCO2排出量(Scope3)削減に貢献するとともに、世の中の環境に対する意識を変えていきたいという缶メーカーとしての想いがあります。今回の鋼材の導入により、側島製罐の主力商品であるCanday缶は従前の90%を超えるスチール缶としての高いリサイクル率を持つことに加え、更に低CO2のエコフレンドリーという価値が付与されることとなります。

※NSCarbolexは日本製鉄の登録商標です。



▶側島製罐株式会社について
社名:側島製罐株式会社
所在地:愛知県海部郡大治町西条字附田89
代表者:代表取締役 石川貴也
事業内容:一般缶の製造販売・プレス加工
資本金:4,900万円
創業:1906年4月
法人設立:1942年7月28日
HP:https://sobajima.jp/



▶参考リンク
【国内初!】缶メーカーの側島製罐が日本製鉄の低CO2鋼材「NSCarbolex(R)Neutral」を国内で初採用。老舗缶屋が日本製鉄とタッグを組んで、缶の魅力を更に高めるエコフレンドリー缶を企画!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000097482.html

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください