アイ・グリッド・ソリューションズ子会社 株式会社アイ・グリッド・ラボで研究チーム発足
PR TIMES / 2020年10月29日 17時45分
AIとIoTを活用したVPPプラットフォームの構築で 脱炭素社会の実現を目指す
CO2削減と経済性を両立させるグリーンテクノロジーを推進する株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ(代表取締役社長:本多 聰介、本社:東京都千代田区、以下:アイグリッド)は、2020年7月に株式会社アイ・グリッド・ラボを設立し、VPP※の構築、推進に必要な予測技術と遠隔制御技術の向上を主たる目的とした研究機関として、10月よりチームを発足し本格的に稼働いたしましたのでお知らせいたします。
具体的には、太陽光発電の発電量予測、地点ごとの電力需要予測の精度を向上させて、VPP拠点で創出される各拠点で消費しきれない太陽光発電による余剰電力量を、AIを用いて正確に把握できるようにします。また、上記解析データに基づいて、蓄電池、電力消費機器(空調や照明設備)を効率的に制御するIoT技術も併せて向上させることにより、気候や日照条件に左右され出力が不安定とされる太陽光発電による再生可能エネルギーの有効活用に繋げます。
また、アイグリッドグループのVPPJapanが保有する多くのVPP拠点を研究対象とすることで、実地検証を速やかに行うことを予定しています。
グループ間で連携し、アイグリッドの事業ビジョンである「VPPプラットフォームの構築」をテクノロジーの力で推進していきます。
菅義偉首相が10月26日の所信表明演説の中で、温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標を宣言しましたが、脱炭素社会の実現に向けては電力システムの大きな変化が求められており、実現に向けた一つの解(施策)としてVPPネットワークへの注目が急速に高まってきています。
再生可能エネルギーの中で太陽光による発電電力量は約7%を占め(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所)水力発電の次に多い発電電力量となっています。
VPP拠点の太陽光発電による電力は、送配電網と切り離した自立電源としても機能するため、多発・甚大化する自然災害時のバックアップ電源としての役割を担うことも可能であり、再生可能エネルギーの増加と併せて地域のレジリエンス強化にも大きく貢献すると考えています。
アイグリッドでは、エネルギーを「創る」、「活かす」、「減らす」、「繋ぐ」をコンセプトにエネルギーサービスを提供してまいりました。
[画像: https://prtimes.jp/i/43561/12/resize/d43561-12-224147-0.png ]
2018年よりAIによる電力使用量予測と「ナッジ」を活用した省エネ行動促進する、エネルギーマネジメントシステム「エナッジ」の開発、空調自動制御システムとして「エナッジ AiR」を開発し、電力使用量削減を促進してまいりました。また、アイグリッド子会社である株式会社VPP Japanでは電力使用場所に自家消費型太陽光発電所を普及させる事でCO2削減に寄与しております。
アイグリッドグループとして、再生可能エネルギーの普及と電力使用の削減という両軸で電力使用の最適化を推進してまいりました。
これまでのノウハウを元に需要と発電双方の電力情報を解析し、制御技術の精度を高め、効率的な分散型再エネ電源マネジメントシステムの構築を目指してまいります。
※バーチャルパワープラント
<会社概要>
会社名:株式会社アイ・グリッド・ラボ
代表者:代表取締役 秋田 智一
所在地:東京都千代田区麹町三丁目7番地4
設立日:2020年7月13日
資本金:9百万
事業内容:
省エネルギー、CO2削減に関する事業開発、システム開発、商品開発業務
空気調和制御機器、装置及びシステムの開発、設計、製造、販売及び情報提供サービス
再生可能エネルギー発電システム及び関連機器の開発、製造、販売および輸出入
電気工事、電気通信工事、機械器具設置工事、その他建設工事の設計、請負、施工及び技術サービス
データマイニング、テキストマイニング、人工知能、数理科学、統計学を用いたデータ解析、解析システム構築、AIアルゴリズムの構築
その他前各号に掲げる事業に附帯又は関連する一切の業務
《主要メンバー》
・取締役 達下幸治
IoT・制御の技術領域を担当・推進
基幹系業務アプリケーションSEを経て、空調・照明等電気設備の制御システムを開発。ソフト・ハードウェア、通信、電気工事における知見・技術を持つエンジニア。
・取締役 岩崎 哲
AI・デジタルの技術領域を担当・推進
15年間、ビッグデータ・AI・DX業界にて、研究開発・事業開発に従事。事業の立ち上げ・組織運営やAIの技術開発・顧客プロジェクトのマネジメントを担う。
■株式会社アイ・グリッド・ソリューションズについて
アイ・グリッド・ソリューションズはビジネスと暮らしの電力コストを削減。AIによるエネルギーマネジメント、企業や家庭向けの電力供給、太陽光発電によるVPP事業を展開し、分散型電源を中心としたエネルギープラットフォーム構築を目指します。
■ 社名: 株式会社 アイ・グリッド・ソリューションズ
■ 本社所在地:〒102-0083東京都千代田区麹町3-7-4
■ 代表者:代表取締役社長 本多 聰介
■ 資本金:資本金:480百万円(2020年8月末)
■ 従業員:100名
■ 設立:2004年 2月
■ 会社HP:http://www.igrid.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「令和5年度 蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業」の成果を報告
PR TIMES / 2024年5月10日 15時10分
-
JA三井グループ、蓄電池併設型オンサイトPPAサービス開始のお知らせ
共同通信PRワイヤー / 2024年5月8日 15時59分
-
蓄電池併設型オンサイトPPAサービス開始のお知らせ~効率的な再生可能エネルギーの活用、地域の防災拠点構築を促進~
PR TIMES / 2024年5月8日 15時0分
-
アイ・グリッドグループ VPP Japan 稼働施設累計145社863施設/発電容量200MW突破
PR TIMES / 2024年4月25日 18時45分
-
“VPP(仮想発電所)”がアフリカ経済発展の鍵に?Asobaがアフリカの送配電網改革に挑む
Techable / 2024年4月15日 15時0分
ランキング
-
1「日本国債」の紙くず化がとまらない…雪だるま式「借金地獄」から日本が抜け出せない根本原因【経済のプロが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月11日 11時15分
-
2年賀状は過去最大17%減、2023年度の引受数…「ゆうパック」はヤマト運輸と協業で増加
読売新聞 / 2024年5月11日 20時22分
-
3ヨーカドーの跡地が「世界最大級の無印良品」に…過疎地の商業モールを復活させた「社会的品揃え」の魅力
プレジデントオンライン / 2024年5月11日 9時15分
-
43期連続減益に沈むヤマト「強気計画」に漂う暗雲 2024年度は荷物量回復で巻き返しを図るが
東洋経済オンライン / 2024年5月11日 7時30分
-
5【閉園騒動から再出発】「ラブライブ!聖地」水族館、新社長が語った苦悩「従業員は大量解雇」「マイナスからのスタートです」
NEWSポストセブン / 2024年5月10日 19時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください