一過性バズではないUGCを生みだす仕組みをつくる“SNS GROWTH PARTNER”を結成
PR TIMES / 2019年11月21日 12時35分
SNSマーケティングの「ホットリンク」と「エードット」 が共同で事業を開始
コンサルティング、ブランディング、PR&プロモーションを一貫して行うアドベンチャーカンパニー「株式会社エードット」(本社:東京都渋谷区、証券コード:7063、代表取締役:伊達晃洋、以下エードット)は、SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、代表取締役会長:内山幸樹、以下ホットリンク)と一部業務を共同で行うことに合意し、2019年11月1日より、SNSのグロースに貢献するサービス「SNS GROWTH PARTNER」を設立いたしました。
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グロースハックによるSNSのマーケティングのプロフェッショナルである「ホットリンク」と、企画・開発・PRを主軸に、話題になる施策を作り出す「エードット 」とのコラボレーション。「SNS GROWTH PARTNER」として、あらゆるブランドのSNS成長に貢献していきます。
ホットリンクが提供するSNSマーケティングツール「BuzzSpreader」を駆使したデータ解析から、UGC(User Genelated Contents)を生み出す施策を打ち出します。「企画はバズったけど、効果が継続しなかった」というありがちな悩みを解決し、一過性のバズ企画ではない成長を生み出すサポートをします。
SNS GROWS PARTNERの特徴
1.データに基づいた成長をつくること、話題をつくる企画の掛け合わせの提案
2.一過性のフロー型ではなく「ストック型のマーケティング」
3.一方的なプッシュ型ではなく、ユーザーが投稿する「UGC型のマーケティング」
MIBON GIRLS POWER
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その最初の取り組みとして、株式会社 MILBON 様のパートナーとなり、「MILBON GIRLS POWER」という企画を実施しています。本企画は『GIRLS POWER』のコピーの元、“髪と人生” にまつわるインタビューをしていく企画です。本オープンは11月末となりますが、先駆けてMILBON ICONIC GIRL を募集する企画を実施。SNSコミュニケーションにより 600名以上の応募を獲得しています。企画とSNSマーケティングを掛け合わせ、本ローンチでは更なる成長を生み出していきます。
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牧野「いきなりとても失礼なことを言ってしまうのですが、最初ホットリンクさんって"具体的に何をされてるんだろう"っていうのがパッと見でわからないの・・・エードットもよく言われますけど笑」
飯高「株式会社ホットリンクという会社では、SNSなどで蓄積されたビッグデータの分析を軸に、クライアントさんの販売促進・認知拡大に繋がるプロモーションサービスを支援するような仕事をしています。その中でも、UGC(User Generated Content)を発端とするTwitterでの一連の口コミが拡散する流れのことを「ULSSAS(ウルサス)」と呼んでいて、僕たちはこの循環が重要だと考えています。「ULSSAS」とは「UGC⇒ Like(いいね)⇒ Search(SNSで検索)⇒ Search(Yahoo、Googleなどで検索)⇒Action(行動・購買) ⇒Spread(拡散)」と、一連のユーザー行動の頭文字を取ったものですね。例えるならば、僕らがつくっているのは道路なんです。その道路の上を走る車が、軽自動車だろうが、外国製の高級車だろうが、そもそも道路がガタガタだったらスピードは出ませんよね。その車本来のスピードを出して進んでいけるように、事前に道路をちゃんと均してあげるのが僕たちの仕事です。つまり僕らがソーシャルメディアやビックデータの分析をすることで、口コミが出るベースを事前につくり、実際に情報発信をした時により広く人に伝わっていくためのインフラをつくるというのが僕たちの仕事です。」
牧野「飯高さんの著書"僕らはSNSでモノを買う"を読んで、とてもよくわかりました笑 うなずくことがとても多く、とくに"いいものが自発的に広がる世の中になった"という点が僕らの思想と完全に合致しています。エードットも、従来の広告のマスビジネスではなく、SNSを基点に広がるようなクリエイティブを生み出していく会社です。SNS時代の広告を追求していきたいと思います。でもどうして今回、弊社に声をかけてくれたのでしょうか。」
飯高「そもそも僕たちの会社(ホットリンク)のクライアントさんで、ずっとソーシャルメディアにまつわるマーケティングをお手伝いしている企業があるのですが、今回その企業さんが、「ブランディングも含めて何かキャンペーンをしたい」という依頼がありました。ところが僕たちは、そういったブランディングとかキャンペーンという部分に関しては何もお手伝いができないんですよね。だから誰かと一緒に組んでやるしかない。そう思った時に、真っ先に牧野さん(株式会社カラス代表)の顔が浮かんだんです。それですぐに僕から牧野さんに連絡したら、5秒で「いいですね」と返事が返ってきて(笑)さっそくホットリンクとカラスで手を携え一緒にやっていこうという話になったんです。」
牧野「そうでしたね。即答でした。でもどうして、僕らエードット(カラス)を選んでくれたんですか?」
飯高「僕個人の考えをお話しすると、広告やマーケティング業界に限らず、今の世の中の課題って「お金があるから何かできる」っていう考えから離れられていないことだと思うんです。「お金がなくてもプロモーションはできるし、プロダクトが良ければ儲かるはずだ」という文脈が一番重要なのに、「プロモーションをするにはまずお金が必要だ」みたいな発想から離れられずに、「お金をたくさんかけて見せ方をうまくすれば儲かる」と考えてしまうのは、大きな間違いだと思うんです。それに対してエードットという会社は、従来の考えに縛られることなく、柔軟にお仕事をされているなという印象を僕は受けていまして、その部分で僕たちの考え方と一番合うと思ったんです。あとは、単純に牧野さんのTwitterを知っていたので、牧野さん自身のものの考え方だったり、人となりを知っていたっていうのも大きかったですね。」
牧野「僕らも同時に、企画はつくれるし、話題をつくることはできるけれど、SNSの定量的なマーケティングまではたどり着けていなくて、そこを一緒にできたら強いだろうなとすぐに思いました。一過性の話題ではなく、話題をつくって、SNSにフォロワーとしてストック(資産)していく構造がつくれたら、これはとても意味のあることだなと思います」
飯高「人となりって一番重要ですよ。まあ本音を言うと、僕が今年の1月にこの会社に入社した時には、自社でブランディングやPRができるような機能を持ちたいと思ったんです。でも実際にやってみようとした時に、やっぱりうちの会社の中で全部をやるのは無理だなと実感しました。「誰がディレクションして、誰がデザインして、誰がコピー書くの?」ということを考えた時に、これはうちの会社じゃできないから一緒に組んでやってくれる人を探したほうが早いと思い、牧野さんに声をかけさせていただいた、というのが本音ですね。」
牧野「組織全部をつくるのって大変ですよね。」
飯高「実際、手をつないじゃったほうが案件も早いじゃないですか。僕らにできない部分は誰かに助けて貰えばいいけれど、逆に僕らじゃないとできないこともある。例えば、御社でプロモーションをやったとして、そのプロモーションが良かったか悪かったか効果分析しようと思っても、目の前にあるデータを使って定量でしか分析できないと思うんです。でも僕たちホットリンクはそのデータ分析を得意としているので、様々な角度からデータを分析し、プロモーションを行った結果についてちゃんとレポーティングできるので、素早く次のアクションへと移ることができるんです。」
牧野「完全にTwitterを科学しているんですね。実際、広告の世界ってまだまだ科学できてないんですよね。マスメディアの時点でそうですけど、SNSも全然なくて、僕らも企画する時って、シンプルにそれが面白いかとか、ブランドに貢献できるかとか、そう言うところまでしか考えないので、そこを科学的に広げられるような設計があればいいですね。SNSの企画自体も定期的にはやってますが、実際にプロモーションを行った後の効果検証までできているかというとそうでないのが現状で、検証しようにも、「投稿のインプレッション数がどれくらいだったか?」っていうことくらいしか僕らには測れないので、そのプロモーションの効果がどれだけあったかということについて、もっと精緻に知ることができたらなとは思います。」
「僕も広告の仕事は10年やってますけど、博報堂を辞めた1番の理由は、今の時代「マスである必要がなくなってきた」ということなんですよね。僕らから上の世代の人たちって、マスメディアの世界で生きてきた人たちがまだまだ割合としては多いと思いますし、マスはマスでちゃんと意味があるから、そこは上の世代の人たちに任せればいいと思っています。一方で、今の時代って面白いことをしたり、いいものをつくったりすれば、SNS上などでちゃんと「みんな」が広めてくれる世の中に変わってきたなと思っていて、特にこの5年くらいで、急速に変わったなと思うんです。
広告業界って「1億ないと何もできませんね」みたいなことが平気で言われるような業界なので、僕もそこは飯高さんと一緒で違和感を覚える部分ではあります。だからこそ、本当にいいものをつくって、きちんと面白いものを生み出していきたいなと思っているので、早く一緒にやりたいです。」
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