あの日から3年 KnK岩手の今
PR TIMES / 2014年3月12日 9時14分
国境なき子どもたち(KnK)は、東日本大震災発生以降、主に岩手県で青少年の居場所づくりや地域拠点の再生を支援してきました。皆さまのご支援で、今後も2016年春までは東北の子どもたちに寄り添い、活動を継続する予定です。
2011年3月11日から3年の月日が経ちました。
皆さんはどんなとき、あの日のできごとを思い出すのでしょうか。
春を迎えようとする季節
膨らみはじめた桜のつぼみを見たとき
卒業式の音楽を耳にしたとき
車のガソリンが無くなりそうなとき
電車に遅れが出ているとき
コンビニの商品が品薄なとき
大切な人からの連絡を待っているとき
ふと見た時計が14:46を指していたとき
それとも一年に一度、「3月11日」でしょうか。
年月が経てば辛い記憶は消えていくものです。
現在ではがれきだけでなく、建物の基礎も撤去されて草が生い茂り、
元の街の様子は、人々の記憶から失われつつあります。
その一方で「被災地」の子どもたちは今もなお、
「あの日」が終わっていないことを伝えるものに囲まれて生活を送っています。
国境なき子どもたち(KnK)はこれまで、岩手県を拠点に活動を続けてまいりました。
これらの活動は、ご支援くださった皆さまのお力で実現することができました。
支援活動の中でKnKは、教育委員会や市町村役場の皆さまをはじめ
地域の方々、学校の先生方、そしてたくさんの子どもたちに出会いました。
その姿は皆たくましく、励ます側の私たちをも勇気づけてくれます。
皆さまから寄せられた支援のお気持ちは、現地で確かに形を変えて復興のために使われております。
確実に前には進んでいますが、できること、やるべきことはまだ山積みです。
これからも「あの日」を忘れずに、どうか見守ってください。
■ 皆さまの継続的なご支援が、東北の子どもたちを支えます
https://www.knk.or.jp/donate/net.html
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