「2013年参議院選挙にかかわる2番組(関西テレビ『スーパーニュースアンカー』、テレビ熊本『百識王』)」について、BPOが意見を公表

PR TIMES / 2014年1月8日 15時39分

2013年参議院選挙にかかわる2番組(関西テレビ『スーパーニュースアンカー』、
テレビ熊本『百識王』)」について、BPOが意見を公表
http://www.bpo.gr.jp/?p=7043&meta_key=2013


 放送倫理・番組向上機構[BPO]の「放送倫理検証委員会」は、関西テレビのニュース番組『スーパーニュースアンカー』(ネット選挙解禁に関する特集企画で、特定の比例代表立候補予定者だけを紹介)とテレビ熊本の情報バラエティー番組『百識王』(投票日当日の放送に、比例代表候補者がVTR出演)の2番組に関して、2014年1月8日(水)、放送倫理違反があったとする意見を公表しました。

■概要
インターネットでの選挙運動解禁についての特集企画で、自民党から比例代表選挙の立候補予定者になっていた太田房江元大阪府知事だけを紹介した関西テレビのニュース番組『スーパーニュースアンカー』(6月10日放送)は、放送の翌日、同局の報道局内から問題があるとの指摘があり、1週間後の同番組内でお詫び放送を行いました。

また、参議院選挙投票日当日の午前中に、テレビ熊本が放送したバラエティー番組『百識王』(7月21日放送)の「大企業のトップが持つ手帳」というコーナーに、自民党の比例代表選挙の渡邉美樹候補がVTR出演していたことが、放送の2日後に熊本県内の他の民放局からの指摘で明らかになりました。

■委員会の判断と「提言」
このような問題について、当委員会が審議を行うのは初めてではなく(「参議院議員選挙にかかわる4番組についての意見」(※1)委員会決定第9号、2010年12月2日)、その後2013年4月の委員会でも、参院選を控えて注意喚起を呼びかける「委員長コメント(※2)」を公表しています。選挙にかかわる類似の問題が繰り返される原因はどこにあるのか、果たして注意喚起を重ねるだけでそれを防ぐことはできるのか、委員会は今回、こうした疑問を検討した上で、放送と選挙の関係について再考し、審議を行いました。

そして本日、放送倫理・番組向上機構[BPO] 放送倫理検証委員会(委員長・川端和治)は、この2番組に関して、選挙の公平・公正性を損なう放送倫理違反があったと判断した上で、「委員会は、このように類似の事案が繰り返されたことに強い関心を向けてきた。そしていずれの放送でも、本来問題に気づくべき人が、それを適切に認識できていなかったことを確認した。選挙はこれからも繰り返し行われる。こうした事案を二度と引き起こさないためには、一人ひとりがどのように意識を高め、放送局はどのような対策を組織的に講じればよいのだろうか。やや踏み込んだ提言であるが、今回の事案の当事者のみならず、放送業界全体において、選挙に関する放送倫理違反の問題の再発を防ぐために共有してほしい事柄を、(以下に)記しておきたい」として、“こころの秤(はかり)をイメージしよう”、“組織や陣形を整えよう”などの「提言」を含む意見を、関西テレビとテレビ熊本に通知、その後、記者会見を開いて公表しました。
※1 http://www.bpo.gr.jp/?p=2819&meta_key=2010
※2 http://www.bpo.gr.jp/?p=6450&meta_key=2013%23h_02#h_02

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